WSVGA(1024x600)のネットブック用壁紙を簡単に作る方法。

2009.01.09

WSVGA 1024x600  メモするほどの事でも無いので、記事にするのもどうかとは思いましたが、現在主流のネットブック(ミニノートパソコン)のデスクトップサイズの無料壁紙が、かなり少ない(無料壁紙は、日々探しておりますが、このサイズは本当に少ないのです…)と言う事や、利用した無料ソフトの知名度もまだ低い事もあって、もしかしたら、誰かの役に立つかも知れないと思いましたので、掲載しておく事にします。

尚、壁紙の上下左右が切れたり、アスペクト比(縦横比)が異なり変形するなど、若干の見た目の悪さが伴っても気にならない方は、一般のワイドサイズなどの壁紙を、通常通り、Windowsの画面のプロパティで設定すれば良いでしょう。
ここでは、あなたのお気に入りのデスクトップサイズ壁紙(画像)を、画面の小さいネットブックでも、簡単に綺麗に壁紙として使いたい方へ、無料ソフトを使った手軽な方法を紹介します。

ネットブック単体で手早く簡単に壁紙を作成する。

 この方法では、画像の一部分の”切り取り(切り出し)”は行わないので、WSVGAのアスペクト比とは異なる、一般的なデスクトップ壁紙サイズの場合では、上下又は左右が、若干切れたり余ったりします。壁紙のふちの部分に多少の余裕がある、或いはその程度は特に気にならない方が対象になります。
変換する壁紙が、数枚程度と少ないならば、高精度リサンプルにも対応している、画像ビュアーのIrfanViewなどでも可能ですが、枚数が多いと手間と時間が掛かりますので、一括変換ツールを使うのが簡単で良いでしょう。ここでは、高精度のリサイズ(リサンプル)対応の、リサイズ超簡単Proを使う場合を、簡単に紹介します。

壁紙一括変換

1:リストに変換する画像ファイルをドラッグ
2:横サイズ優先[1024] 又は 縦サイズ優先[600] にマーク
3:補間方法を 高精度 バイキュービック法にマーク
4:JPEG画像の保存品質を設定。(デフォルトの80以上が良いでしょう)
5:[変換開始]で実行
6:フォルダを開き、作成された壁紙用画像ファイルを確認する。

一般のPCでネットブック用壁紙を気楽に作成する。

 画面のデスクトップの表示サイズが、WSVGAより広い、オリジナルの壁紙サイズ(1280x1024など)以上の解像度のあるパソコンで、ネットブック用壁紙を作成します。この方法では、任意の矩形領域の”切り出し”とリサンプルを行える事で、最もお気に入りの部分を壁紙にできます。但し、一括変換は出来ませんので、やや手間はかかります。ここでは、IrfanViewQperCopyを使った方法を紹介します。

IrfanViewの設定

画面サイズを越える壁紙(1900x1200等)を変換する場合や、画像の縮小をIrfanViewで行う場合は、IrfanViewの設定を、[表示]⇒[表示設定]で、”画像をウィンドウにあわせる”,”伸縮時にリサンプル処理を使用(高画質)”にマークしておきます。

QperCopyの設定

Qperが常駐している事を確認し、設定画面を開く。固定サイズにマークし、X[1024] Y[600]とします。縮小もQPerで行う場合は、”拡大/縮小”で縮小率を設定し、XとYのサイズを縮小率で割った値を代入します。(例:縮小率80%ならば、X[1280] Y[750])。ファイルを保存するフォルダを指定し、ファイル名自動更新にマーク。

壁紙変換

1:画像をIrfanViewで開き、必要に応じて、窓のサイズを変えて、画像を拡大/縮小表示させる。
2:QperCopyをクリックし、画像の壁紙にしたい任意の部分へ矩形領域を移動させ、クリック。
3:保存先などが間違い無い事確認し、保存。
4:保存先フォルダを開いて、(一応)画像を確認。
5:1〜3(又は4)を繰り返す。
6:ネットブックへ転送やUSBメモリー経由でコピーなどする。

ガイダンス・補足

 細かい点で比較すれば、ツールの数だけ変換する方法があるようなもんですが、一般的に無料ソフトを使って、変換するならば、概ね以上の2点程度ではないかと思います。
 こうやって書くと、矩形領域の選択&リサンプルが、手間のように見えるかも知れませんが、実際にやるとそんなに手間でもありません。もっと大雑把に書けば、”画像を開く⇒矩形移動⇒画像保存”と言うパターンなので、1枚辺り数秒程度で済みます。デスクトップPCのお気に入りの壁紙を、ネットブックでも持ち歩きたいと言う方なら、迷わずこの方法をお勧めします。特に、低容量のSSDしか搭載していないと言うネットブックなら、保存壁紙枚数も限られますので、本当にお気に入りの壁紙を厳選する必要がありそうですね。

  尚、おわかりとは思いますが、この方法を使えば、お気に入りの壁紙や画像を、ネットブックよりも更に画面の小さい、携帯電話やPDAなどのモバイル端末用の画像変換にも使う事が出来ます。
基本的に、リサンプル(リサイズ)の精度が高いツールならば、高精細でサイズが大きい画像や壁紙ほど、縮小時の画像も美しく見る事ができます。
あと、お約束事ですが、一般的な壁紙を変換した画像を扱う場合は、サムネイルによるリンク先ページ紹介などの特別な条件が揃っている場合を除き、著作権等の関係上、個人的な利用の範囲内でのみ許可されていますので、ご注意下さい。

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