2003年10月02日の日記

2003.10.02

 さて、あっと言う間に何も出来なかった9月が過ぎ、10月です。久々に長めで無駄口叩きます(^^;)

 無料系ですが、無料サーバー(自宅サーバー)の影響か、住み分けが進んでいるように思います。限られた能力のある人のみに与えられるサービスとしての無料。お試し的に限定的な無料。客寄せの為の無料。慈善活動としてネット(社会)貢献の無料。お金がかからない(初期導入コストが不要)な点は基本的には変わりませんが、その他の条件についてのプライオリティが重要になってきつつあるように思われます。そう言う意味での、ユーザーサイドからの有料と無料の選択肢のボーダーレス化が進んでいるようですし、他方無料サービス提供側でも、有料サービスが増加していたり、有料サービスの無料サービス提供も増えているように思われます。もっとも、業者間の過当競争と広告収入費での運営が困難を極めている事が最大の原因と思われますが、前述のように、ユーザーは無料にこだわってる訳では無く、サービス、内容の質を重視している傾向が強くなってきており、それら需要に対応している結果でもあると思われます。何年も言われ続けている事ですが、たとえこれほどの不景気であっても、自分の好きな事、好きな物には、支出を惜しまない人と言うのは、決して少なくは無く、そう言った需要の喚起をアイデアを駆使し、行っている無料サイトが、成功しているのではないかなと思う次第です。

 アクセスアップですが、今や、小さな個人サイトでもSEOと言う専門用語(もはや、そうでも無いですけど)で紹介される事が当たり前の昨今ですが、基本的にSEOは到達点では無く、導入部だろうと思います。SEOと言う用語は使っていませんが、ロボット型検索エンジンとその対策の重要性については、SEOなる用語すら存在しなかった2000年当時より、無料宣伝のページで重要性について紹介しています(検索エンジン対策について述べてきた事を簡潔にすると、カテゴリーに固執すると損をすると言う、今は常識的な事です)が、今は過当競争が激しく、SEOの価値が非常に低くなっているように思われます。SEOへの偏執は、言わば一元さん重視のビジネスをするのと同じであって、常連さんが望めないお店です。この本質的な原因には、何らかの数値化された情報に基づく物があり、たとえば、商品の安さなどがそうですが、これは言わばスーパーのチラシのような物と言えるでしょう。集客が無いようでは何も始まらない事は、常識的な事として、何ら否定的な事は述べませんが、前述のように、たとえ、無料の物があっても、有料サービスと言う選択肢も重視される傾向がある事から、ニーズの多様化に追随できる、即ち訪問者を、顧客として1人1人に対応した情報の提供を行う事が、今後は益々重要になってくるのではないかと思う次第です。アクセスアップは、カウントアップの時期を過ぎ、アクセスクオリティーアップ、即ち、きちんとコンテンツを利用するアクセスの向上を目指す物になっているのではと思います。今なお、無料カウンターや、無料アクセス解析など、人気がありますが、基本的にカウンターは数字が踊っているだけの物ですが、それらの踊っているだけの数字に踊らされると、良い結果を生まないのではないかと思います。結局は同じ人ですので、人が見えなくなれば意味がありません。

 ところで、先日、朝日の夕刊だったと思うのですが、日本を代表される方からの理科教育への寄付の話が掲載されているのをチラと見ました。偉い人は今も昔も偉いんですよね。今の10代、20代。マスコミで言うほど悪い未成年(単なる視聴率稼ぎのようで…)はいないと思うのは、何度も述べてきましたが、育ってきた環境は想像するしか無く、大半が、汚くも残酷な自然に触れ馴染む機会も無く(美しく快適な自然はあると思います)育っている事から興味の対象にならず、逆に、生まれて既にあっても更に目覚しく刺激的に進化する死語的なハイテクメディア、バーチャルアミューズメントに目を奪われる。その辺りなのかなと思ったりしますが、そう言ったハイテクメディアなどの供給電源で注目を浴び、実用化間近になっているのが、ご存知のメタノール燃料電池です。端的に言えば、酒飲みな機械達と言うファンタスティックな話になる訳です。(排出は水のみと言うクリーンエネルギー。決して酔っ払って暴走するような事は無いでしょう) 特にノートパソコンの長時間での屋外、モバイル利用などに注目されていますが、こう言った、生体的なメカニズムの応用が身近なハイテク機器においても進む事で、基礎技術、基礎研究の分野、その基礎としての”理科”への注目が戻って来るのではないかなと、ふと思ったりしました。(あと、最近の若年層の傾向として、わかったつもりになっている人が多いように思います。頭で考えると言う行為に慣れていて、経験から学ぶと言う事が少ない。頭できちんと考える事は重要ではありますが、頭で考えて解決できる事は、実はそんなに多くは無く、何かしら経験に基づく自分だけの論理を生かす事が、人生においては重要であり、そう言った論理が、社会では一般論に勝ります。全く非の打ち所の無い正論しか待たない者には何も魅力は無いんです。教科書通りの結果になる事が大事では無いと言う事や、経験が重要である事。今の学校教育、現場がどうなのか、全く不知故に意見する立場では無いのですが、根本として普遍的であろうと思うのは、以前にも述べたように、勉強と言うのは、基本は、色々な事に興味や関心を持つ事で、人生を長く愉しめる人間になる為に必要な行為であって、世間で言う金持ちや出世などの勝ち組のような成功者になる為の物では無いと言う事。若い時に脳を鍛えておかないと、年を取ると何かにつけ面白いと思う事が本当に少なくなります。若い時期に自発的に興味や関心を持つ行為を養う機会を失えば、それだけ人生で損をするのではないかと思います。興味を持つ、実際に試す、それが経験になり、それが自分だけの論理や法則への礎とつながり、自信になる訳です。)

 優勝セールですが、流石に阪神の時のような事は無いみたいですが、それでもダイエー全店の初日の売り上げが、前年の3倍になったそうです。ダイエー再建、なるでしょうか。中小零細企業や商店主にも励みになるんじゃないでしょうか。ネットのほうもダイエー優勝セールが、多少ありますが、ダイエー店舗の優勝セール同様に、そんなには安く無いですし、開催サイトも少ないですね。それより、今のお勧めは19円コーヒーでしょうか。ブラジル,コロンビアもパックになった35周年限定セット、近い内にオーダーします(^^;カナリオトクカナト

無料サイト集 Kooss (run)記

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