サポート詐欺被害額予想。実際のサポート詐欺画面。サポート詐欺が減る理由など

2026.09.03
サポート詐欺

 ここのところ、マイクロソフトのサポート詐欺絡みの事を書いてますが、被害件数が増えてるなどの報道記事を見たので、このページでは2026年の被害予想額や、実際のサポート詐欺の画面が見れる動画や私の考察などを紹介し、ただ危機を煽り恐怖感を与えるのではなく、サポート詐欺を正しく認識する事で、被害者を減らす事に少しでも貢献できればと思っています。

今年のサポート詐欺の被害額は減る?

 警察庁発表の昨年2025年の特殊詐欺全体の被害額は前年比96.7%増の1414億2000万円となり、日本国内の詐欺被害が爆発的に増加してるのがわかります。
その中でサポート詐欺の被害総額は14億9000万円と前年度比48.1%増加。

そこで今年2026年上半期の結果を、警視庁の”令和8年上半期における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)”よりピックアップ。

架空料金請求詐欺の項目の中の、サポート詐欺の”サポート名目”の件数は735件で被害額は8.3億円となっている。
同様に2025年上半期は9.6億円なので割合では86.4%と今年は減少傾向と見れる。

この比率を、2025年年間の被害額14.9億円にかけると今年の被害想予想額約12.9億円が出ます。

あくまで簡易的なもので、現在の方向性的なものがわかる程度のものでしかありませんが、被害額は大幅には減少していませんが、減少傾向にはあると言えそうです。

サポート詐欺が危険な理由

 おさらい的ですが、ウィルスに感染されたと騙されてるからではなく、相手があなたのパソコンを遠隔操作し、主にあなたの銀行預金やクレジットカード情報を盗むから危険なんです。下手をすればあなたの全財産が根こそぎとられかねないと言う事です。

企業などは億単位で被害にあうケースもあるので、興味があればウェブ検索などで調べると良いかと。

なぜサポート詐欺に引っかかるのか?

 マイクロソフトの名前で、大音量の警告音と偽の警告画面が出るので、普通に人なら信じてしまうと言うのが一般的な解釈ですが、それよりも、このような詐欺のような画面に遭遇した事がなく免疫が無い事が一番重要だろうと私は思います。

本当にウィルスに汚染されてたら、ウィンドウは閉じれないし、最悪再起動してもまたウィルスの画面になるので、少し冷静に考えれば、ブラウザで簡単に閉じれるこんなものはウィルスでは無いと言うのはすぐわかります。

そういった免疫や経験が全く無い人が、慌ててしまって騙されるだけだろうと私は思います。

サポート詐欺に引っかからないためには?

 遭遇しても慌ててしまって本当に電話などしないように、実際の動画を見て、予め免疫をつけておくのが一番ではないかと思うので、実際の被害のリアルな話も含め、幾つかシンプルでわかり易く、短くてすっと見れる物のみを紹介します。

他の広告同様に開いてみて「思ってたのとは違ったなぁ」程度の感覚になればいいのではないでしょうか。

ノートPCで実際のサポート詐欺の画面を開いてるだけの1分ほどの短い動画です。

女性の声で色々警告的な事を言ってますが、ブラウザのタブを閉じれば終わりです。こんな程度のもので、大したものでは無いのです。

こちらはコンピュータケア愛媛さんがYoutubeにアップロードされたものです。

こちらは「詐欺なので無視しましょう」と言う事と強制終了を紹介してる1分48秒の短い動画です。

サポート詐欺は基本的にJSで動作してるので終了したら終わりですが、ブラウザの復元機能などを利用してしまうまだビギナークラスの人なら動画で紹介されてるようにキャッシュも削除したほうがいいかもしれません。

TOKYO MX 報道局による、サポート詐欺で400万円の被害にあった男性の証言の映像3分25秒。

一般の60代の会社員が、どうして詐欺にあってしまったかを生々しく語ります。

このような事に免疫が無く、怖くなって助けてくれた(と思ってる)詐欺師を完全に信じ切ってる事がわかります。

熊本RKK サポート詐欺で1億円の被害にあった天草市の企業の再現映像を紹介する約2分のニュース動画

よくある代表的な企業や公的機関がサポート詐欺の被害にあうパターンと思います。

ただ、今年3月の時点では、昨年を大幅に上回る被害件数だったので、急速に被害は減少傾向にあると言えそうです。

サポート詐欺が減る可能性を考察

なぜサポート詐欺広告はすぐには減らない?

 Adsenseの管理画面で詐欺広告を日々ブロックしまくってるユーザーの一人としては、体感的には、全体としてはピークを超えて減少傾向にはあるように思います。

しかし、GoogleのAdsenseをはじめとした広告ネットワークに関連した企業が、AIなどの投資で莫大な費用がかかるなどで収益の柱である巨額な広告収入を減らすような事ができないため、サポート詐欺広告は一気に減るということにはならないと思われます。

ただ、同じ広告枠を嫌った大口の大企業などが契約を解除する傾向が増えると、見直す方向性が顕著になるのではないかと思われます。

それと、大量のアクセスのあるテレビや新聞などのマスコミ系サイト、信頼性の高い専門系のサイトで、サポート詐欺広告のチェクをおそらくやってないのでは?と言うサイトも結構あるので、踏んでしまう人は相変わらずいるのではないでしょうか。

(マスコミが協力してくればいいんですが、おそらく大きな収入源になってるので、無理かなぁと言う気が…)

サポート詐欺はひっかかり難くなっている

 誤って踏んでも、以前なら、ブラウザの閉じるで閉じれず再起動も必要な場合もあったり、大きな警告音が出たり、音声も流れたりもしましたが、今はブラウザが進化したので、同時に幾つもポップアップで開いても、何も音声は出ませんし、全部ブラウザの閉じるで閉じれます。

普通に「出たね」と閉じるだけです。

広告のあるウェブページを見る人が減ってる

 これは広告収入に依存して運営している大多数のウェブサイトにとって危機なんですが、広告の無いサービスを中心に利用する傾向が強くなってる事や、ウェブ検索でもAIの回答だけ見て終える人も増えてるように思います。

サポート詐欺の認知が進んでる

 サポート詐欺と言う名称が一般化してきてる事が示すように、あの画面を見て”ウィルスに感染した”ではなく(広告に騙されて)”詐欺のページを開いてしまった”と認識する人が増えてる事で、詐欺の被害件数が減少しているように思われます。

ただ、サポート詐欺に限らず、詐欺の注意を促す公的機関はわかりにくく最新の情報でも無いので、それらだけ見てる人はリスクがある事は承知しておいたほうが良いでしょう。

詐欺の業者は儲からなくなったらやめる

 この詐欺は効率が良く一発当たれば大きく、警視庁も犯罪組織を撲滅できないなどの海外の業者がやってると考えています。因みにフリーダイヤルのオペレーターはインド人が多いようです。

しかし、広告を出しても審査で落ちる率が高くなり、「次へ」「見る」「詳細」「次へ進む」「続きはこちら」などの広告を見ても詐欺広告と認識され、広告を踏んでも詐欺広告とスルーされる事が増えれば、コストだけ増加し赤字になり、いずれ撤退するのは目に見えています。

サポート詐欺のようなウィルス感染などの偽装の詐欺に引っかかりにくくなるには?

 サポート詐欺に騙されなくするには、前述のように、どのような物か免疫をつけておけばリスクが減る事は承知頂けると思います。

では、新たなオンラインの詐欺などが出た場合はどうする? サポート詐欺が儲からなくなったら、サポート詐欺の画面を全く新しくして違う形で詐欺をしてくるのは目に見えています。

本来このような物は、ウェブをちゃんと見てれば、自ずと免疫がついて、詐欺などの被害などにはあわないと私は思っています。

 世の中には、安全と認識できる大手サイト以外は危険と思ってる方も大勢いるような気がしますが、あれはただの囲い込みによる収益増加を狙ったもので、前述のように、サポート詐欺広告を放置してる大手マスメディアが少なくないので、被害者が相変わらず多いのではないでしょうか。

私は、1日に(延べ数)数百から1000近いウェブサイトにアクセスしてると思います。例えば、無料占いの今月の運勢などのページの掲載サイトの更新チェックでは、1回の作業だけで最大400件以上のサイトにアクセスし、目視で確認する作業を行います。

もちろん、一般的に注意とか危険とかされるような、かなりアヤシイサイトにアクセスする場合は専用のアカウントに変えた上でシークレットモードなどは使いますが、これは例外的なもので、一般のサイトは普通にブラウザでアクセスしていますが、ここ10年で特に問題になった事はありません。

他方、プログラム類のダウンロードはかなり注意を払い、場合によっては別の専用PCで十分に動作確認してから、メインPCで利用するほど慎重なほうです。それからするとウェブの閲覧は遥かに安全だからです。

 ニュースサイトを見ていても、事件の真実の姿がわかる訳でも無いし、ましてやウェブで起きてるいろんな事の全てがわかる訳でもありません。

ハルシネーションも起こすし忖度もするAIに聞いても、真実が全て正確にわかる訳ではありません。

日々いろんなサイトをアクセスし、見識を広め、自分で考える習慣をつけ、いろいろな免疫をつけておくことで、私はこういった詐欺被害からも身を守れる事ができるのではないかと考えています。

無料サイト集 Kooss (run)記

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