リンクが貼れないFLashサイトのCM動画の増加

2006.06.07
  どのチャンネルでも、連日のように、某インサイダー疑惑事件や、秋田の小学生殺害事件などばかりなので、『一体現状はどうなの?』が気になる、新聞社やポータルなどの、ジャワ地震関連特集サイトなどの一覧でも、作ろうかと思ってたんですけど、 それより先に、また、1年ぶり位?に、定期的に似たような記事です。

基本的事項
1:インターネットは、お金さえかければ大量の集客が見込めるような物でも無い。
2:何がどこにあるのか、パッと見てわかり辛いサイトは敬遠されがちになる。
3:リンクを貼られ辛い、独立したようなサイトは、衰退の道を辿る。

この事を実証するような、具体的な例

ページ全体がFlashであっても、アクセスした者がスムーズに流れて行けるような、ガイド的要素があれば、多少は良いのですが、どこに何があるのか、Flashですから、リンクした先に、紹介した内容のコンテンツがあるとは限らず、探し回らないといけない状況になります。アクセスした者 は、ぐるぐると回されて、不快な印象が残る可能性があります。これは、例えば、よく、ランキングなどを多数設置していて、入り口がわからない、コンテンツがどこにあるのかわかり辛い、素材サイトが、人気が無くなって行くのと同じです。

CM(動画)は閲覧者が見るだけで、CM(コマーシャル)効果がある筈ですので、(多額の製作コストをかけている)最大の宣伝効果を失う事になります。もちろん、 素晴らしいコンテンツであっても、多サイトから、リンクされる機会が減り 、閲覧者が増えません。特に、15秒〜30秒の短い映像作品である、CM動画は反復して閲覧される機会がある事で、商品やサービスの宣伝効果が期待できる物と考えますので、企業にとっては、消費者に対して、いつでも、すぐに見て貰える状況にある事が好ましい筈なのに、サイトのFlash化によって、逆効果になっているように思われます。(最近の企業のCM関連の情報配信では、Flash化されたサイトの物のほうが目に付く。Flash化以前は、あまり流れて無かっように記憶している企業なので、閲覧者不足を補う為に、色々とされているんだろうなと、あれこれ憶測したりする。このまま進めば、CM動画を見て貰う為に、ネット広告を出す企業が増加するかも知れない。もちろん、前述のように、アクセスに対する閲覧者数の効率を改善するほうが遥かに効果があるだろうし、リンクされ易い構成ならば、ウチのCM動画のリンク集のような、 趣味のCM情報サイトにも無料で掲載され、ネット広告も不要だろう。ついでだから書いておくと、Flashサイトを個人的に好まないのは、テンポを崩される点だ。サイトにあわせないといけないので、非能動的になる 。この切り替えが精神衛生上、どうもよろしくない。『だったら、テレビのように、(受動的に)なんにもしなくても、全部、ずらずら〜っと見せてよ』 と言う気になるのとは逆に、あれこれクリックしないと先に進めないのが大半だ。もちろん、You-Tubeに代表されるように、ページはhtmlで、動画 はスムーズに再生されるFlash(FLV)と言うのは歓迎するのだけれども 。更に、オマケ的に追加しておけば、動画の配布・配信が自由にできる、海外のバイラルCM人気が増加している事も注視している。今は、面白、ビックリ、お色気のようなタイプが多いので、宣伝効果は懐疑的だが、何年かして、気がつけば、日本のネットCM動画の大半は、海外企業の物、なんて事にならない…とも限らないかも知れない。日本でも、You-TubeなどのSNS系の動画サイトの人気が急上昇しているので、失笑には未だ早い。)

確かに、サイトの見た目、見栄えなども重要ですが、それのみに捉われると、それ以上に重要なファクターである、ユーザビリティ、アクセシビリティを疎かにしてしまうと言う弊害が、多分に起きる可能性があります。

サイトは、構成がシンプルでわかり易い物が、どのような訪問者にも親切で、好感を持って頂けるものと考えます。

しかし、まぁ、企業のお偉い皆々様にとっては、このような愚人のたわごとは、もし、目にとまったとしてに、せいぜい、『大きなお世話だ』 と言うところが、関の山なんでしょうね(^^;)
ただ、消費者の視点で見ている事も忘れないで欲しいですね。

無料サイト集 Kooss (run)記

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