2003年03月22日の日記

2003.03.22

 イラク関連ですが。一昨日辺りの深夜のTV特番などで、意外とちゃんと物を言ってるなぁ・・・ と思いながら観ていました。ネットでもそうですが、有識者の方々の過去の事実に基づいた的確な解釈を、読み比べる事で、浅はかな基礎知識しか持ち得ないような凡人の私でも、この戦争の意味や問題点の輪郭が見えてきます。

 ただ、もはや今は戦時中です。犠牲を抑えた早期の終結の為、戦略的な政治、プロパガンダ、報道… 嘘か真実か。見極める暇も無く、検証すべき情報も圧倒的に少ないですね。あまり扇動されたくないものですが、同時にこれが戦争の恐怖だなと思います。

 バグダットへの攻撃も本格化し、20日の開始時のバグダットの様子とは明らかに異なる。オレンジの炎ときのこ雲。ただ、20日の攻撃時のような鈍い音の印象が薄い。宮殿の物理的な被害も思ったほどでも無いので、心理的な面を重視したのだろう。死傷者を最小限に抑え、戦意を喪失させようと言う事もあるのだろうか。前回の湾岸戦争とは違い、住民の生活を脅かすライフラインへの攻撃も無く、発電所も破壊せず、爆撃の様子が見れる時間帯に攻撃をしている。流石に、ライブ映像からは、意外に日常的に思えたイラク住民の景色が消えた。

 株価や原油価格も安定しているが、一部の商品市況で高値がついている物もあるようで、多少気になる。但し、一番気がかりなのは、近隣のアラブ諸国の動向で、多くの有識者が懸念されていたように、宗教戦争としての色合いが出てきつつある事が、最も心配に思う。

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