新潟地震
2004.10.24
マスコミと言うのは、本当に学習能力の無い傲慢なものだと思い知らされる。マイクを向ければ、『火事は?』『火は?』など、妙にテンションの高い声のインタビューをどのチャンネルも毎回のように耳にする。酷い地震だと言うのがわかったのだから、報道番組を、衝撃的映像のような”バラエティー番組”にする必要は無いだろう。今は危機感を必要以上に煽るのでは無く、後遺的損害を与えないような慎重な配慮が必要な筈だ。阪神大震災の時もそうであったように、直接的に生き埋め、或いは生き埋め後に焼死した被害者よりも、その後の振動などに敏感になった体質に与えた長期のストレスなどで死期を早めた者も少なくは無かった筈だ。もしかしたら、そちらの死者数のほうが多かったのではないだろうか。 マスコミは未だ被害の実態の全体像が掴めない被災者に対し、不安感を与えない、避難、支援、対策関連の情報を提供をする事のほうが重要ではないだろうか。被害者が増える事よりも、視聴率を重視しているような気がしてならない。 こんな事を書いて、もしこれをマスコミ関係者が見たら、『自分達も真剣に、真面目に』などと思うかも知れない。しかし、そう思う事こそ傲慢な証だろう。少し位は、遺憾の気持ちが伺えてもいいのではないか。 もし、自分達の報道の結果、誰かが心因的なダメージを強め、結果、死んでしまったとしたら、その十字架を背負って、生きていく覚悟位は、持ってるんだろうな。ジャーナリストなんだからな。 夜が明けて、詳細がわかって、平静に事態が落ち着いていってくれればと願います。
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