Windows 10 マウス操作でスリープから勝手に復帰する場合の対処法。Win10 anniversary update以降。

2016.09.30
Windows 10 Anniversary Update後のWindwos10の画面

 windows 10 anniversary update(アニバーサリーアップデート)での不具合なのか、アップデート以降はサブノートPC ASUS U24Eがマウス操作でスリープから復帰してしまう現象が止まらない状況になっていた。

ざっとネットを見た所、まだ方法が掲載されて無かったようなので、このページでは、マウス操作でのスリープからの復帰の無効化の方法について簡単にご紹介しておきたい。

以前のWindows10でのマウス操作でスリープからの復帰を無効化方法

 通常、以前のWindows10の場合は、スタートボタン右クリック⇒”コントロールパネル”⇒”電源オプション”のスリープ設定でスリープ解除タイマーの許可を無効にし、スタートボタン右クリック⇒”デバイスマネージャー”の”マウスとそのほかのポインティングデバイス”で、マウスを選択後”電源の管理”タブで「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外して無効にすれば、マウス操作でスリープから解除される事は無い。

キーボードでどのキーを押してもスリープが解除されてしまう場合は、同様に”デバイスマネージャー”の”キーボード”を選択し、”電源の管理”タブで「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外して無効にすれば良い。

Windows10 anniversary update以降でのマウス操作のスリープからの復帰を無効化する方法

ところが、Windows10 anniversary update以降では上記の設定のみでは、スリープから勝手に復帰してしまう現象を無効化できなくなっていた。しかも、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」を外しても、スリープが解除された後に確認すれば自動的に有効になっていた。

そこでスリープ解除を無効化する為に新たに以下の点を追加で実行した。

ヒューマンインターフェースデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除を無効化

スタートボタン右クリック⇒”デバイスマネージャー”の”ヒューマンインターフェースデバイス”で、HID準拠コンシューマー制御デバイス,HID準拠ベンダー定義デバイスの、各”電源の管理”タブで「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外して無効化し、スリープからのマウス操作での自動復帰を回避できた。

このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにするを無効化

これでも、勝手にマウス操作で復帰しまう場合は、他にも、電源の管理タブにスタンバイの状態を解除できるの項目のあるデバイスがあれば、同様にチェックを外して無効化されたい。

尚、当方では、他にもスリープ解除タイマーの許可が強制的に”重要なスリープ解除タイマーのみ”になっていたのを再度”無効”に設定し直しなどもしている。たとえ重要なアップデートであっても勝手にスリープを解除してまで実施して欲しくは無いと思っている。

スリープ解除タイマーの許可を再び無効化

最後に Windows10の通知は邪魔

Windows 10 anniversary update(アニバーサリーアップデート)の不具合も今後のアップデートで、暫く放置すれば改善される事も多いだろうから、このスリープ解除の不具合も改善されるかも知れないが、マウスなんてちょっとした衝撃にも反応するものだから、持ち歩いて使う軽量ノートPCなどは、ほぼ勝手に起動するのと同じで、毎日使ってる仕事でカバンに入れて使うノートPCがこれでは持ち運びに不便でとても困るなどというケースは多いと思う。同じようにお悩みの方は参考にされたい。

因みにWindows 10 anniversaryでは、設定なども一部初期化され、通知も全部ONに戻っていた。Windowsの通知の大半はどうでもいい事ばかりなので面倒なので全てオフにする事とした。Windows10の通知はとてもウザ過ぎて、Windowsそのものを使う気が失せるので、デフォルトでオフにするなりスマートにして頂きたい。これが最大の不具合かも知れない。

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