Web2.0はバラ色の世界を生み出すのか?

2005.12.12

 Web2.0って言っても色々ありますからね。具体的なツールで、ウチで紹介しているのならば、 ブログソーシャルブックマークなんかそうですね。『使えば、もうあなたもWeb2.0に参加している』みたいなノリでいいんではないでしょうか。

で、無料サイト集 Kooss.com の管理人としての見方ですが、ここでは、CなんたらやITナントカなどで、よく言われている、”素晴らしい事”については触れず、愚人の”勝手な推測”であれこれ述べてみます。

まず第1に、Web2.0では、一極、大手支配的な流れから、参加者の総意などで形成されて行く面が多々あるように思われますが、これは何かと言えば、”大量の偽装”を生み出す事が考えられます。また、これで衝突するのは、個人vs個人(又は偽装) ですので、”喧嘩や口論”も増えるでしょう。(むら的な)小さなグループ化なども増えて、その小さなコミュニティのルールが、正論や道理を超越した、”オキテ”のような存在になったりするかも知れません。実は参加してる、そのコミュニティが、偽装めいた集団である事もわからずに… と言う事も多々あるんでしょうね。

次に、では何故、Web2.0への流れを止めようとせずに、”おっきなところ”が歓迎・推進しているのかと言えば、簡単に言えば、Web1.0の形のビジネスモデルはもう限界であって、Web2.0の形に、未開拓の巨大な市場を見出しているからだと思われます。例えば、Yahooの検索エンジンがカテゴリー型から、Googleのようなロボット型検索エンジンスタイル(YST)に変わった事や、GoogleのAdsenseなどもそうですね。

で、本題の、『Web2.0はバラ色の世界を生み出すのか?』ですが、今は何も言わずに、黙って見ておく事にします。もちろん、Web2.0に移行する事は間違い無いので、頭をどんどん切り替えて、”放置”されないようにせねばなりません。

当サイトは、来年中には総合PVの数値も1億を超えます(実際はとっくに超えてると思います。負荷対策で外してる事も多いし、常時外してるページも増やしてますので…) もちろん、最近(でも無いけど) そこいらで当たり前のようなやってる、”実体の無いアクセス”などによる偽装では無いですよ。でも、そんなアクセスの”数字”なんてのも、本当に無意味になってくるように感じています。(Web2.0の”総意”なんかも無意味なんですけどね。数が多ければ正しいとするならば、その母集団の存在の確認は、毎時毎回適切に、客観的な第3者的な機関によって行われないと、何とも言えないです。そう言った環境の中で鍛えられて、本物を見抜ける人が増えれば、みんながハッピーな方向に近づくでしょうが…)

一番注目している点は、Web2.0に関する新技術では無く、今以上に、もっと、”人” だと思っています。

力の無い者が、正しい事、良い事をするのは、本当に難しくなってくる可能性があると思います。逆に、力があり悪知恵の働く者ならば、悪い事が幾らでもできるようになるかも知れません。これは世の中、実社会と同じですね。

Web2.0は性善説に則っているのかも知れませんね。

無料サイト集 Kooss (run)記

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