子供時代

2005.04.30

 ついこないだ春になったばかりと言うのに、一気に初夏になったような暑さと、”コタツ”が同居している4月も今日で終わり。もう暫くするとうっとおしい梅雨でしょうか。

ウチの奥様は、相変わらずコタツなんぞのほうが落ち着くようで、熱がりなので、コタツには入らず、コタツの周りで毛布かぶって眠ってます。彼女は、”鍵っ子世代”ですので、これが落ち着くんだろうと思います。私のほうは、貧乏なボロ家育ちですが、(築後200年ほどの)古い家ながらも(かなり)大きめの家でしたので、子供時代はおもちゃは買って貰えなくても(大抵のおもちゃは”おさがり”でした。誕生日にすら家族からは買って貰った事が滅多に無いと言う…(^^;) だだっぴろくて、部屋が幾つもある家の中で十分に遊べました。屋根裏や縁の下など、隅々迄(足元の天井が落ちないように)ゆっくり確かめながら這い回った記憶があります。今なら、幽霊屋敷でしょうかね。本当に幽霊か何かが出そうに思ってましたし、(もちろん街中にある家ですが)家の主としてのヘビの数匹程度はいたように思います。大人の手のひらほどの”はな蜘蛛”を見る事も日常茶飯事でした。(流石にムカデは数年に1回程度しか見た記憶が無いですね。) もちろん、全て家(家屋)の中の話で、庭には暇があったら観察したり捕まえたりする昆虫だらけで、しょっちゅう年寄りから怒られたり、どつかれもしてましたが、やめませんでした(^^;

ともかく、別にどこか特別な所に行かなくても、家の中は、”わくわくなワンダーランド”な訳で、退屈するような事なんかも無かったように思います。

 ところで、最近は、人に求められるのは、発想力らしい。私は頭は決して人に自慢できるほど良いほうでも無く、学校の成績もたいした事も無かったけれども、発想力だけは(どうやら)人よりは長けているんだろうなと、ここ10年程度の間に思う事が増えた。(先日の列車事故に関しても、『起きてはいけない事』ですが、『起きない事は無いと考えるのがおかしい』と思ってます。あぁ、起きたからこんな事を言ってるのでは無く、日頃から電車を見て、そうイメージするような事があるんです)

日本家屋は、昔のような探究心をくすぐるような家と言うのは少なくなり、昨今の住宅事情もあり、狭くても生活に便利で住み心地の良い家と言うのが圧倒数になっていると思いますが、インターネットやパソコンも、全てが同じように進化すると、魅力の欠けるモノになってしまうんじゃないかなと思ってたりします。(例えば、blogにしても、もっと意外な形のblogもあって良いんじゃないかなと。ハンで押したようにどれも同じに見えれば、書き手の熱心なファンにでもならない限り、常連にはならず、定常的なアクセス向上は望めませんからね。そう言う意味では、やはり、何でもできるウェブスペースに帰結するのかなぁと思いますが…) ともかく、パソコンに関しては、”なんだか訳わかんない箱”としての魅力が無くなれば、パソコンである必要性も無くなるんだろうなと思う今日この頃だったりします。

無料サイト集 Kooss (run)記

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