中国 汶川地震の兆候? オーロラ発光現象の映像

2008.05.14
 中国地震の話題が続きますが、もう少し続くかも知れません。

 ようやく、汶川(ブンセン)へ軍が徒歩で到着し、更に(全体で?)3万人に増派すると言うような中国ニュースサイトの記事もあります。汶川(ブンセン)の今伝わってきている被害状況だけでも、死者数は既に7700人、行方不明者6万人との事。人口10万6000人である事を考慮すると、被害の惨状が窺い知れます。(阪神大震災の時もそうでしたが、最も被害が大きかった地域は、最も遅れて報道された地域でしたが、軍が動いているにも関わらず、これだけ震源地の被災情報が遅れていたと言う事は、かなり深刻であると推察できる訳です。)

中国地震前にオーロラ発光現象が発生 ところで、中国の某動画共有サイトで、地震発生前に起きた、異常現象の動画話題になっている。カエルが大量に移動していく映像や、8万トンの池の水が一瞬にして消えていく映像に加えて、オーロラ状に発光している映像があったのを確認していた。

少し時間が出来たので、記事を書こうかと動画を再度確認したが、残念ながらオーロラ発光現象の動画は、削除されてしまった模様。

人心を無闇に煽るなどの当局の判断故か、理由は定かでは無いが残念だ。(しかし、パニック状態の中国国民がいる事も確かなようで、中国の現状を踏まえれば、治安維持の為にも、そのような措置はもっともな事だろうと思う。)

そこで探したところ、YouTubeに類似した動画があったので、以下に紹介しておきたい。

 地震発生前には、プレートによる大きな圧力によって、電磁波と磁場が発生するが、今回の地震の極めて強い地震のエネルギーと中国の固い岩盤によって、より強い磁場が形成された結果、オーロラ状の発光現象が観測された可能性があるのではないかと思う。 (尚、私は地震関連の専門家では無い一般人であり、これは科学的な一般的な雑学の範疇で述べており、専門的な考察には当たらないと考えています。)

因みに、この動画のコメント欄には、日本人からの「加油中国」=”頑張れ中国” が見受けられる。

同様に、日本人のブログなども、中国の被災者を応援する内容の記事が増えたように思う。

追記:

本日、日本からの、レスキュー隊,災害救助犬,医師団などの人的支援が中国側から拒否されましたが、一部でチベット問題の人権問題が原因ではないかなどの見方もあるようですが、私は、これは海外へ報道されている以上に被害が深刻な状況である事の表れではないかと推察します。

被害状況が、中国国内に公になる事は、被災者への不安を煽り、中国の政情不安となるが故に、海外からの人的支援を拒否しているように考察しています。(もちろん、推測や憶測でも、今の日本の倫理観からして詳細は書けません。例えるならば、50年以上前の日本を思い起こして欲しい。また、このような中国側の判断は正しい事だと私は思います。) 実際、中国の震災報道も、地震の被害状況を伝える内容から、軍などの救援活動や、温家宝首相の被災地域での激励が主体になっており、個人的によく参照している中国の画像掲示板サイトも、地震発生直後の頃にあったような、酷くダメージを受けた被害者や遺体の写真が、現在は掲載されず、破壊された家屋・建築物か、中国の軍や医師団による、救援活動の写真が主体となっています。(むろん、現時点で被災者が望む事は残酷な被害状況の告知よりも、被災者に望みを持たせる報道であるべきで、支援・救援活動を主体とした報道のありかたは、人道的でもあるのではないかと思われます。)

今回紹介した、オーロラの動画が、中国の動画共有サイトから削除されたのも、同様な意味合いを持っているのではないかと考えます。

追記:2008/05/18

その後、再度オーロラ発光現象の動画が、中国の某動画共有サイト(Youkuです)にアップされていたのを確認しましたので、以下に追加掲載しておきます。

地震10分前、陝西省眉県上層に出現した奇異事象

追記:2008/05/20 削除されているのを確認しました。

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