女だけの朝生 日本の女性はまだまだ賢いので少子化は大丈夫?
HDDレコーダーに録画していたのを見ながら書いています。本日未明の女だけの朝生。司会の田原さんも、少しやりにくそうな雰囲気で、主婦の井戸端会議の愚痴に見える場面もあるようですが…
パネラーの中には、まだ、”アンチ男社会”を掲げる人もいるけれども、それが(例えば、小泉政権時代の対抗勢力などとすればわかり易いと思うけれども)お題目などとして求心力になるとしてあるとか、結局は(そうする事で注目を浴びれて飯の種としている)”お仕事”などなら話はわかるけれども、本気で考えているのならば、女社会(女性優位社会)になる事でメリットのある人か、(どこかで間違って)扇動されてしまった人か、男に恨みを持つ人(或いは女性しか愛せない)かのどれかだろう。女性にとっては、女性によって支配された社会のほうが怖いだろう。馬鹿で単純な男に飴とムチを与えて働かせ、愚痴を言いながらでも、家族と一緒にいる時間を多く持っているほうが楽で幸せな事を多くの女性は知っている。「女は家にいろ」と言うような男が増えてくれる事を本当は歓迎している。これは、「男は頑張って稼いで来い」と女(主婦)が男(夫)を躾けるまでも無く、日本と言う社会がそう言う、女にとって都合の良い男を育てる環境を、長い年月をかけて構築されいている(いた)事に他ならない。少し前のフレーズで言えば、亭主元気で留守がいいのだ。
女社会が女性にとって不利益と言う事に関して言えば、小馬鹿にされるかも知れない例を引き合いに出せば、時代劇に登場する遊郭などの女郎とおかみの支配構造のような物を考えて貰うといいかも知れない。男ならば過酷に強いる事はできない事でも、同性の女性ならばできてしまう。ネットでも性風俗や性的な出会い関連の女性の性を売り物にしたサイトが氾濫しているけれども、実態はどうなのだろうか。(本来、女性の敵であり、子供の教育上良く無いのだから、女性から批判が出てくる筈なのに、(ネットの)黎明期からすれば、滅多に目にしなくなった。もはや、批判する相手としては怖い存在であると言う事を、直観力が鋭く、保守的な女性には理解されているのかも知れない) こう言う体質が社会に蔓延して女性には何のメリットも無い。
近年、女性の多くが社会進出するきっかけになったのは、男女雇用機会均等法とバブル経済があってだろう。どこのお宅も子供が少なく、女の子にも教育費をかけられ、大学にも行かせてやれるようになり、そのまま就職する事も当たり前であったし、バブル経済故に、大して労働能力が無くても、お茶くみとコピー程度の腰掛社員でも、給料もそこそこあり、長期休暇でクビになる事も無く、海外旅行とブランド物を買い漁りで、恋愛相手は3高(高学歴・高収入・高身長)しか認めないなどで、独身貴族を楽しんでいた女性も少なくは無いだろう。バブル崩壊以降も、そのような豊かな生活水準の維持を求める女性は少なく無い。忠義・忠誠を美徳とする傾向を持つ男性は比較的潔いが、女性はそうはいかない。更に言えば、以前は、女性の就職は”結婚”とされていたものを、相手を男と同じように、”仕事”にしたのだから、永久就職としての結婚と言う日本特有の価値観を曲げると言う事は、女性にとっては契約違反であって裏切り行為なのだから、理屈の上では、日本は綱渡り状態の国家である事などを理解していても、受け入れられ難い面があるのではないのだろうか。逆に、今も好条件で働ける環境を維持されているのならば、仕事をそのまま”永久就職”としていられるだろうから、男性との結婚と言う選択肢も考えないのもそうだろう。(もちろん、仕事が多忙、家を守らない女性との結婚を望まない男性が多いなどで、結婚に結びつくような良い出会いが無い事が最大の原因である事は、当初から少子化問題は出会い問題としてこの編集室で書いてきているように、今更言うまでもありません。また、故に、最近の20代の女性は正社員では無く、数多くの職場で出会いがある可能性のある”派遣”などを選んでいるのだろうと推測します。)
さて、中長期の視点で少子化対策を考えた場合、移民政策推進によって産業と社会福祉を支える事ができたとしても、日本は少子化対策を進めるしか道が無い事が見えてくる。
現状、バブル経済が破綻し、アジア各国の勃興によって、日本の技術立国の衰退が進み、残る資産である、人的資源の使い捨てによって日本の経済が維持され、国際的な政治的影響力も益々低下傾向なのだから、志も低く実力の無い者は生き残る事はできない。明治の頃の、資源の無い国ニッポンに立ち返っていきつつあるだけの話で、(輸出できる工業製品が激減する事で)新興ビジネスの創出としての知価革命の推進や、(軍隊を持たない日本では、米国や中国が強硬に世界中でやっているような形で、油田やガスを確保できない為に、当面は原発依存が顕著になるものの)化石エネルギーに代わる新エネルギーの開発以外には道は無い。(明治時代のような戦争特需などの選択肢は考えない) その為には、優秀な人材が必要であり、その為の教育改革が必要であり、その為には、優秀な子供を産み育てる強く賢い母と環境が必要なのだ。
もちろん、国民負担の重圧がのしかかる社会の中、そのように女性が高い志になるような啓蒙ができる強いリーダーシップを担える男性は(小泉前総理は例外として)そうもいる筈も無く、日本版鉄の女としての、女性の総理大臣が誕生するなどの、大胆な変革は、やはり必要不可欠なのかも知れません。
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番組最後のアンケート結果を見ると、女性が女性に生まれ変わりたい最大の理由が、子供を産める特権を持っている事だった。次いで、責任が無く楽である事。もちろん、深夜の時間帯に起きている女性ですから、若い世代の女性が多数だと思うけれども、実際は、負担や義務では無く、子育て、出産こそが女性の幸せと考える、良妻賢母が今も多いんですよね。だとしたら、日本の未来は明るいかも知れません。
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