異常な猛暑対策は、雨戸を閉じて部屋を木陰に

2007.08.19

 昨日は、『ドーン』と言う音が連発したので、どこの花火かと思ってベランダへ出たけれども、その時だけだったようで何だったのかわからず。なんでも、ポートアイランドの神戸空港特設会場でAvexのA-nationがあったらしい。浜崎あゆみ,ELTらが来ていたらしい。今日も倖田來未や大塚愛らが来ている(いた)らしいのだが、あいにく、本日の夕方からの空の雲ゆきは怪しく、一時は、雷鳴が空一面に轟き渡り、まさしく龍と見間違うかのような、空を分かつ、横に走る巨大な稲妻を初めて見たほどなので、コンサートが今日もあった事は全く忘れていたほどです。そんな訳で、今日は残念ながら、安全の為に(山にあるので)墓参りを見送った次第です。(多分、来週の日曜日までには行く予定です)

 さて、暑さ寒さも彼岸までと申しまして、8月はそろそろ終わりに近づきますが、まだまだ暑い日は続くのでしょう。我が家の猛暑対策は、2005年に書いた、我が家の地球温暖化対策や、昨年の記事などを実践していますが、それだけでは、今年の異常な暑さには耐え切れず、エアコンのお世話になる時間が例年以上に増えています。そこで、温故知新と言うほどでは無いですが、暑気払いには、暑さを家に入れない事も1つの方法であると言う考えのもとで、”雨戸”を活用する事にしました。

実は、 家の熱の出入り口の大半は、窓や玄関だそうです。特に、窓ガラスから進入する夏の強い日差しが、部屋の温度上昇の最大の原因の模様です。最近の家では、2層ガラスや真空ガラスなどによって、熱を遮断し、暖房・冷房コストを下げるなどが流行ってる(?)らしいですが、この特殊ガラスは、1㎡辺り安くても1万円で、スタンダードクラスでは2万円〜3万円程度だそうなので、家中のガラスをこれに入れ替えるとなるとかなりの費用がかかります。「だったら、電気代はかかってもエアコンでもいいじゃないか」と思うのが庶民でしょう。

そこで、そんな庶民の懐具合を反映してか(?) 最近は一般の窓ガラスに貼り付けられる、断熱効果の高い透明シートが、比較的安い値段で販売されている模様です。中には、水などで濡らして貼り付けれて失敗せず、剥がす事も比較的楽なタイプもあるそうです。このようなガラスに貼り付けるシートを購入した事のある方ならば、中々空気が逃げず(抜けず)、貼り付けが予想以上に面倒だった経験をお持ちの方も少なくは無いでしょうが、これはそのような手間もありません。

そんな訳で、一度その断熱シートを買ってみようかと思ったのですが。

『いや、待てよ、昼間や夕方は、誰も使わない部屋は雨戸を閉めてれば、それでいいんじゃないの?』

と言う事で、物は試しと言う事で、東の部屋は、午前中は雨戸を半分ほど占めて直射日光が入らないようにする。反対に、西の部屋は午後から半分ほど占めて、同じく直射日光が入り込まないようにし、夕方以降に全開にすると言う事でやってみたところ、幾分か暑さが凌げられそうです。

屋内に木陰を作るようなもんですね。

昔の日本家屋(もちろんエアコンやクーラーなどの無い時代)では、軒が長かった(記憶は曖昧ですが、1m程度はあったでしょうか?)ので、屋内(畳の間)に日光が入ると言う事は無く、せいぜい縁側が当たる程度でしたので、生活をする場が直射日光で温められると言う事は無かったと思うのですが、現代の家では、窓の上の短い庇(ひさし)だけでは直射日光の進入は食い止められませんので、何らかの方法で遮断する対策が必要なんだと思います。(もちろん、雨戸などよりも、昔の日本家屋同様に、内窓に障子を設け、明るさのみを取り入れ熱は遮断するなどの手法のほうが、手軽に開け閉めできますし、2層ガラスなどよりも多分コストも安いでしょうから、ベターではないかと思います。*1

我が家の地球温暖化対策を書いた当時は、それほど”打ち水”などは流行ってませんでしたが、最近は、地域全体で、アスファルトなどに一斉に打ち水などをしている光景などをニュースで見る機会も増えました。

夏の暑い日には雨戸を閉めると言うのも、地域によっては、実は昔から行われている猛暑対策だそうです。打ち水同様に、雨戸を閉めて見る事を試みられるご家庭が増えるといいのではないかなと思いましたので、書かせて頂く事にしました。

*1:内窓に障子を入れたほうが多分費用が安い点に加え、熱伝導率の高い金属(大半はアルミでしょう)を使用している事により、ガラス部以外からの熱の進入も多量にあると思われるサッシよりも、木材を使った障子ならば熱伝導率は遥かに低く、比較的室温を上げないのではないかと考えます。場合によっては(同様に金属故に熱を伝えてしまう)金属製雨戸以上の熱遮断効果があるように思われます。

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