無料出会い系か、無料知り合い系か…

2006.07.30

 先日の日記に書いたように、無料出会い系の紹介を増やそうと思ってますが、(ここんところ、久しぶりに)”出会い系”などで検索すると、今は殆ど、アダルト絡みで、なんだかなぁ〜(−−;) ですね。『出会い系サイトは、危険だから注意せよ』と言う事が一般化する事で、『出会い系サイトは危険で良い』と言う事にすりかわってしまったようで、殆どがネットのテレクラみたいな感じです。

ここ、編集室やKoossの常連さんで無いならば、この記事を読んで、まだ勘違いする人がいるかも知れませんので、ネタバラシみないな感じになってしまいそうですが、日増しに知名度が向上しているようなので、もう、ここで紹介しますが、無料出会い系サイト紹介ページの再編成後、最重要的に紹介したいと考えているのが、ココです。(業者などが偽装して参加するスキを与えないきちんとした体制ならば)文句無しで、本物の真面目な完全無料の出会い系サイトと言っておかしくは無いでしょう。(あぁ、見た目でしかわからず、判断基準がわからない方にアドバイスするならば、奈良県のサイトの 福祉部こども家庭局こども家庭課 のページでも見て下さい。これも立派な行政サービスなんですよ。)

しかし、(間違いなく)出会い系サイト、或いは、結婚紹介系、お見合い系サイトであるに関わらず、そう言う名称のリンク集で紹介するのが、もはや、難しくなってきているのではないかと言う印象です。何度か書いているように、そもそも、ネットで出会い系と言えば、男女の出会いに限定した物でも無く、老若男女を問わない、知人・友人・仲間作りを含む、ネット上のみの出会いが主体であり、官庁が民間企業の仲介的な事を支援したサイトすらも出会い系サイトと言われていましたからね。

名称や用語の使い方は時流によって変わるものですが、このような健全な出会い系サイトの紹介に、出会い系とできないのは、明らかにおかしいです。検索エンジンを使って探す人は、どのような用語を使って探せばいいのでしょうかね… (女優やタレント名で検索しても、アダルトサイトばかりがヒットするので、タレントの応援サイトが減ったような事もありましたが… その前は、”無料”で検索してもアダルトばかりでしたし、場合によっては、企業や商品ブランドで検索しても、アダルトがヒットしたりとかもね。業者にとっては、何でもいいんですよね。でも、いつまで、アダルトサイトに遠慮しなくてはいけない状況がネットでは続くのでしょうかね。。。)

で、”出会い系”の代わりになりそうな、用語は無いかとボキャブラリーのないボンクラ頭をひねりながら徘徊していると、最近は、”知り合い系”と言うのが、或る程度知名度が向上している事に気がつく。主な物は、(実際は、今は殆ど無くなった、Gaiax系無料HPなどに毛が生えた程度で、大したもんでも無い)SNSの事だけれども、SNSの閉鎖性故に、ウチでは、安全性の確認が出来ないので紹介は(過去)殆どしていない。それに、”知り合い系”は”新しい出会い系”と言われるけれども、Gaiax或いは(一部の交流が活発な)ブログのような、本音で人と人がコミュニケーションができる状況を促進しているかと言えば、その逆で、ネットで本音が言えない人を増やしているだけのように見えるので、”新しい出会い系”と言えるかどうか、私にはわからない。アダルト系らしきSNSが増加している事に関しては、確かに、俗世間で注意を喚起するところの”出会い系”の新しいタイプではあると思うけれども…

しかし、”知り合い”と言うのを使うのは、どうしても抵抗がある。"出会い"、"出会う"は、偶然性以外も含むが、その実、能動的要素が大きい、他方、"知り合う"と言うのは、受動的、偶然性のほうが大きい印象をどうしても受ける。SNSだと、意図せず、『知り合いの知り合いだから、知り合った』と言う事で、知り合い系である事は間違い無いだろうけれども、そうでは無い、(なんらかの形で、ネット上の出会いを促進させる健全な)一般のコミュニティー系サイトだとおかしい。やはり、出会い系とするほうがしっくり来る。

インターネットの本質は人であって、その人と人の交流支援をするコミュニティー系サイトが、最大限のアクセスアップを果たせる事は、ここなぞで、2002年に書いてますが、今や日本のSNSの代表格、mixiが、AlexaのJapan RankingでYahoo,Googleに続き、3位に入っている事からも、人と人との交流や出会いを支援するサイトの存在は、揺ぎ無い状況になっていくでしょう。

しかし、それがいつまでもSNSであり続けるようでも無さそうな気配です。巷で囁かれる”mixi疲れ”もそうですが、私は海外の動きのほうに注目しています。日本では子供の安全の為に、”出会い系サイト”利用への注意を促していますが、世界最大のSNS(現在、Alexaの世界ラインキングで6位。米国のみらば3位)である、MySpaceに対し、(子供を犯罪から守るために)子供が学校などの公的施設から アクセス制限し、利用させない法案が、先日、米国下院で可決されたところですので、日本も、いずれ、”知り合い系”も、”出会い系”と同じような”危険な有害サイト”としての風潮で見られるように変わって行くのかも知れませんね。

さて、とりとめも無い事を書きながら、あれこれ考えてましたが、やはり良い名称は浮かびません。何かアイデアは無いものでしょうか。

結局、”真面目な出会い系・知り合い系”みたいな、サブタイトルで凌ぐしか無いのでしょうかねぇ。アダルトのほうが、サイト(ページ)タイトルに”【アダルト】”などと入れるのが、本来の姿と思うんですがね…

無料サイト集 Kooss (run)記

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