海外無料サーバーを借りる前の基礎知識

2008.08.04

 くだらない事ばかり書いて無いで、たまには、少しは役立つ事(?)も書いてみようと思い書いてます。多分、国内の海外無料サーバーの情報サイトの中で、最もマメにチェックしているサイトだと思うので、その責任もありますので、或る程度言及しておこうと言うところです。

2008年現在の海外無料サーバーと言う事で読み進めて下さい。(2009年移行もこの通りとは限りません)

基本事項 現在の海外無料サーバー

便宜上、無料サーバーとしていますが、サービス内容から言えば、無料レンタルサーバーや無料ホスティングサービスとしたほうが伝わり易いと思いますが、無料サーバーが一般的な呼称と思われますので、このまま通します。

現在の海外無料サーバーのサービス内容は、 多くで、PHP,MySQL,独自ドメインに対応し、cPanelやVistaPanelなどの高機能なコントロールパネルが標準装備で、Cron設定やアクセス解析等も可能で、複数のサブドメインやメールアカウントの発行にも対応しています。

また、Xoops,Nucleus,WordPress,Zen CartなどのCMS自動インストールに対応し、簡単に即座に、ブログ、コミュニティーサイト、ショッピングサイト、アルバムサイトなどが構築できます。(但し、殆どで日本語非対応の英語版と思われますので、正式に運用されるのならば、手間はかかっても、各公式サイトから日本語版をダウンロードしてインストールされる事を推奨します。)

最近は、Perl対応の海外サーバーは少なめですが、特殊な事をしなければ、言語はPHP+MySQLだけでも十分な状況ですので、この仕様のサービスが増加しているのでしょう。

もちろん、容量も大容量化が目立ち、数GBや無制限と言うサービスも少なくありませんし、(一定の制限はあるかも知れませんが)取得したページに、広告が全く出ない所も珍しくはありませんので、高性能無料サーバーでは無い、単純な無料ホームページの比較に於いても、この部分だけでもかなりのアドバンテージがあります。

海外ですから、ページが重くなるとか、対応がルーズだとか、国内サービスよりも信頼性は低くなるなどは仕方無いですが、それ以外のスペックのみ見れば、無料で高性能レンタルサーバーを借りれると言う事は理解できると思われます。相応のスキルがあって、予想されるトラブルを回避する能力のある中上級者の方、或いは、資金面では余裕は無いが、時間的余裕は十分にあって、スキル向上を目指したいと言う方には、お勧めできると思われます。

海外無料サーバーのアカウント申請時の注意点

まず、フリーメールを利用して下さい。プロバイダーメールでも構いませんが、用心するに越した事はありません。適切なアカウントをお持ちで無い方は、無料メール一覧を参考にどうぞ。

個人情報の登録は、用心しながら行って下さい。有料プランを契約する予定の方や、長期に渡って利用するなどを考慮されている方以外の場合は、本当の事を記載するべきかどうか、適切に判断して下さい。尚、当方の経験上、登録した個人情報が曖昧である事で、利用出来なくなったと言う事はありません。

登録がやたら面倒だとか、有料の独自ドメインの新規取得が必須だとか、(無料での利用にも関わらず)クレジットカードナンバーの登録が必要などのサービスは、避けたほうが無難だと思われます。現在は、借り手市場ですので、貸す気の無いところから無理に借りる必要はありません。時間の無駄だけで無く、リスクも伴います。

アカウント取得後の確認

取得する前でも良いですが、取得した後に、サイト構築を始める前に確認しても遅くはありません。

いかがわしいサービスを行っていないかに注意を払って下さい。ドメイン検索で確認、サービス提供サイトや取得サイトの404ページ(http://ナントカカントカ.鯖屋.com/存在シナイヨコンナナマエ などで故意にエラーを発生)を確認、故意にエラーの発生する軽いCGIプログラムで確認。

などを行い、いかがわしい広告が出現したり、いかがわしいサイトへリダイレクトされるとか、インストーラーが起動しまくってブラクラのようになるなどの場合は、アカウントの削除申請等をしたほうが良いでしょう。

もちろん、利用開始して数日〜数ヶ月が経過した後、或いはアクセスが増え転送量が多くなった場合に、このような状況が常態化する可能性もあります。

また、基本的事項して、サービス内容が本当に有効かなどの確認は行って下さい。コンパネへのログイン、FTPアクセス転送量上限(僅かしかアクセスして無いのにアクセス不能にならないか等)、独自ドメイン関連など、必要最低限と思われる事項は、一通り確認しておくべきしょうで。

サイト運営上の注意

有名どころの国内無料サーバーなどでも過去起きた事ですが、記憶している範囲では、海外サーバーの場合、以下のような事が起きた事があります。

・突然、CGIが使えない、容量が制限される、速度が大きく落ちるなどが生じ、常態化した。
・巨大なポップアップ広告が出現しだして、とてもじゃないけど使えなくなる。
・理由不明で、突然アカウントが削除される。(規約違反では無いと思われる)
・アクセスすると、リダイレクトでいかがわしいサイトへ転送されるようになる。

要は、”このままではサイト運営の継続が困難な状況になってしまう”と言う事ですので、兆候が出てきた場合に、移転に必要な作業をするなり、独自ドメイン運営で予め備えておくなどを心得ておく必要があります。或いは、(コンテンツのバックアップなどは逐一しておき)、いつ捨てて移転しても良い位の感覚で運営しておくなどになります。

最初から確信犯的に、別サイトへリダレクトやドアページに化けさせられるような、悪質なSEOや宣伝目的の業者による現象は最近はかなり少ないだろう思われますが、多くが有料ホスティングサービスが実施している無料サービスですので、運営が思わしく無い場合は、有料サービスへの移行を促す、何らかのアクションが起きて来るのは、自然な事です。もちろん、海外でも、個人が自宅サーバーを無償で提供しているようなサービスもある模様ですから、全ての海外無料サーバーがそうであるとは限りません。また、現在の海外サーバーは、競争の激しい借り手市場で、サーバーのコストも下がっていますので、一気にユーザーが減り、知名度や信用を失墜するかのような、極端な事をする企業は減っているのだろうと推測します。

長期に渡って安定して使える無料サーバーを望むならば、アカウント取得前に、(同一ドメインの)既存サイトを検索するなりして調べておく必要があります。簡単な方法ならば、当サイトの見本(サンプル)ページの確認やコメントなどの参照をお勧めします。

最後に

ざっと思いつく事を書き並べただけなので、多分、これで必要事項を全て書いているとは思えないので、また、追記なり修正なりを行うと思います。(似たような事を、過去何度か書いてきたと思いますので、あらためて、まとめて書くような気がしないんですよね。果たして役立つのかどうかも疑問だったりしますが(^^;)

なんだか、リスクが多そうな印象を受けるかも知れませんが、海外の無料レンタルサーバーは非常に多く存在しますので、リスクも多種多様になります。その一方で、優れた無料サーバーの存在もあるのです。また、ネットの無料サービス全般で何度も繰り返し言及している事ですが、では、有料サーバーならば優れているのかと言うと、それも断言できるような物でもありません。参考

 現在、学生さんは夏休みと言う事で、そろそろ夏休みにも飽きてきだした方もいるかと思います。進路が理系だとか、将来IT系のお仕事につくかとかは別として、人生80年の間で、自分が好きにできる時間が十分にあって、創造的作業に意欲的に専念できる時期と言うのは、本当に短いのです。

暇つぶし的に、ブログやWeb2.0的サービスの利用だけをするのが勿体無いとか、人と同じ事をするのがつまらないと思う方で、一度も高性能なレンタルサーバー(ホスティングサービス)を利用した事の無いと言う方は、やってみる価値は、大いにあると言えるでしょう。

先の事は全く見えない時代ですが、世界はこの10年で考えられない変化をしたように、次の10年も予想できない変化がある事は間違い無いと思います。しかし、それでも、日本が健在ならば、「日本にもグーグルのようなサービスを」と言う声が高まっているかも知れません。ソニーや松下も元を辿ればベンチャーだったのですから、日本にも本格的な世界に通用するITベンチャーが誕生したとしても、おかしくは無いでしょう。日本人の遺伝子が、たった数十年で、そんなに劣化したとは思えません。

ともかくやってみてから考える事ができるのが若者の特権でしょう。もし、失敗したからと言っても無料なので、金銭的な損失は0ですし、暇つぶし的な時間の無駄遣いに過ぎないウェブサービス利用からすれば、遥かに価値のある経験があるでしょう。結果、もし、自分の才能を発掘できれば、それは将来の財産に繋がっていきます。

本来は自宅サーバーを構築し、スキルを向上し、ネットサービスを提供するなどが望ましいでしょうが、まずは、敷居の低い、手軽な海外無料サーバーを使ってみると言う選択肢も悪くは無いと思います。それで興味を持てば、上を目指せばいいのではないかなと。

参考:海外無料サーバー一覧

無料サイト集 Kooss (run)記

本日のお勧めページ一覧。※以下は編集室外の内部リンクです。

14554382
BACK
リンクはご自由に(LinkFree)