え〜 ゲド戦記見てました。

2008.07.12

  え〜 昨晩になってしまいましたが、某局でやってたゲド戦記、見てしまいました。 最初の数分で面白く無いのがわかりました。奥様は10分で見るのをやめましたが、私は、”何がどうなのか”を確認しようと思って、最後まで見る事にしました。

結局、かなり有益だったと思います。1つ、ここで言える点は、ジブリ作品、即ち宮崎駿作品も、古くはアンデルセン童話も、詰まるところ芸術だと言う事。例えば、良いクラシック音楽の名曲は、腕の良い演奏者と能力のあるマエストロが、激しくぶつかり合う中で生まれてくるもので、そこに感銘を受けるものですが、この作品にはそれが感じられ無い。

狂気の沙汰の少年が主人公だったが、宮崎駿アニメの到る所に散在した狂気的とも言える芸術性が、見えなかった。そもそも、アニメとはそう言う物が故に面白いのだと言う事を再確認できた事が有益だったように思います。絵やアニメの技術だとか、幾らお金がかかってるかとか、そんなのは全く関係無く、例えば、昭和30〜40年代の頃のモノクロアニメ作品の中や、ネットに散在する無名の作者による動画の中にも、遥かに面白い作品もあります。また、これは、人気のあるウェブサイトにも通じる点があります。

大分県の汚職事件。これが”きっかけ”になるといいですね。教員採用では無いですが、似たような噂話は、これまでネットを徘徊すれば幾つでも散見できましたからね。

ただ、民間でも景気の良かったバブルの頃は、裏口入学などの、このようなワイロみたいな話も結構ありましたよね。逆に言えば、現代の公務員がバブリーなのかも知れませんね。いつの統計なのか、出所はどこか不明ですが、ネット上には、大分県の公務員30才の平均年収が、732万円だとか。因みに、同じく30才の大分県の企業の平均年収は386万円だそうな。本当ならば、倍以上の高収入と言う事になる訳ですね。しかも、公務員なので、雇用不安なども無い。

10年以上前から公然とやっていたとの報道もありますね。大分のみの特殊な事では無いのなら、能無し教師が増え、教育レベルが低下し、学校問題が多発し、教師が事件を起こす事が何も珍しく無くなってしまった現代は、何もおかしくは無いですね。

現在、米倉涼子主演のモンスターペアレントと言うドラマをやっていて、人気も高いらしいけれども、昔の聖職者であった教師達ならば、果たして、モンスターペアレントなどと罵倒するだろうか。

時代が違うと言うのは甘えであって、要は”人”が違うのでしょう。

あぁ、昔から悪い教師や能力の無い教師はいましたよ。しかし、それでも大半が尊敬される存在だったのですよね。特に、義務教育期間の学校教育は、学問を教え、能力でヒトを篩いにかけるだけの所では無く、学問や葛藤を通じ、生徒が師を敬う気持ちを持つ事で、社会に耐えうる人間的な成長をも促すものではないかと思いますが、待遇がいい程度でワイロを渡してなったようなサラリーマン教師に、果たして勤まるのでしょうかね。

卒業式に、”仰げば尊し”が歌われる事が、当たり前に戻ってほしいものです。

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