結局、USBの模様

2004.05.11

 追記が遅れましたが、パソコン(メインマシン)の不調ですが、結局、USBだったと思われます。内部のUSBケーブルのコネクタがしっかりささって無かった。と言うか、ケースのコネクタのピンが緩くて、ちょっとパソコンを蹴飛ばす(^^;と、外れかかって不安定(もしくはノイズを拾った?)たのが原因みたいです。ただ、VGA(ビデオカード)は、tukumoで玄人志向祭やってたので、RD96-A128C-FLを買って取り替えました。無印Radeon9600を低クロック動作(250Mhz、本来ならば325Mhz)なので、そんなに高速化してませんが、3Dゲームはしないので、速さは十分高速ですし、ファンレスで安定性があって、色艶が綺麗で文字クッキリ感が増し目に良いので、nViDIAから久しぶりにATIに戻りました。(64bit地雷ではありません。因みにOC動作させても安定動作すると言う話もありますが、私はノーマルで使います)

 ところで、ここの所、世の中がちょっとヘンです。何かおかしいです。別に右でも左でも無いし、特定の政治的な組織・団体を支持している訳でも無いんですが、確かに悪い事は悪いし、それはそれでいいんですけど、でも、どこかしら、何か行き過ぎてる気がします。民主党代表の辞任とかWinny作者の逮捕とか、別にそれほど意外な事でも無いんですけど、或いはCD輸入規制の法案とか、確かにきちんと理由を読むとやむを得ない点もあるんですけど、イラク人捕虜虐待とか、なんなんでしょうか。ああなって言った事情や経緯も新聞で読みましたが、写真よりも、多分映像では見せられない(もしくは残していない)活字で書かれていた実態のほうが、(もし、本当ならば)なんなんだかなぁ〜 と言う感じで。最近、何かしら、どこか、ちょっと壊れてません? すこ〜し ぶ・き・み です。

 Winnyは落とした事はあるが、インストールして実際に立ち上げて使った事は無い。WinMXも初期の頃は使っていたが、著作権法違反のソフトが大多数を締め出してきて一般化してから、削除して使っていない。(あれだけ便利なソフトなら、真っ先に当サイト(旧完全無料お得サイト集)で大々的に紹介している所だが、雑誌・マスコミですら紹介され続ける状態になっても、一度も紹介した事は無い。逆に、DVD販売のページを設け、ネットからのCD・DVD購入を推進させる事にしたり、商用・非商用を問わずプロモ目的の合法の無料音楽・無料動画のページを設け、健全化を図った。そうしないと、ネット利用者全体に圧力が加わるのではないかと思ったからだ。もしかしたら、ネット発のアマチュア作家の音楽や動画と言った作品すらも規制の対象になりかねないとすら感じたほどだ)利用者の逮捕者が出ても利用者が減って無いような状況では、作者の逮捕があってもおかしくは無いとは思っていたけれども… 残念ながら、P2Pはフェアユースでの利用が進んでいなかったんでしょうね。基本的に、あれだけのソフトと利用者、ひとつの文化的側面もあった訳で、それを無くしたくなければ、利用者が自治的に自ら改善を図るしか無かった訳で。(逮捕は見せしめ的、或いは利用者にショックを与える事や、作者と警察とのやりとりなども大きかったのではないかと推測しますが、『こういうソフトを作ると逮捕ですよ』と言う事だったんだろうと思います)

悪い事は悪い。でも、もし、Winny愛好者がデモなどを行っても、それは健全な事だろうと思う。デモを行ったからと言って、逮捕の事実は覆る事も無いし、作者が釈放されると言う事もまずないだろう。逆に、悪質な利用者の更なる逮捕者も出てくるだろう。しかし、利用者達の行動の結果、P2Pソフトの健全な利用の促進につながれば、ネットの可能性が更に拡がる筈だと思う。無償配布されている非商用の映像・音楽ソフトには、優れた物も少なく無い。流通が増えれば、商用ソフトもプロモ目的で制限をかけて参入するかも知れない。(最近ならば、小田和正のまっ白などが期間限定で無料で聴けたように。幾らでも実験的な利用のされ方はある筈だ。成功しているかどうかは不明だが、無料動画で紹介している、松竹運営のわざアリは、総ダウンロード数を80万を超えている) 逆に、今回の件で、警察などへの批判の声ばかりで、何者も行動を起こさないならば、日本は、まだその程度の国家なんだろう、日本人はその程度の意識しか無いと言う事になるんじゃないだろうか。

悪い事は悪い。でも、その大きな流れの逆風の中で、全てが悪では無く、正しい事があるならば、正しいと主張し、正しい方向に促す行動をしないと、何も変わらないような気もする。

 前に、『若い人は勉強したほうが良い』と言う事を書きました。理由は、決して社会的地位や経済的に恵まれた裕福な暮らしの為では無く、人生を謳歌する為として。若い内に脳を鍛えておかないと、楽しいと感じれる事が、老化と共に本当に少なくなっていく、些細な事にも興味を持ち、感動し続け、人生を楽しむ為には、脳を鍛えておくべきだろう…云々と。

今、そんな事を書いた自分が、本当にそう感じている。実は、5年以上前から小説を書きたくて仕方ない。でも、暇が無いのもそうだが、残念ながらそんな文才も無い。今度は2年ほど前からは、作曲をしたくてたまらない。しかし、鍵盤1つひけない、音符にまともにおこせない。メロディーが頭の中で譜面につながらない。perlにしてもそうで、どんどん開発速度が落ちている。相変わらず、アイデアだけは奇抜で斬新な物は浮かぶが、新しい技術を吸収する暇も無く、全くおいつけず、その上、全く暇も無く、実際にプログラムに起こす事もできない。ただ、ここ2年ほどは、本当に作曲をしたいと思っている。”降りてくる”と良く言われるけれど、正にそんな感じで、ふとした時に溢れるようにメロディーラインが無意識の中で流れて出てくる時がある。流行歌のような決して消耗品では無いような、かと言って懐メロでも無く、”聞かせる”と言う感じでも無いけれど、今までに聴いた事が無いような、あぁいい音楽だなと思ってしまう事がある。要は、”自画自賛”なのだろうけど、アマチュアと言うのはそんなものなのだろう。(CDが売れないのは、確かにP2Pソフトの台等や、若年層の携帯電話などのコスト高でCDが買えない点などが大きいでしょうが、90年代辺りからの流行曲の消耗品化が進んだ事で、幅広い層で長く聴ける音楽が減った事も大きいように思う。その結果として、現在ランキング100位内には演歌などが並び、昨年は、『古時計』のような童謡が流行り、『桜』や『世界で1つだけの花』のように、1年以上ヒットし続ける曲が出てきているんだと思う。今求められているのは、購入金額にみあった値打ちのある音楽ではないだろうかと。音質などを気にしない若者層を狙うなら、CDは1コイン辺りが妥当ではないだろうか。逆に、CD(CCCD)以上に高品質な音楽を求める層には、相応の対価を要する売り方があっても良い筈だろう。基本的に、私は数万円のCDプレイヤーを痛めるかも知れないCCCDは滅多な事では買わない。)

多分、インターネットには、まだまだ多数の優れたアマチュア音楽家が無償で素晴らしい音楽を提供しているんだろうと思う。でも、芸術的な作家を多く紹介している、3DCG壁紙などのページにしても、リンク紹介しているサイトがそれほど賑わっているようでは無く、逆に閉鎖するサイトもあるように、音楽のほうもそんな感じなのだろうかなと思う。もし、今回のP2P作者逮捕にも関わらず、悪質な利用者が減らないならば、こう言った、アマチュア作家の無償提供(無料MP3ダウンロード提供)などにも制限が及ぶ可能性も考えられるだろうと思う。(例えば、無料音楽で紹介している、A-Babeにしても、メジャーデビューのミュージシャンや、オーケストラ常任指揮者、クラシック演奏家なども素晴らしい楽曲を提供している。ランキング上位にあるような商用CDの音楽にも、全く負けていないレベルの物もある。中には、本当に歌う事が好きで、音楽が好きで、そんな気持ちが強く伝わってくる、優しい気持ちにしてくれるような、心の底から励ましてくれるような、そんな曲だってある。優れた音楽ならば、全て市販化され、CDランキング上位にあると考えるのは、あまりにも単純で誤りである。しかし、実際は、延べダウンロード総数は、数百程度にも満たない。楽曲提供者だけで無く、その裏方の面々も多分、推察できないようなご苦労をされているだろうと思うが、残念ながらこの程度だ。純粋に自分達の作品を聴いて欲しいと思うアーティスト達の、こう言った作家の提供の場にも、影響が及ぶ事は、決して歓迎される事では無い筈だし、そうならないないように努めなくてはいけないと思う)

無料サイトの紹介サイトを運営している管理者としては、これを契機に、無料である事について、P2Pソフトの利用の仕方について、色々な人が、少しでも考えてくれるきっかけになればと思う次第です。

無料サイト集 Kooss (run)記

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