Googleの無料オンラインストレージ(Google Drive?) 公開間近の模様。

2012.03.28

 本日、Googleの無料オンラインストレージが4月上旬に公開されるとの噂を目にして、調べたところ、海外サイトのgigaomに”Google Drive: Finally coming this April”の記事が掲載されているのを確認しました。

情報の信憑性は未確認ですが、要点は、名称は噂されていた”GDrive”では無く、”Google Drive”で、容量1GB迄無料。それ以上は有料となるらしい。(※その後、他所で容量は5GBと言う情報が掲載された

Googleと言えば、無料オンラインストレージとしても使えるGoogle Docsや、容量無制限フォトストレージとしても使えるSNSのGoogle+などがあります。また、有料ながら高性能なGoogle Cloud Storage(旧Google storage for developers)も存在します。この状態で、既存サービスと競合せず無料オンラインストレージを提供するとなると、gigaomでも名前が挙げられていたように、スマートフォンとの同期・連携を重視した、Dropbox的な無料オンラインストレージになるのかなと考察します。

容量1GB迄無料と言う点だけを見ると、一般的な無料オンラインストレージと同じクラスで、25GB無料のマイクロソフトのSkyDriveなどや、(ディスク)容量無制限で登録不要などのその他の無料オンラインストレージからすれば、見劣りするのは間違い無いでしょうが、Googleブランドと言う安心感と、期待される転送速度や安定性、既存Googleサービスとの連携などで、Google Drive(仮)へ移行して行くユーザーも少なくは無いかと考えます。

因みに、本日現在、サブドメインをdriveにしてgoogle(米国)にアクセスしても404エラーの状態です。

追記:2012/03/31

先日、海外サイトのtalkandroidが掲載した、google driveのβ版ページのスクリーンショットによると、”5GB of free space”と記載されている のが確認できる。
gigaomの情報では初期容量が1GBとなっていたが、これを見る限る5GBである可能性のほうが高くなっている。

これが本当ならば、容量としては、スタート段階でDropboxより優位に立ち、SugarSyncの無料5GBプランと並ぶ事になる。仕様的にも、同期対応の無料オンラインストレージで人気の高いこの2つと同等になる事が予想されるので、Googleと言う 信頼しうるブランドと、予想される安定性と速度面を加味すれば、スタート開始直後からかなり多くのユーザーがgoogle driveへと移行する事が想定される。

尚、本日現在も、サブドメインをdriveにしてgoogle(米国)にアクセスしても404エラーが帰って来るが、Chromeなどのブラウザで見ると、404ページの挙動が違っているのが誰でもわかる事を補足しておく。

追記:2012/04/27

Google Driveは、一部のリーク情報通りに2012年4月25日に公開され、アカウント発行が始まり、日本国内も既に多くの利用者がいます。

関連記事
Google Drive vs DropBox vs SkyDrive
Google Driveダウンロードからデスクトップ版利用開始迄の手順。
Google Drive のOCR(画像文字認識)機能を簡単に試す
Google Driveの画像認識機能で画像検索を試してみる。

無料サイト集 Kooss (run)記

本日のお勧めページ一覧。※以下は編集室外の内部リンクです。

30119165
BACK
リンクはご自由に(LinkFree)