2003年02月04日の日記

2003.02.04

 この日記のページですが、古い日記は上書きされます。よって、1年が経過すると、自動的に削除されちゃう訳です。(いい加減でテキトーな(^^;)日記を書き始めたのが、丁度1年前だったんですね。

 さて、ここの所、これからの日本について、時々考える事があります。今は、漂いながら、飄々とした激変の時代のような気がしますが、長く続かないのじゃないでしょうか。(見た目でわかり辛いホームレスや、都内に限らず、相変わらず、人身事故と言う名の電車の飛び込み自殺も多いようですが、こんな状況、そうは続かないでしょう)

 で、思うんですが、昭和は何だったのかと。現在、韓国、中国などアジアは目覚しい発展を遂げてますが、それは日本の驚異的な戦後復興の成功と言うモデルがあっての事なのでしょう。が、あの日本の成功は果たして本物か? と言えば、様々な国際的な恵まれた環境(円安や東西の冷戦などなど…)もあって出来上がった経済大国ではなかったのかなと。

 昭和を語る上では、戦争は避けては通れません。戦争は良しにつけ、悪しきにつけ、日本に多大な影響を与えました。”戦争は駄目” 確かにその通りです。が、そもそもが稲作文明であって、争いごとをする風習すら無い国民ですから、”争いも駄目”と考える風潮が強くなったのではないかなと。昭和を更に遡り、江戸に至っては、後期は剣術も知らない、侍の魂を知らぬ武士だらけにした江戸・徳川の時代があります。更に言えば、身動きの取れない、士農工商の身分制度も導入されました。

 私は、この300年の長すぎた江戸時代の清算が、或る意味ヒステリックなレガシーが、今、崩壊に向かってる時期なのではないかなと思っています。お上が都合よく作ったルールが潰され、下克上の復権です。もはや、島国では無い日本として認識しないと、生き残れないのではないかなと。

 ほんの少し古いのですが、小渕首相の時代に、日本を代表する知識人の方々が書かれた、 21世紀の構想が公開されています。長文ですが、読み易い日本語で、凛として述べられています。1つの”道標”として読ませて頂きました。

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