日本の無料サービスも米国並みに…

2005.09.20

 こう書くと、『日本のウェブサービスもそれほど進化したのか』と解釈されかねませんが、そうでは無く、無料(=free)は、”利益を得る為の客寄せの為の宣伝文句”としての、偽りの無料サービスの傾向です。

昨年か一昨年辺りから、一部の無料サービスで、申し込みページがどこで、どのように申し込んで良いかわからないような物が増加してきて、申し込むのに審査や抽選が厳しくなってきている物もあります。

実際、それだけ人気が高いので、それだけ制限が厳しいのなら良いのですが、そうでは無く、”なんとかして有料のサービスを申し込ませる為にわからなくする手段の1つ”として悪用する類が増加している気配です。

また、それを利用して、有料サイトが(当サイトのような情報サイトから)リンクを貼って貰えると考え、無料のページを、同様に、わかり辛くして設けて、堂々と、”無料サービス”として掲載依頼を申しこんで来るケースが増加しています。これは、余剰資源を無料サービスとして提供する事で、信頼性を得て、有料のサービスも利用して貰おうと言う事では無いので、当サイトとしては掲載しかねます。

基本的に、日本の無料サービスを健全なまま残す為には、運営者の奉仕精神と、それを享受する利用者の感謝の気持ちが必要不可欠ですが、このような状態が継続すると、その両方にダメージを与える事になっていくでしょう。

そのような訳で、昨今のネットの動向が、”金になるなら何したって良い”の風潮ですので、そのようなサイトが更に増えて行き、いずれ追加掲載していかざるをえなくなると思われますので、そのようなサイトは、”そのようなサイト”として、”ひとくくりにして紹介して行く”などで対処する事になるでしょう。具体的に言えば、有料サイトならば、有料サイト一覧の中で無料サービスもあるサイトとして紹介する事になると言う事でしょうね。

しかし、昨年辺りから、発想がセコ過ぎるサイトが増えました。一体、何の影響なんでしょうか? これが、ネットが更に発展して行く為には通らねばならない過渡的な物として解釈はしたく無い物です。

お金儲けしたいならば、成功したネット上場企業を見習い、お金持ち相手の、取引額の大きなビジネスをすりゃいいんですよね。ちょっとしたアイデアで、0からのスタートで、資本金数億なんてネット企業もありますからね。一般ユーザーが、ちゃんと見ればわかる、例えば”Winamp”や”マイル”を知らない事と同じかも知れませんね。

もっとも、当サイトのような形式では紹介できないほどの、爆発的な(個人向け)無料サービスの増加、或いは、自前の自宅サーバーの増加と言う事も、全く考えられなくも無いのですが…

無料サイト集 Kooss (run)記

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