ライブドア再生を考える

2006.01.26

 ニュース報道などによれば、堀江氏では無い新体制になったらしいので、ライブドア再生について、一言書いてみたいと思う。

 そもそも、私の中でのライブドアのイメージは、オンザエッジに買われる前の、無料プロバイダーのライブドアとしての部分のほうがまだ大きい。(オンザエッジ以降の実体が、金融関連サービスである事は、堀江氏がマスコミで話題になる随分前から知っている。但し、マスコミで指摘されているような具体的な手法は知らなかったが、非難をされていた方々の発言に関しても、事実関係まではわからないまでも、これも随分前に、色々なサイトで散見している。具体的な事は掘り下げて検索すれば、当時の残骸などがアーカイブなどに残っているかも知れない。) しかしながら、その後、無料プロバイダー、無料ホームページや無料掲示板、(無料)ネットドラマなどの事業に進出しても、それらを上手く活用していないように思えてならないと、ずっと感じていた。目のつけどころは決して悪く無いのに、その後の運用の仕方と言うか育て方がうまくなかったのではなかろうか。

もっとも、大企業の視点が、場末の無料サイト集の管理人の視点から理解できる筈も無いし、Web2.0の先駆的存在のブログなどの先進的ネットサービスの利用者数に関してはライブドアは極めて優秀ですから、とんちんかんな考えと失笑されるかも知れない。しかしながら、無料サイト集 Kooss.com を訪問されるユーザーが、現状、本当に求めている物が何かを或る程度理解している者としては、素直に勿体無いと思う。資本(優秀な人材と豊富な資金力)があれば、それらの無料サービスを土台にして、アイデア次第では、飛躍的な発展もできたろうにと思う。皆まで言わないけれども、コミュニティー系サイトや無料動画は、今、最も人気の高いコンテンツではなかろうか。

もし、ライブドア再生があるのならば、初心に立ち返って、ネットサービスの根幹に関わるような無料サービス事業の再生にも、是非取り組んで欲しいと思う次第です。

無料サイト集 Kooss (run)記

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