長野聖火リレー抗議行動を、少し考えてみる。

2008.04.10

 今月26日に行われる、長野のオリピック聖火リレーがネットでも話題になっている。イギリス・ロンドン、フランス・パリ、そして、アメリカ・サンフランシスコでのチベットの人権問題絡みの、中国への抗議行動があり、日本でも同様な騒動が懸念されるからだ。

また、この件に関して、長野は大丈夫か?などとしたTVのインタビューに対し、長野市の職員は、「ばかなことやってるよなと思います。」 などと、テレビの影響力を全く考えなかったのか、能天気にも、本当に馬鹿な事を放言してしまったので、長野市のオリンピック聖火リレーの抗議行動の盛り上がりが、より一層、熱くなってきているように思われる。

チベットの人権問題に関しては、中国側の視点からの考察として述べているとおりで、この程度の抗議行動では、全く何も変わる事は無く、中国の山積する諸々の内政問題が解消されない事には、(あえて、チベット族とは言わず)チベット人の権利も改善されないのではないか。即ち、より多くの海外参加者が増え、北京オリンピックが成功する事で、中国国民(漢民族)の意識も変わり、中国の経済発展も民主化も前へ進むのではないかと考えています。

(余談だが、中国側から発信されるサイトでの、先般からのチベット問題関連の記事を見れば、チベット(西蔵)の人権は漢民族によってもたらされたとされている。中国による民主改革以前の、チベットの封建農奴制や農奴の存在などがそうで、”狩り”にされた者の話などもある。中国の学校教育がどうなっているのかは知らないが、もし、これらを教科書で教え込まれていたならば、現在の諸外国の報道を正しいものとして、容易く受け入れるとは思い難い。もちろん、これらの情報を鵜呑みにする事も無く、嘘だと決め付ける事も無いが、中国は、世界最大の共産主義国家であり、最も重要な隣国の1つでありながら、理解しあえないイデオロギーを持っているのだと言う、揺ぎ無い大前提を忘れてはならないだろう。)

ところで、海外のオリピック聖火リレーの報道では、チベットの旗などを持った中国への抗議行動を行う人達の場面が特に印象的で、ネット上の動画も含めて、切り取られた場面の映像の繰り返しを見せ付けられる状況になっている。しかし、冷静に見て貰えばわかると思うが、沿道の観客の大多数は、中国の国旗を手に持って振っているのがわかる。「フリーチベット」は少数派なのだ。更に関連する映像の中には、チベットの国旗を持って抗議行動をする人達を、(半ば攻撃的に)批判する集団もいる。

もし、長野のオリンピック聖火リレーに、目立ちたいだけで、安易な気持ちで抗議行動をしようと思ってる者がいるならば、同様に批判され、罵倒される可能性も、ある事程度は覚悟しておいたほうがいいだろう。(もちろん、後になってから、諸々の活動団体に「煽られた」「唆された」などと後悔し、萎えてしまうような脆弱な信義しか持ち合わせていないのならば、傍観者に徹しておくべきだ。)

この状況を遺憾とし、IOCも今後はオリンピック聖火リレーの廃止を含めた見直しを検討しているそうだ。好まし状況とは思えない。

本日午後、ダライ・ラマが成田で記者会見を開かれる。一言一句に注目しようと思う。

さて、先ほど、「ドーン」と、トリガー的に突き上げてくるような、縦揺れの地震(但し振幅は小さい)があったので、本文はこの辺りで…

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