食の安全に関した事件や話題が多いですね。

2007.01.26

  先日、キーボードを買った。最近のパワフルなノートでは、音質や画質などのAV的な満足感のクオリティ以外で不満なのは、これ位になってきた。流石に文字入力が多く疲れが目や肩にくるのは何とかしたいと日ごろから思っていたところ。特に冬場は冷えて肩が凝りやすい。タイピングで費やす神経を減らせば、疲れも減ると言うもの。もちろん、買ったのは在庫処分(?)の特価品で税込みで2300円ほどのSanwaのSKB-SL05UHW(因みにネットならフェイスの4700円辺りが最安値付近の模様ですね。他のショップなどでは、通常6000円台です) ノートのようにストロークが深く無いので違和感も無く、キートップがやや大きめで、(キーの端を叩いても垂直方向になるパンダグラフ式構造と言うものの効果があるらしく)入力感もしっかりあってミス入力もかなり少ない。そんな訳で、文字入力のテストも兼ねて、なんか書いてみる事にしてみた。

さて、主流となっているWeb2.0が戦略として存在し続ける、クチコミについての”自作自演”などが無くなる事が無いと言う趣旨で時折書いてきていますが、その根本的な問題として、クチコミ的な噂や情報を信用してしまう人が多いこのご時世が多大なる影響を及ぼしているのは言うまでも無く、その原因の1つとしては、産業も経済も政治も暮らしも人間関係すらも激変する時代故に、自らの信念や信条を核とした考えができなくなっている人が多いのだろうなと思いますが、その話はさておき。

情報に扇動されてしまう人が多いご時世という事で考えれば、先の捏造で大騒ぎとなったテレビ情報番組、あ□あ□の納豆事件にしてもそう。そもそも、(真面目な情報サイトと比較すれば)ネットよりもウソやいい加減な情報の多い、視聴率の為なら何でもする番組が大半を占める、低俗なテレビの事ですから、一家団欒の娯楽として、その程度とタカをくくればいいだけの話。脂ぎった肉を食わずに納豆からたんぱく質を摂取し続ければ、ダイエットには効果があるだろう程度のごく自然な認識で済ませればいいだけのような事で大騒ぎするような事でも無いでしょう。そもそも、日本の庶民の伝統的なヘルシーフードなのだから、何の害があろうか。しかし、あの番組の捏造報道があった直後、納豆が殆ど売れなくなったスーパーもあったらしい。なんと、滑稽な話なのだろうかと思う。(既に番組は終了しましたが、放送法に関しては全く無知な門外漢で、あの番組も見なくなってかなり久しいので言及しませんが、問題があるとしたら、テレビ局が番組の影響力を考慮しなかった点ではないだろうか。番組放送前から、納豆関連の株価が上がり、大手デパートなどが大量に在庫を抱えるなどの流通が短期的に変わっていると言う噂話を耳にした。また、問題が起きた後は、納豆が売れずに中小のメーカーは困っているそうな。もし、あの番組が中傷零細企業や地方経済の活性など、日本全体への貢献を念頭に置き番組に携わっていたのならば、あるいは、これほどの騒動にならなかったのかも知れないと思ったりもしますが…)

食の安全と言う意味では、先の宮崎県知事で当選した、そのまんま東氏(東国原知事)の奮闘振りもそう。宮崎県のセールスマンになると言う公約とおりに、宮崎地鶏の安全性をアピールする場面を何度もTVで見た。アジア的に見ても、まだ人的被害は僅かではあるようだけれども、確かに、どう変異するかわからない恐怖を持ったウィルスの種故に徹底した対応をせねばならないのでしょう。(元お笑い芸人で過去に事件を起こした経歴などを持っているなどで、東国原知事への批判や中傷も少なくは無いようですが、彼は候補者の中で唯一の政治家であって、政治屋では無かった事が、知事当選に繋がったのではないでしょうか。原点に立ち帰れば、経済を活性化させると言う事は、経済に関与する者を元気にすると言う事です。宮崎県民の選んだ新知事ははそれができる可能性を持っているように思います。雨の日の投票にも関わらず、投票率が50%を超え、支持政党のある者ですらも半数程度かそれ以上の者が、そのまんま東氏に投票し、結果、支持基盤も全く無い泡沫候補とされていたそのまんま東氏が圧勝したというのは、まことに驚くべき快挙だと思いますが、はたして、それが面白半分だけで選ばれた知事だとは、私には到底思えません。但し、政治的な力量に関しては、宮崎県議会の議長との談話などを見ると、政治家としての経験の無いズブの素人、”赤子同然”のような印象も受けるのは否めませんので、初志貫徹でコツコツと歯を食いしばって頑張って頂ければと思いますが…)

さて、食の安全などとは比較できないほどに、私が常日頃怖いと思うのは、(何度か書いていますが)相変わらず車などの存在のほうですね。当たり前の事なんだけど、予め移動する方向が明確に定められた線路の上を走る訳でも無く、決められた運行による時間的な制約も無く、(アマチュア)ドライバーの意思で自由な時間に自由に動ける巨大な鉄の塊が、人の真横を数十Kmの速度で何台も何百台も走り去る、生命を危機的状況下に置かねば、生きていけない万人に共通にもたらされた社会の現実という、一見すれば平和的にすら見えるような毎日の光景も、このように冷静に見れば、なんとも不条理で恐ろしい世の中だと私は思う次第です。情報がやや古いですが、2005年の交通事故死傷者数は117万人と、相変わらず高い水準です。これは、国民の約1%、100人に1人が自動車事故の被害にあっていると言う高い確率ですから、他人事では無いんですよね。飲酒運転の暴走ドライバーによる殺人や、幼児などの弱者が大量に被害にあった場合のみマスコミが取り上げますが、現実的には、毎日のように自動車事故は、多分、身近な社会のすぐ近くで起きてるんですよね。

もちろん、我が家は番組騒動の翌日に、それ行けとばかりに、スーパーで納豆を買い求めました(^^;

さて、誤字脱字の類は、どの程度かなと…

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