ついに登場、OS込みで1万円台のエコな小型パソコン

2008.04.18

 タイトルどおりです。デスクトップ型の100ドルPC+OSの国内版ってとこですかね。なので、そんなに驚くような事じゃないんですけど、国内パソコンの一般常識しか持ち合わせて無い方からすれば、カルチャーショックかも知れませんね。もしくは、「安かろう、悪かろう」とどうせすぐ潰れるだとか、使い物にならないだとかで、見向きもしないかのどちらかでしょう。(そもそも、日本「だけ」がパソコンが売れないのは、日本人は高いパソコンしか使えないとか思ってるからじゃないでしょうかね。確か、韓国辺りは今年2008年、1年間の販売台数見通しが、5000万台だとかあったような記憶が… ともかく、(世界に大量にばらまくほどのお金がある筈の)日本は、サブプライムローン問題で益々不景気な米国よりもパソコンが売れない、奇妙な国なのです。)

もちろん、今回ご紹介するのは、用途の限られる小型パソコンなので、一般向きではありません。ただ、安かろう悪かろうなモノでは無い事も確かです。(まぁ、興味の無い人もハナシのネタにでも見てって下さい)

 さて、話を戻して、1万円台の小型パソコン。概要は、以下の通り。

DNRH-001(アウトレット品 新品,未使用) ¥19999 販売店 フェイス
・CPU:VIA C3/Eden 1000MHz (ファンレス)
・Chipset:VIA CLE266 & VT8235
・MEM:256MB 最大1GB
・HDD:40GB
・VGA:Unichrome AGP
・LAN:10/100 Base-T x 2ポート
・SOUND:AC97(VIA VT1612A)
・その他:UPS機能(無停止時間30秒)
・サイズ:215(W)x70(H)x320(D)
・重量:約4.4kg
・OS:WindowsXP

以上のスペック。アウトレット品とは言え、2年ほど前ならば5万円以上のクラスの小型パソコンが、OS込みで2万円以下。OSを除いた本体のみ価格を考慮すると、1万円近い値段です。

スペックだけを見れば、最近のデスクトップパソコンよりも遥かに低性能ですが、当時は、ファンレス&省電力な「エコである小型パソコン」と言う付加価値を持った製品が少なかった事と、それが高い付加価値であった事で、2年前はそれほど、高価に売られていたと言う風にも解釈できる事が理解できるかなと思います。

今は、ノートパソコンも消費電力20Wを切ります(先日、デルのVostro1500 C2D-T7250搭載モデルを購入。アイドル時で18W,液晶オフ時で約10W,スタンバイ時は0W 以上ワットチェッカーで計測。ファンも殆ど回らないし、たまに回っても意識しておかないと聞き取れない位に静か。因みに購入目的は、完全なデスクトップリプレース。)ので、そんなに高い値打ちが無くなった事が、これだけ激安で出て来る理由の1つかな? などと思っています。

とりあえず、サブマシンとして使って、ゆくゆくはLinuxでも入れて遊ぶとか、UPS機能もあるので、小規模自宅サーバー/ファイルサーバーにするとか、初心者がハードを学ぶとか、パソコンを常時起動させておく作業などと、言った用途にどうかなと思ったりしています。

まぁ、この値段で置場所も取りませんし、色々と遊べそうですから、眺めてれば欲しくなっちゃう1台ですね。

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