10代コミュニティーサイト イチマルエイジ閉鎖に思う

　 一言で言えば、残念としか言いようが無い。Alexa統計を参照すれば、既に、半年以上前からアクセスが急激に減少をしている模様であるから、自然閉鎖のような形とは思われる。少し徘徊すれば、”１０代 出会い”などどころか、”友人”や”コミュニティー”など、適当なキーワードで組み合わせて検索しても、もはや、イカガワシイサイト（要はアダルトサイトの出会い系のなりすましによる、十代のコミュニティーサイト）や、大手ポータル系のレンタル利用（業者などのなりすましによる勧誘）などしか検索結果には現れて来なくなった。SNS系ではもっと酷い状態なのだろうとは思うが、表からは見えないので、どうしようも無い。このような全く不健全な状況の中、健全な１０代のコミュニティーサイトが閉鎖してしまうと言うのは、本当に残念な話だ。（以前にも、子供向け玩具メーカーのコミュニティーが業者などが多数を占めていると思われるなりすましによる、大量の投稿で、あたかも出会い系コミュニティーになっているかのようだった事を書いたと思うが、子供向けの産業で飯を食っておきながら、子供に危険な状況を延々と作り続け、放置し続けるとは、一体どう言う了見なんだと、呆れ帰った事もある。今は、更に巧妙に進んでいるような状況で、大手や芸能人や政治家など、世間でネームバリューのあるところほど狙われ易く騙され易いのが顕著だ。もちろん、騙すほうも、ちゃんとスーツを着て営業をしに行った上で契約しているんだろうなと思いますよ。）

　で、思う事を連々と書いてみようかと思ったが、書いていて、ほとほとと、馬鹿馬鹿しく情けなくなったのでやめた。

　結論を言えば、幾ら真面目に書いたところで、アダルト産業と携帯ビジネスを擁護する国であり続ける限り、どうしたって解決する事は無い。と言う事だろう。

　ただ、黒船が来る時は一気にやって来るだろうし、誰も防ぎようが無い。言語の壁なぞ、日本語対応にしてしまえば、今までがウソであったかのように思えるほど誰でも使いはじめるのは、海外サーバーで運営する日本人向けアダルトサイトなどと全く同じだ。

さて、くだらない話はここまでとして、先月に書いた、たかじんの委員会で、ご紹介した武田邦彦氏の公式サイトの過去の記事で、子供の教育と言うのがある。氏の文章は難しい事を誰でもわかり易い日本語で書かれているのですらすらと読み易いが、読む気の無い方も、このページに掲載している、貴重な日本の江戸時代の子供の（絵付け技師によって色づけされた）カラー写真だけは見ていかれるといかがだろうか。

私たち大人は、子供が子供らしく育つ環境を継承していく責務があるのだとあらためて思う次第ですが、地域・学校教育のみならず、ネットすらもそう容易では無い状況になってきているのでしょう。もっとも、ネットでは特に、子供すらも不健全なビジネスの対象にする、恥知らずでかわいそうな日本人が増えたと言う事なのでしょう。咎められる良心を持ち合わせていないのですから、人として生まれてきて、それは不幸としか言いようがないように思います。

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