踊る数字

2006.01.24

 『アクセスは、数を見るのでは無く、質の向上である』と言う本質を(無料宣伝などのページで)言ったところで、”アクセスの少ないサイトの僻み”と思う方も少なくは無くなってきていて久しい昨今と言う状況ですので、今は仕方なく出してるようなものです ⇒ PVカウンター。 サーバーに負荷をかけたくは無い(それよりも、ユーザビリティ重視の意味で、ページのロードタイムを上げ、瞬時に開いて必要十分な多くの情報が閲覧できる状況を維持させたいと言うところ… そろそろ、ホスティングも上位サービスに移る必要があるかも)ので、本当は出したくは無いのですが、”誤った宣伝・アクセスアップへの考え”への是正の看板として、もう暫くは出しておきます。(あぁ、気が長いので、もう暫くは数年になるかも知れませんし、数ヶ月かも知れません)

さて、そのアクセスアップで勘違いするのは、個人サイトや非商用サイトよりも、商用サイトのほうが多く、バーチャルショップ(ネットショップ)への訪問者数とみて、『実店舗でこれだけの人数がいたら、これだけ儲かる』と錯覚しがちです。しかしながら、これはウィンドウショッピングのような”ちらりと見ながら通りすぎる訪問者”の数も含まれてしまうので、大きく錯覚を起します。商用サイトのオーナーは、訪問者の”数”で実店舗のケースと比較するよりも、”総滞在時間”であったり、”総ページ閲覧数”のほうでしょう。ただ、これは実店舗もネットも、データが取得し辛いケースも多々あるでしょうから、結局は売り上げであり利益です。つまり、アクセス数を上げる事は、サイトの売り上げ向上にはつながる可能性はあるでしょうが、見るべきはアクセス数では無いと言う事です。一般サイトの場合は、サイトのファンの人数(ブックマーク数や被リンク数、掲示板やコンテンツの盛り上がり度など)ですね。

ただ、こう言う、当たり前の事でも、アクセス数を上げる事が最も重要である事が、当たり前とされているのも、インターネットです。もちろん、数字が上がる事で励みにもなるし、目標も立てられ易いですが、上がれば上がるほどに興味の対象では無くなり、サイトの質の向上へとシフトするのが自然なのですが、その事をより広く知らしめる事も、当サイトのように、多くのアクセスを頂くサイトの責任の1つではないかなと思うようになってきています。

巷で大騒動になっているインターネットの事件(忙しいので、今朝になってTVでじっくり見ました)にしてもそうですが、特にインターネットでは、数字に踊らされているとロクな事は無いです。

無料サイト集 Kooss (run)記

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