省エネ化貢献につき、テレビは1日2時間までに

2006.09.23

 我が家では、特番などは除き、最も消費電力の大きいと思われるテレビは1日、2時間までとする事としました。それ以外は、我が家の省エネ化で書いた事を実施していますが、目的は地球温暖化対策への貢献では無く、切実になってきそうな、省エネ対策への貢献です。(いや、見たい番組があまり無いのも、要因ではあるのですが…)

 国際エネルギー機関(IEA http://www.iea.org)の報告によれば、全世界における、1日の石油消費量は、およそ9000万バレルに対し、1日の石油生産量はおよそ8000万バレルだそうな。単純計算でも、1000万バレル足りない計算だ。もちろん、近代化めざましい中国の石油消費量は激増していく事は間違い無い。また、先日の”サハリン2中止”の記事を書いた後、本日現在、Googleで、”サハリン2中止”で検索すると、1910件になっている。これは、エネルギー問題に関心を寄せる方が増えている現れでもあると推測します。

化石エネルギー枯渇問題の解決は、代替となる(無駄に研究開発費を浪費せず、投機目的などではない)新エネルギー開発しか抜本的な解決方法は無く、資源の無い国として、また、(資源の利権確保のために起きる)戦争を現実路線で反対し、平和主義国家として、日本がすべき事と考えていますが、他方、日々の生活を守る事が精一杯の小市民としては、先のオイルショック時代から学ぶべき事を再考察し、今できる事は何かを考える機会が更に増えていると言う感じでしょうか。もちろん、この状態のまま進めば、間違いなく、近未来的に起こりうるであろう、世の中の変化に対し、或る程度の(心身の)免疫も作っておく事も重要なのだろうと考えています。

無料レンタル、無料サービスなどの無料情報を扱う、無料サイトの管理者としては、数年前から、無料である事は、資源の再利用も含んでいると解釈し、余剰資源である、余剰回線、余剰サーバーを利用した、自宅サーバーや企業内サーバー利用による無料レンタルサービスの紹介の増加や、一部では、食品などの備蓄できない商品の無駄な廃棄処分を減らす効果もあると思われる、無料サンプルなどの紹介の増加も行ってきていますが、そのような面での紹介を増やす事と、無料、即ち、”無から有を発す”、或いは、”0からの発想”の機会を増やす事が、資源の無い国、日本における社会貢献に役立つ人が 、僅かでも増えるのではないかと考えています。(もちろん、単なる、”タダの浪費”を増やすのでは無く、無駄を省き、節約をする事が、経済へも貢献する社会となる必然性もあり、大量生産、大量消費による、物の浪費では無く、低コストで無駄な浪費の無い、付加価値のあるサービスや情報・メディアなどが、経済活動に占める割合を増やすべきであり、資源を無駄にせず、社会経済も安定する事は実現できると考えています。)

ただ、最近は、自宅サーバー運営の個人サイトでも、経済活動と社会貢献で何らの志も、ましてや哲学も無いままに、明らかに利益最優先主義の未熟な運営者が増えているのが、頭が痛いところです。

無料サイト集 Kooss (run)記

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