最近のなりすましサイトの増加は、日本の知価革命で必要な事なのか…

2007.01.14

 例によって逃避行動でまた駄文を書いている。(風邪っぽくて頭が回らず、薬が効いてくるまでの時間潰しのだったりしますが…)

 サイトのほうは、ようやく無料サンプルのページを細分化する事ができた。確か1年以上前 に考えていた予定だったのだけれども、実現できるのはいつものように今頃になる。無料サンプルをカテゴリーで紹介しだしたのも数年前で、サンプル情報を扱ったサイトでは、かなり古株に属するだろう。そもそもは、これも例に漏れず、広告費を出せるほど収益も無いが、顧客への無料サンプル・販促品の類の在庫があって、処分して捨てるよりは貰ってくれる人がいるなら譲りたいと言う、潜在的な中小零細企業は、自分自身の経験から考えても、決して少なくは無い筈と見て設置したもの。しかし、現状の結果としては、大手企業の顧客囲い込みへの貢献程度にととどまっているように思われる。他のカテゴリーに関しても、正式な投稿があるのもTVや雑誌などで馴染みのある大手ばかりで、中小零細ではスパム関連が大半と言う限りの、ため息が出るような寂しいもので、中々難しいものだ。地方の景気回復への貢献なぞ、この程度では無理なのだろうか。(故に、中々いじる気が起きず、内容更新のみで構造の細分化までには至って無かった。クーポンも同様に、月々の掲載料金の発生するクーポンサイトへの登録をする企業のほうが増えているようだが、ウチなら無料で掲載するので、正式な商用サイトならば、遠慮無く投稿して欲しいところなのが…)

さて、スパム投稿と言う事で書くと、この場合は、こう言ったカテゴリー型サイトに登録する事で、効果の高いSEOやアクセス増を狙ったスパムと言う意味での、SEOスパム 目的のサイト投稿と言う意味なのだが、スパムでは無くても、一般サイトが、アクセスアップ増を期待して投稿するのは当然の事で、リンク集管理者から見た問題点は、いわゆる"なりすましサイト"に近い部類に属する事だと解釈している。"フィッシング詐欺"ほどの深刻さは無いけれども、文言や見た目や構成がそう言う風に見えれば、中身の内容や運営の趣旨はどうであれ、そうなのだと主張するのは、なりすまし行為だと認識している。

この意味での"なりすましサイト"で目立つのは、ここ数年増加傾向なのは、アクセス増が期待できるキーワードに属する、ファンサイトやまとめサイトのなりすましサイトだろう。これに関しては、幾度となく、この編集室でも紹介しているが、ファンでも好きでもなんでも無いのに、ただアクセスが欲しいだけ故に作られた、ブログなどのSEO的に有利な構造のサイトの氾濫だろう。もちろん、そこに倫理観など微塵も無いのは、一目瞭然で、例えば、子供に人気のアニメ関連の壁紙サイトなのに女性の裸体や性的表現のある成人限定サイトのバナーを貼っていたり、連動型広告やランキングを多数掲載して過剰なまでに勘違いクリック誘導をしていたり、或いは相互リンク集がキャッシングやアダルトばかりで別サイトのSEO目的のリンクファームであったりなど、一度は目にした事がある方も多いと思われます。(かと言って、例えば、著作権法遵守の徹底を呼びかけても、本当のファンサイトが、問題の無いように画像を削除したり、或いは下手に描いたイラストの小さめな画像を使って努力をする事で、結果として、なりすましのファンサイトや、匿名の不特定多数の者による投稿型サイトの増加を招き、公式サイトの存在感も薄れ、更には公式サイトの掲示板やブログにまでもスパムが増えると言う現象なども色々と見てきています。例えば、一時期、日本の特撮系が人気が衰退した時期がありましたが、優れたファンサイト の真面目な運営者が著作権上の問題を重視し閉鎖・縮小などが相次いだ事が少なからず影響しているのではないかと今でも思っています。他方、海外でジャパニメーションの人気が顕著なのは、日本の公式サイトを凌駕するほどの、優れたファンサイトが多数存在する事も大きく影響しているでしょう。 解決法の1つとて、公式サイト提供の無料のブログツール・無料素材などの普及が、これらを改善してくれると期待していますが、これも中々難しいようですね…)

他方、ファンサイト系などとは異なるなりすましサイトも、見極めが難しい物も出てきている。一見すると独自仕様の検索エンジンに見えるけど、実際は登録サイトも広告 (に見えるリンク)も何もかも全て提携サイトや請負サイトのみで構成された邪道なSEO目的のリンクファーム。これは、以前はYomi系で多かったですが、最近のタイプでは、GoogleやYSTに似たようなデザインの物もあります。他にも、最近少し驚いた例では、一見すると(非成人向けの)無料コミュニティーサイトで、 ちゃんとユーザー登録ページやユーザーのマイページも幾つかあるけれども、全てが自作自演(ぽい構成)で、これも ページ下部に、ページと全く関連性が無いリンクがずらずらと大量にあるので、主目的がどうやらリンクファームです。 (多分、一部の無料HPや無料ブログの運営元サイトが、SEOで上位なのを見て、なりすましたのでしょう。)でも、このようなサイトでも、一部の中堅どころのリンク集などに登録されていたりする。見た目で騙されるのはリンク集管理者も同じなんですよね。

(あぁ、また無駄口を叩いてしまっている。リンク集管理者に求められる資質としては、感情的な欲望などを煽り立てずに、些細でも夢や感動を与える事で、やる気や元気が出るアシストだと思うけれども、このような愚人故になかなかそのような境涯には到達しない。もちろん、掲載時のサイトの選別を丹念に厳しくする事は、真面目に頑張るサイト運営者を応援する事になり、掲載サイト利用者の中にもそれらのDNAを受け継ぐ者もいるのだから、或る程度の成果はあると自負はしているけれども、私は、せいぜいこの程度のモノなのだろうなと。)

他方、全く別の見地から、このようななりすましサイトの増加を見れば、将来の日本の為には、避けて通る事の出来ない現象なのかも知れないなどと、ふと思う。 先に断っておきますが、私は堺屋太一氏の信者ではありません(^^; しかし、知価革命で諸外国よりも数十年遅れているとされる日本が生き残る為に、ネットが知価社会の中核を担っていかざるをえないとしたならば、あたかも”膿”のように派生する諸々の不具合によって被る迷惑な出来事も、私達小市民は越えて行かねば、次の時代には生き残れはしないのかも知れません。いえ、決して肯定する訳では無く、それらを回避または抑制する 、知恵と能力を持つのも、私達ひとりひとりに課せられた責務であるのだろうと。(あぁ、もちろん、知価社会は、勝者と敗者が固定化しない社会の実現がそこにある故に受け入れられますが、今の日本のホームレスの現実を見るとお寒い限りです から、敗者復活の社会がまず前提ですね…)

(あまり暗い未来予測は引き合いに出せばキリが無いので)妥当な線で、やはり、急速な少子化は、有無を言わさず、国境を越えた人のグローバル化を加速度的に進めるのでしょう。国際結婚の増加に加え、国際的企業の多い日本 が、国内の事情による労働環境の鎖国状態も、果たしていつまでも続けられるでしょうか。価値観も慣習も文化も違うご近所さんが増えていくのですから、今度は画面の向こう側では無く、知識の価値の激変が身近な場で起きる事が、どんどん増えて行くのでしょう。(或る意味、徳川300年の鎖国社会が、ようやく氷解しだしているだけの事なのかも知れませんが、無学な私が無責任に述べるような事でも無いので…)

思うに、日本が旧来型社会構造から、知価社会になる為に学ぶべき物は、学校の教科書詰め込み型教育による物でも、全く新しい知識などでも無く、古くからあるもの、たとえば”商売人の知恵”ではないかと考えます。故に、若い世代による、現代の丁稚奉公的なコンビニなどでのアルバイトや、派遣会社による多彩な会社での労働経験は、低賃金で嘆く点よりも、チャンスが巡って来る機会が今よりも何倍にも膨らむ可能性がある、将来に向けた基礎学習期間として捉える事ができれば、いかがかなと思いますが。

さて、ようやく風邪薬が効いてきたようです。

無料サイト集 Kooss (run)記

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