インターネットとテレビの融合。棲み分けを重視したら、衝突も減るのでは?

2007.04.23

  先日の記事で、恥知らずな日本人が増えたなどと書いたけれども、まだ、記憶に新しいあ○あ○の捏造番組にしてもしかりですが、そもそもが、国家の根幹を司る要人による、ウソも方便的な発言による国民全体への影響、弊害として出てきている現象で、同、武田邦彦氏の公式サイトでも、例の地球温暖化と海面上昇のウソなどに代表されるように、貴人の犯罪としてお書きになられており、あらためて頭を打たれるようだ。(もっとも、世界のエネルギー価格と供給の安定と言うお題目があれば、戦争すらも肯定されるのが今の国際社会なのでしょうが…)

で、”恥知らず”でGoogleで検索すると、兵庫県の井戸知事の発言に対する批判記事が見つかった。確かに多くの方々は圧死だったとは思うが、即死では無い者であるなら助かった者もいただろう。或いは、 私も住民の一人である長田区の大規模な延焼もある程度は防げていた筈だから、不適切な発言だと大勢から批判されてもおかしくは無い。

その阪神大震災で、家族を亡くされ、一念発起で立ち上げたサイトを運営しているのが、楽天の三木谷氏なのだが、先日、19日に更にTBS株の保有率を上げたようだ。投資額は1000億円以上になっているらしい。

確かに、インターネットとテレビの融合は誰しもが思う事で、事業家にとっては若い頃からの夢でもあるのだろうと思うし、実現されたならば、国民生活も豊かにもなるし、今のような倫理基準の異なる国家間での調整が取れていない動画投稿サイトが主体となった精神衛生上好ましく無い環境が主流であるならば、歓迎されるべき点ではないかと思う。(YouTubeは世界の真実を、余計なバイアスを入れず自然な形で見るものが受け入れられる点は素晴らしい。 が、しかし、映像と言うのは概ね確定的な予告も無しに人の精神を侵食するものであるからして、誰もが自分の人生に自己責任の原則を強いれるほどに、人と言うものは成熟していないのだから、 徹底した管理体制が行き届いていない現状では、主流となってはいけないだろうと思う。)

さて、TVとインターネットの融合については、ボンクラ頭な管理人なりにも思う事は度々あって、2006年にも奇策として書いていたりするけれども、その奇想とは別に、例えば、これも権利や特許関係など、全く無知な門外漢として思う手法としては、パソコン+ワンセグ の推進だろう。TV局に1000億も投資するならば、僅かな投資で済むと思われるサードパーティー等との連携を推進で、ワンセグ連動のインターネットサービス・コミュニティーを大々的に展開すれば、番組を作る権利こそ無くても、テレビ番組の選択の機会を増やす環境 を提供する事はできる。既に大手ポータルならば、ブログやSNSなども持っているのだから、それらに現在放映中の番組一覧や、番組に対するリアルタイム実況、感想などを主体とした新機能や、番組のファンサイト支援機能を加え、TV番組表一覧などと連動させ 、Web2.0的な展開をさせてやればいいのではないか。

わずか、1万円もしない、USBワンセグチューナーを買うだけで、お好み・お勧め番組案内がガジェットやメールなどで配信され、予約推奨案内や、番組再生によるパーソナライズ機能として、自動お好み番組切り替えによるダラ見や、保存番組の管理機能と同時に、リアルタイム放送中の番組と録画番組の自動切換え再生によるダラ見などや、リアルタイムによる視聴者感想の字幕配信や、視聴者同士でお友達にもなれたりするSNS的な招待機能などもあれば、ユーザーは増えるのではないだろうか。

想像力が乏しい方に、より具体的でわかり易い例をあげるならば、iTunes+SNS+BLOG のTV番組版として、所有しているUSBワンセグチューナーをダイナミックにブラウザで表示する機能が組み込まれていれば、どんな風になるかイメージすると、これは面白そうだなと感じる方もいるかも知れない。

技術的には決して難しいものでも無いとは思うけれども。実際、ネットとテレビはこれでも、融合していると言って過言では無くなるだろうし、このほうが、面白いのではないかとも思う 。第一に、(テレビとネット)お互いが共存・共栄する方向で成立してしまうのだから、衝突も少なく、共生・依存が強くなれば、自然な形で本格的な融合も実現されて行くのではないかと思うのだけれども、門外漢ゆえに、無知さのほどを露呈しまくっているだけなのかも知れない。が、そもそも駄文としての、日記なのだから、そこは寛容に。。。

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