高齢者世帯の自宅リフォームの前に、格安中古物件探しのススメ

2026.08.08
高齢者向き格安中古物件

 私は、高齢の親世帯と同居する為に中古の2世帯住宅を探して、現在姫路に同居しています。

引っ越して同居するまでの過程で、実家の両親は老々介護で、家の様々なリフォームや介護や医療関連のサービスを利用していて、結構お金がかかるのを実感しています。

例えば、お風呂,トイレ,水回り,玄関,地震対策関連などのリフォームや、エアコンなどの取り替え、散歩や買い物などの介助サービスの自己負担、自宅のお風呂が入浴できなくなった事で部屋で電熱でお湯を沸かして入浴する為の費用などがあります。また、ネット環境があっても高齢者にはリスクがあり過ぎてネット通販などができないので、使い捨ての市販の介護用品などはネットの数倍の価格で介護サービスの業者から定期購入の契約をしますし、不要とわからず製品のレンタルも行う場合もあり、これらの総額が結構な金額になります。光熱費だけで月額5万円以上かかる月も多かったと思います。

また、高齢者なので、特殊詐欺や諸々の犯罪などの被害にあわないように、チェックする必要もありますし、年寄だからと、いろいろと適当にあしらわれないように、私が付き添う必要がある場合などもあります。

これらは私が2世帯住宅で同居する事にした理由の1つにもなっていますが、仮に親と同居しない方でも、両親が今の自宅をリフォームするよりも安く、しかも生活も全ての点において楽になるかもしれない方法の1つが、快適に暮らせる高齢者向きの格安の中古物件を徹底的に探す事です。

高齢者向きの中古物件が格安で見つかる理由

 理由は比較的簡単です。要介護などの高齢者が住んでいた家が格安で見つかるんです。

安く売る理由は、老々介護できる年齢を超えて施設に入って早く売りたいとか、亡くなられて相続された方が早く売りたいなどと思われます。

新築で建てた場合は、一般の住宅よりも遥かに高額な高齢者向き住宅が、中古で探せば、逆に遥かに安く見つかるケースが少なくも無いと思います。

高齢者が住んでいた家なので、高齢者が住みやすい

高齢者が住みやすい高齢者が住んでいた家

 要介護や要支援などの高齢者が住んでいた家だと、お風呂や水回りに玄関など高齢者が使い易いようにリフォームされていて、バリアフリーで段差が無く要所に手すりや棒などがあるなどの使い易さで、手を加える必要が殆ど無いケースが多いように思います。

しかも長年高齢者が住んでいて使い易いように工夫しているので、頭で考えるよりも遥かに実用性の高い家の場合もあると思われます。

あと、車椅子や風呂用の椅子や介護ベッドなど介護用品をそのまま置いていたりするので、流用できるケースもあると思います。

高齢者が長く居住していた地域は、高齢者が過ごしやすいのでは

 身寄りも無く無理して暮らしてる世帯もあるでしょうから、一概には言えないでしょうが、高齢者が老々介護などでも長く生活できていたと言う事は、足が悪くてもさほど負担にならず歩いていける場所にスーパーがあったり、高齢者に優しい街であったり、介護関連のサービスも意外と充実していたり、と言う可能性が高いように思われます。

この辺りは、物件情報のエリアの確認や、GoogleのGogle mapやStreet Viewなどで確認すれば、実際に現地に行かなくと、おおまかなポイントはすぐわかるように思います。

また、一般的に高齢者が住みやすい環境である事に加え、他の家族や親せきが今以上に、近くてアクセスし易い場所になるなどの条件が入れば、特に安心できるように思われます。

具体的な金額で言えば、500万円以下でも見つかる

500万円以下でも見つかる高齢者向き格安中古物件

 各物件検索サイトで丁寧に調べればわかりますが、地方で木造建築でも良いなどの条件なら、家自体の築年数は50年以上前でも、しっかりリフォームをしていて高齢者でも住みやすい生活し易く、庭も広い家はかなりあると思って良いと思います。

築年数が50年以上の木造建築はしっかりした物であっても、建物の価値がゼロとみなされ、ほぼ土地代だけ(実は土地代よりも安いケースも多い)なので、かなり割安になります。

ただ、JR等の電車の駅に近く公共交通機関が便利な人口の多い都市に限定すると、土地代が飛躍的に上がるので、数は極端に下がり、地域によっては全く見つからないかもしれません。でも、通勤や通学をしない高齢者はそんなに公共交通機関は重要でも無く、たまにしか使わないならより便利なタクシーでいいので、必須条件にはなり難いんです。

もし、最近1度も物件検索サイトを利用してないなら、都市部の不動産価格が上昇している反面、地方の古い家屋がやたら割安感があるのを理解できるかもしれません。

例えば、兵庫県内で3〜4年程前に1000万円程度はしたかな?と言う水準の瓦屋根に土塀の塀で囲まれた昔のちょっと立派なお屋敷風の中古の木造建築の家が、今は500万円前後かそれ以下でも見つかる事があります。今が最安値なのか、それともまだどんどん安くなるのかはわかりませんが、もし、そんな格安の物件が、誰もが住みやすいコンパクトシティのエリアで希望の条件で見つかれば、かなりお得感が高いと思います。

固定資産税と都市計画税も考慮にいれる

 物件が幾ら割安でも、固定資産税と都市計画税が数十万円もする物件だと、一般的な家庭では結構な負担になります。バブル期などに建てられたRC(鉄筋コンクリート)などの建築物はやたら安いケースもありますが、築年数に応じてかなり安くなる木造建築とは異なり、固定資産税+都市計画税が割高で中々売れなかったりします。

仮に20年も住めば、1000万円程度超えますから、不動産(住宅)価格+諸費用+税金×年数程度で計算するのが良いと思われます。

なので、良い物件があった際に、不動産屋への問い合わせには、最初にこれも聞くのが良いと考えています。

現在住んでる家を売れば、差額で十分に安心できる老後資金にもなる。

 今現在、家が都市部にあれば、高齢者には住みにくくなった上にコストも割高な家(土地)の価格が、希望条件を全て兼ね備えた中古物件よりも遥かに高く売れて、その差額で余裕の老後を暮らせる可能性が高いと思われます。しかも、この場合の家の売却は税金も割安や無税になる可能性(不動産の買い換え特例)があります。

要介護や要支援の高齢者でも住みやすい家と環境になった上に、両親が安心して楽に生きていける老後になる可能性があると言う事になります。

最後に

高齢者向き格安中古物件

 冒頭で紹介したように私は2世帯住宅に住んでいます。その理由の1つは、出来る限り両親に長生きして欲しいので、それが最も効率くできる最善の方法として選んだからですが、他の理由としては、大きな病気を乗り越え長生きしている父の様子を身近で見て、自分も学びとれる部分があるのではないか?と言うのも大きな理由です。

同居するようになって、90代でも尚人間は成長し(おそらく本人目線では)豊かで(おそらく健常者の時以上に感動的で毎日のように)素晴らしい人生を過ごせる事は理解できるようになりましたし、成長の概念や生きる意味への考えなども変わりました。たまに退屈な感じの時もあるようですが、高齢者もと言うか、高齢になるほど自分を生かす為に消費する時間が増え、生きる為に無駄な時間はどんどん無くなり、より真剣に生きてるように思うんですよね。あと、もちろん?健康の大切さも一般的に言われているような事以外でも色々と気づきます。

なので、あっと言う間に要介護や要支援になる親がいる40代〜50代の方向けなどに、今から同居の選択肢を検討して欲しいと言う事もあり、姫路の中古2世帯住宅に住むまでに学んだ、中古物件探しに関する話 と言う記事を書いた次第です。

ただ、世の中同居できない環境の方もいたり、既に子供達とは疎遠だったりで難しいケースも多いんだろうと思います。

特養などの施設に入所と言う選択肢も要介護3以上で無ければ入れませんから、生活しにくくなった家、下手したら大けがしかねない家に住んでいるような高齢者が相談されると、一般的には、サービス付き高齢者向け住宅の賃貸や高額な有料老人ホームなどの提示が多く、パンフレット写真などでは魅力的に見えるかもしれませんが、入居すれば思ってた内容では無かったり、結局住みにくかったりして後悔するケースもあるようです。

そして、さらに高齢になって、要介護や要支援になれば、新居を探すとか家を売るとか、そんな能力などは無く無理な話なので、自分で責任をもって迎える自分の老後、終活の最大テーマとして、生きる事の要になる住居の最適化を早い段階から検討すべきではないかと思います。その中の選択肢に高齢者向き中古住宅を入れる事で、より豊かで健康的で長生きできる有意義で自由な老後になる人も少なく無いのではと考えています。

あと、不動産関連の専門家が紹介する記事だと、あまりにも様々な確認や理解すべき項目が多かったりしてタイヘンで難しく見えてしまい、物件探しも含めて全部不動産のプロに任せたくなる感じになるかもしれませんが、ご商売なので、本当に自分に最適な物件が紹介されるとは限らないですね。完全に終の棲家になるのは間違いないので、プロのアドバイスも重要だと思いますが、いろんな物件を自分で検索してしっかり探して実際に自分の目で見て、最終的に家族皆が納得できる家である事のほうがいいと思います。

無料サイト集 Kooss (Run)記

本日のお勧めページ一覧。※以下は編集室外の内部リンクです。

31403696
BACK
リンクはご自由に(LinkFree)