日本のインターネットに元気が無いのは、WindowsVistaが影響している?

2007.06.01

 Alexa統計によれば、Miss Universe(ミスユニバース2007)のサイトが急上昇している模様だ。もっとも、優勝した日本からのアクセスは殆ど無く、come from these countries を見れば、トップはUSA。グランプリ決定前から、米国のニュースサイトでは、”イロイロ”と話題になっていました。国境を隔てれば、”別世界”での今回のミスニニバース世界大会ですからね。(隣国と不仲なのは、決して日本だけでは無いのですよね)

で、Alexaにアクセスしたのは、ここのところの日本のインターネットの元気の無さを考察する材料になりはしまいかと思っての事。お約束だが、Alexaは相対指数なので、絶対数での増減はわからない。しかし、例えば、mixiや楽天ですら、今年に入ってから大幅下落傾向が続いている。日本のTOP500一覧でも、YahooJapan,GoogleJapan,Livedoor,gooなど、名だたるところはすべからく減少傾向。では、無料系はどうかと言えば、無料サーバー一覧で紹介している某人気サイトや無料ブログで健闘している個人運営サイトなども、減少・低調気味。無料掲示板などに至っては(今の時代は)ランク圏外で、よくわからない。しかし、1つだけ上昇中のサイトがあった、MSNだ。世界ランキングでも、Live(Windows)が堅調に上昇している(本日現在、全世界で4位)。これは先日のマドンナの無料音楽による、一過性によるものでも無い事がわかる。

ウェブサイトの人気に陰りが出ている理由は、YouTubeなどの動画へとシフトしているから、或いは、日本ではPCでのアクセスが減少しているから、或いは、Web2.0の複雑な世界に嫌気が差して商用サイト中心に撤退(或いは大手に食われないように地味にコソっと運営)しているなどが増加しているなどと推測していましたが、もしかしたら、この背景に、WindowsVistaの影響があるのではないか? などと思うようになった次第です。

『ただでさえ起動も遅いし、いちいち何やら尋ねてくるし、なによりも重いので、ブラウザを開きたく無い、多くのサイトにアクセスしたくない。』

そう思ってしまう環境の方も多いのではないでしょうか。特にノートなどの場合は。(因みに、デルなどのノートパソコン(Inspiron1501など)対応の増設メモリーならば、512MBで3000円程度からあります⇒激安パソコン。特にノートの場合は、メモリーは1GB程度は欲しいですね。因みに、知人のInspiron1501のメモリー増設も行いましたので紹介しますが、手法は殆ど同じで簡単です⇒参考:nx4820のメモリー増設

WindowsVista発売以降と、進学・就職などの春商戦(パソコンが売れる時期)以降、各著名サイトがAlexa統計で大幅に下落している事の一致は、果たして、偶然の一致なのだろうか? これだけ大多数のサイトのトラフィック数が変化しているのを見ると、全く影響が無いとは言い難いとは思うのですが…

てな訳で、今回はわかり易い”オハナシ”だけ書いておきたいと思います。

(ところで、先日公開されたGoogleGearsのようなオフライン対応APIのニーズが高まれば、更にアクセスが減るのか、それともブラウザベースのアプリが主流になって、逆にアクセスが増加するのか… どちらなんでしょうかねぇ…)

無料サイト集 Kooss (run)記

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