ピクリンで検索するとピクリン酸しか見つからない。本当か?

2008.05.22

 本日の某NHKの7時のニュース。昨日21日午後10時50分頃、熊本赤十字病院の救急救命センターに、農薬を飲み込んだ男性が担ぎ込まれ、治療中に農薬を嘔吐し、有毒ガスが発生。それによって、患者や医師54名が目などの痛みや体調の異常などを訴えたという内容。

 飲み込んだ農薬はクロロピクリンと言う劇物指定されている、揮発性の高い毒物の模様で、もし、嘔吐した場合の被害は十分想定でき、報道陣から質問を受けていた医師も、当然それに則った治療をすると述べていたが、連絡を受けていたのがピクリンであってクロロピクリンでは無い事で、認識していなかった事と、インターネットでピクリンで検索しても、”ピクリン酸”しか見つからなかったと述べていた。

 そこで、早速”ピクリン”で検索してみた。

 Googleでのピクリンの検索結果

Google ピクリン検索結果

 

1番目ではヒットしなかったが、3番目にクロルピクリン、4番目にクロールピクリンでヒットする、各々、日本化薬株式会社の同一サイト内のクロロピクリンでの、概要紹介ページと、適用害虫と使用方法を記載した詳細ページだ。医薬用外劇物と言う事と容易に気化する事が書かれている。

”クロロピクリン”と言う名称では無いけれども、これでしょ?

因みに、ピクリン酸,塩化ピクリンの上位2件はWikipediaで、上記の3位,4位に続いて、6位,7位がクロールピクリン、8位がクロロピクリンとなっている。

Google以外で検索した場合はどうかと見ると、Yahooで”ピクリン”を検索すると、検索結果1ページ中には、”塩化ピクリン”しかヒットしないので、「ピクリン酸しか無かった」とした病院では検索エンジンにYahooは使って無いと推測される。MSNの場合は、”ピクリン”で検索すると1ページ目に、2位,3位にカヤククロールピクリン(即ち、クロロピクリン)がヒットし、同様に”ピクリン酸”は現れなかった。

よって、病院で使った検索エンジンは、この中ではGoogleではないかと推測される。

なのに、なぜ、Googleの1位と2位の情報のみを見て、3位以降の検索結果を無視したのか?

1位がWikipediaだったから、それだけ信用したのだろうか? それとも、一般サイトは信用できないとでも思ったのだろうか?(因みに、個人的にはWikipediaのほうこそ、もっともらしいウソや偏重が多く、SEO目的で使われたりしますので、厄介な存在だと思ってたります。まぁ、そもそも、Web2.0 ってのは金と権力とコネのある奴だけが儲かって、中小零細サイトはネットから消えろって事になっちゃてるもんですから…)

さてさて、私は何か間違った事でも書いているのかな?

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