中国サイトからのリンク紹介増加について、少しだけ考えてみる。

2007.03.03

  先日、爆発的な勢いで増大する、中国の軍事費に危機感を感じた、自民党の中川幹事長の発言で、「日本が中国の何番目かの省になる可能性がある」と言う内容の物があった。以前は、日本はアメリカの最後の州だと言う意見が大勢を占めていたので、日本は米中の 2大大国の属国になって行く事が鮮明になってきたと言う事なのだろう。日本人は、軍事的な脅威故に諸外国に従うような民意の低い国民性では無い けれども、エネルギーの利権を保有した国家には、従順になるのが賢明であるのは、中東諸国に対して親密な対応を取るのと同じなのだろうと思う。

 丁度1年前にも、日本は、もはや中国の目標では無いとしているのではないか?と言う趣旨で書いている。しかし、中国からのリンクは、相変わらず減らず、逆に増加中ですが、反面、数年前と比較すれば、無料(タダ)だからと、あさましくしているかのような印象は無くなった。それなりにマナーに則って利用されているのだろう。中国人への注意・警告などを掲載する無料サイトを見る機会 は殆ど無くなった。 また、一時期と比較すれば、欧米の無料のネットサービスのほうが国内よりも魅力的な物が増加している事も一因かも知れない。

さて、そこで気になったのが、リンク紹介の内容なのだが、いわゆる、日本人の多くが知ってそうな、大手ポータルなどよりも、中小のポータル系、人気サイトのほうが目立つような印象を持つ。これは、著名な国内サイトならば、一般的な中国人も 既知であるから紹介するまでも無いと言う事なのか、本当に中国人にとって価値のあるサイトを集めただけなのか、それとも、全く別の目的があっての事なのか…

日本人よりも数段知恵の回る中国人である故に、本心はよくはわからないのだが、(あえて邪推してみるならば)日本を潰そう、或いは日本を完全な属国にしようと思ってるならば、大企業では無く、根幹を支える中小企業の数割を中国系(寄り)企業にすれば良い。これは、ウェブサイトでも同様な事が言えるだろう。

本年、中国のGoogleとされる、baiduが日本語検索で、日本市場に進出する。中小のポータルや人気サイトのアクセス牽引役になるならば、Googleが日本人に支持され 普及したように、baiduも支持されるのかも知れない。 特に大手ポータルの囲い込みによって、締め出され気味の中小のサイトにとっては、歓迎される事になるだろう。

因みに、まだ、陳海騰氏の事を書いている国内ブログなどは無いみたいですね。間もなく、日本版baidu、公開の模様ですが…

無料サイト集 Kooss (run)記

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