竹野内豊の缶コーヒーRootsのCMの意味は単なる男女の痴話喧嘩です。

2013.10.16

 竹野内豊出演の、JT 缶コーヒー Roots(ルーツ)のCM しみるぜ篇が、まだまだ話題になっているようだ。掲載してから20日以上経過するが、このCMを見る為に竹野内豊のCM紹介ページにアクセスしてこられる方もまだまだいらっしゃる。
ページでは、既にCMメイキングのページも追加掲載公開しており、ドラマ並みに気合の入った演技と臨場感は、本編CMの倍以上楽しめる。(更に言えば、東京ガスのガスの仮面の「ジ・ターン」のほうが遥かに面白い。東京ガスのCMは、毎回、積極的に全国放送するべきと主張したい位の作品ばかりだが、今回のガスの仮面も最初から飛ばしている。)

この竹野内豊が部長役で出演するRoots(ルーツ)のシリーズ。私にはいつもながら意味不明だ。
意味不明と言うのは、何が面白いのかよくわからないと言う点に尽きる。ゼンゼン面白くない訳ではないが、(そんなに話題になるほどまでに)これのどこが面白いのかさっぱりわからない。(*1)

今回のしみるぜ篇は、一言で言えば、単なる男女の痴話喧嘩で、別にパスタがどうのとか、ペロくんがどうのとか関係無く、自分の事をまっすぐ見ていない彼氏への不満(或いは彼女自分自身への不満)で本音は別にあると言う、古臭い恋愛映画などでも幾度も見せつけられていたような気がする場面なので、なんで、そんなものをわざわざCMにまでするのか、いや、別にそんなCMがあってのもいいのだが、そしていつものように話題になる(と読んで制作サイドはCMを作ってるハズなので)のか意味不明なので、最初にコメントで『個人的には、私はそれが正解だと思いますので、今回も意味不明です』と書いたのですが、案の定、と言うか予想以上に話題になって人気CMにもなって、ウチのCMランキングでも、8日連続1位を達成し、TwitterやG+などで”まさかの8日間連続1位でパスタで女が逃げてペロ君 竹野内豊 Roots”などとも紹介したほどです。

もちろん、竹野内豊のファンが楽しめるCMと言う事で人気が出る事に関しては、シリーズを通して女性目線だとかわいいと思える(筈)の内容ですから、そこはよくわかる作品ですが、金麦バッシングの謎(*2)同様に、私には意味不明です。

しいて言えば、メイキングを見ればわかるように、これは、竹野内豊も共演した女優さんも本気で演技をしていたので、CMなのに見入ってしまって、たった15秒(又は30秒)なのに、普通のドラマのように「なんで、あの女性は怒ってるの?」と疑問を抱いてしまった人が多かったからではないか。と言う所だろうか。

*1:竹野内豊主演のRootsのこのシリーズは、考える人篇 1,2,前を向く篇 1,2,握手篇,そして今回のしみるぜ篇になります。系統としては、仲村トオルや坂口憲二の”Roots飲んでGo”を受け継いだ感じでしょうか。ただ、”間”の取り方などは、劣化しています。明らかに、仲村トオルや坂口憲二の笑いの間や表情のほうがいい。JTのRootsでは、玉山鉄二のガテン系野球軍団がド派手にプロに勝つアロマインパクトのCMが力作で、個人的には一番面白かったですね。

*2:金麦のCM主演の檀れいの設定が色々とありえないのはCMなので当然の事で、要は画面の向こうで帰宅するのを待って家飲みに一緒に酒を飲んでくれるかわいい女性を演じてくれる女優の檀れいがウケただけの話で、昔は皆が若いおねーちゃん達がいる飲み屋に行けた時代もあったけど、今じゃ、仕事のウサ晴らしの酔っ払いは嫌われ、こそっと家飲みで相手はバーチャルって密かな楽しみの時代な訳で、多分、そう言う男として生きにくい時代をあのCMが支えている事で、尋常ではない日本の中高年男性の自殺率の抑止に僅かにでもなっているんだろうなと、最初からそう思っているので、5年以上の間、当CM動画のページでも、毎回積極的に金麦のCMを紹介してきた。 でも、結婚してからもウチのCMランキングで1位になるとは予想していませんでしたね。

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