WindowsVistaアップグレード対象パソコン メーカー比較

2006.10.26

 マイクロソフト WindowsVistaの全5エディション価格(参考価格)が発表された。詳細は、マイクロソフトのニュースリリースを参照して頂くとして、価格設定の中で、注目すべきは、最もユーザーの多いであろう、WindowsXP Home Edition ユーザーのWindowsVistaへのアップグレードだと思う。そこで、WindowsXP Homeから、WindowsVista Home Premium 又は WindowsVista Home Basic へのアップグレード版価格を見ると

WindowsVista Home Premium アップグレード版 \19800
WindowsVista Home Basic アップグレード版 \13800

とりあえず、参考価格として出ているのだけれども、Premium版は概ね2万円と言う事なので、予想していたよりも高いと言う感想。

WindowsVista Home Premiumは、話題のAeroなどが使えるなどで、Microsoftも”最もVistaらしさを体験できるホーム向けエディション”としており、こちらの人気のほうが高いと思われるが、パソコンが、メモリー1GB以上で、性能の良いGPUを搭載しているなどの条件がある。流石に、ノートパソコンでVista Premiumを利用するには、買い替えを余儀なくされるケースもあると思うが、ここ1〜2年のデスクトップマシンの大半は、難なくシステムアップできるレベルなので問題は無いだろう。問題はVistaの価格のほうだ。

では、WindowsVistaアップグレード対象パソコン(アップグレードプログラムの対象は、2006年10月26日〜2007年3月15日迄に購入したパソコン)を販売しているメーカーの、公開済みのアップグレード価格を、ざっと徘徊して見てみると

TUKUMO Aerostream2006年冬モデルCaderna限定。イーマシーンズ・Gatawayなどは事務手数料無料
Vista Premium アップグレード版 \9300($79)+事務手数料
Vista Basic アップグレード版 \5800($49)+事務手数料

ドスパラ アップグレードクーポン付WindowsXP 搭載Prime PCが対象
Vista Premium アップグレード版 79ドル(アップグレード費用) + 15ドル(送料等) = 94ドル(≒11200円)
Vista Basic アップグレード版 無償 + 15ドル(送料等) = 15ドル(≒1800円)

マウス 期間内に購入したWindowsXP搭載パソコン
Vista Premium アップグレードキット \12600
Vista Basic アップグレードキット \9450

HPdirect アップグレードプログラム期間内購入パソコン限定
Vista Premium アップグレード版 \14800(送料込み)
Vista Basic アップグレード版 \9800(送料込み)

NECDirect Windows Vista優待アップグレード対応モデル限定
Vista Premium アップグレード版 \14800(送料込み)
Vista Basic アップグレード版 \9800(送料込み)

パソコン工房 アップグレードプログラム期間内購入パソコン限定
Vista Premium アップグレード版 \12600(送料・諸経費込み)
Vista Basic アップグレード版 \9450(送料・諸経費込み)

・Gateway アップグレードプログラム期間内購入パソコン限定 イーマシーンズなど。
Vista Premium アップグレード版 \9900(送料・事務手数料込み)
Vista Basic アップグレード版 \6900(送料・事務手数料込み)

日立ダイレクト 優待モデル Vista Capableモデル(VistaCapableシールが貼ってある機種)
Vista Premium アップグレード版 \14800(送料・諸経費込み)
Vista Basic アップグレード版 \9800(送料・諸経費込み)

フロンティア神代 アップグレードプログラム期間内購入 型式 FR* * */PR のパソコン限定
Vista Premium アップグレード版 \14800(送料・諸経費込み)
Vista Basic アップグレード版 \9800(送料・諸経費込み)

フェイス TWOTOP どちらも安心アップグレードキャンペーン準備中の模様。

本日現在は、以上のようになっている。ツクモなどで販売している、GatewayのイーマシーンズなどがVista Premiumで1万円を切っている点に目が行きますが、他は大差ありませんので、Vistaのメーカー間でのアップグレードプログラム価格の違いを考慮に入れて値段の比較をする必要は無さそうです。しかし、Premiumの通常アップグレード版よりも、¥5000〜¥7000円程度割安になると言う点を見ると、AthlonXPやCeleronクラスのCPU、メモリー512MB未満、GPU買い替え等が必須な 、パワー不足のマシンであるならば、ハードウェアの部分的な強化よりも、いっその事、デスクトップパソコンの買い替え、買い増しをしたほうが、Vistaを快適に使う事もできて、安くあがって得ではないかと言うパターンもあるように思われます。

もちろん、Vista Basicと言う選択肢なら、最小構成で、800MHz以上のCPU、メモリー512MBなどのスペックがあれば動作するとされていますので、さほど問題は無いでしょうが、それならば、現状のWindowsXP SP2のままで、Vista Basicには必要に迫られた時にでも移行すれば良いように思います。要はVistaで、Aeroのガラスのように透けて見えるデスクトップや、3Dフリップの立体的に並べられる窓を使いたいかどうか、使うならどの程度の快適性で使うのか次第で、どう言う選択肢を取るべきかが決まる事なのかなと思う次第です。

中長期に渡って、Windowsが動作するデスクトップパソコンを購入するならば、Vista Capableモデル・アップグレードプログラム適用モデルを買っておいたほうが良いように思われます。

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