DVD感想 緑の街 小田和正監督作品

2004.09.14

 小田和正氏ファンである私が、以前からどうしても見たかったのが、小田和正監督第二作目の緑の街。残念ながらDVDは在庫切れでアマゾンのユーズドでビデオで購入しやっと手に入れる事が出来た。出来るならDVDで見たかったのが本音ですが、ビデオでも仕方ない、早く見たい。という思いと、大河ドラマ北条時宗以来好きになった渡部篤郎が主演してるを知ってたので早く見たくて見たくて仕方ないと言った感じでした。

売れっ子のミュージシャンが映画を製作するという小田和正監督第一作目のいつかどこかでの汚名返上的な自身の体験を映画にしたような物語だと思うのですが、実際に見た後の感想を率直に一言でと言われると、この内容で2時間は正直キツかったと言った感じです。ちょっとひっぱりすぎでは。と思ったのが率直な意見ですね。でも、ガッカリ・・・と言った感じでも無く、それはやっぱり私が小田和正が好きだからだと思います。単にストーリー重視で映画を見たいと思う人にはどうかな。って感じもしますね。でもさすが監督がアーチストだけあって、小田和正自身の曲が映像と見事にぴったりはまった感じの部分は、さすがだと思いました。ですが、私のように小田和正の音楽が好きな者にとっては、映像を見るというより、やっぱり音楽を聴きいってしまってましたが(^^;音楽全体をプロデュースしている小田和正の曲ごとのショートムービーならちょうど良いのかも。って思ったりしました。

始まって直ぐに武道館ライブの映像で主演の夏目宗助(渡部篤郎)がギター片手に歌ってるシーン好きです。

 

本当に、渡部篤郎が歌ってますしね。

♪届けぇ〜この思いぃ〜あーの日の君にぃ〜♪

しっかり歌ってます。最初からヤラレターって思いました。

タイトル通りの緑の街を歌ってる渡部篤郎が個人的にもっと好きになりました。すごい度胸だ。俳優魂だ!!夏目宗助と主演女優、一ノ瀬信子(中島ひろ子)のラブストーリーや、映画制作現場の状況は凄くリアルに見えました。「これだから映画監督ど素人は!」などの現場スタッフの罵声や文句を見ていくとだんだん夏目宗助が小田和正に見えてきました(^^;実際に言われたんでしょうね。映画の中で夏目宗助のマネージャー役の役名も、実際の小田和正のマネージャーの名前を少し変えて役名にしてるのや、いつもカメラを回しているマネージャー姿は、FarEastCafe会員しか分からない情報から見ていくと、本当にリアルだな。って思って見てました。ハイ私は大真面目な会員です(^^;;;;;; 

映画の中で売れっ子ミュージシャンになる新田新吾役(河相我聞)が歌う、風のようには、河相我聞色に染まってて結構良かったです。歌自体は、本当にデビューしたての新人ミュージシャンのような軽い感じでしたが、それが余計に役柄にぴったりはまってた気がしました。映画スタッフの泉谷しげるは、見事にはまり役でした。ブツブツ文句を言う仇役というか、喧嘩っぱやく、映画作りで細かい事にこだわる役目は素な感じで思わず笑っちゃいました。大友康平演じる映画プロデューサーや、社長演じる津川雅彦、カメラマン演じる尾藤イサオ、俳優演じる武田鉄也など、豪華メンバーな映画です。

小田和正ファンの私には十分楽しめる映画でした。これからも、小田氏の音楽を聴き続けていきたいです。小田和正の人間性というか、何かを作り続ける姿勢は大好きですし、根性無しの私は見習いたいと思います。ええ歳のおっさんよー頑張ってはりますわ!私が愚痴や怠けて過ごしていようもんなら何を言っとるかと怒られそうです。あー、こわっ(ノ*o*)ノ 日々、頑張らなくては。って思いますね。

何かと節目節目で小田氏の曲と縁がある私です。映画予告にもある渡部篤郎主演の「最後の恋最初の恋」の主題歌「僕ら」という曲が今一番好きです。飛行機の中の放送でフルで初めて聴きました(未発売です。)10月から始まる小田和正初レギュラーの音楽番組を目下楽しみにしています。3本目の映画が出るならやっぱり見ちゃいますね。きっと(^^;

 

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