小田和正 そうかな

2005.06.16

 『相対性の彼方へ』は、”こじつけ”っぽく思うのは邪推でしょうか?(^^; 昨日、奥様、買い物の帰りが異様に遅いなぁ〜と思って心配してたら、ツタヤ寄って帰って来て、アマゾンで注文して届くのが待てなかったようです。結局、私が、もう4〜5回聞いてたりするのですが…(あぁ、コレは買っても損は無いです。このアルバムにしか入って無いようなCMソングもそうですが、それ以外の曲も、かなり手を抜いて適当に作ったような曲は無くて、全曲、大人でも聴けます。んでもって、コンサート、行きたくなるかもです。)

最近は、ブログ徘徊はあまりしてないですね。特徴的な”適当で無意味なサイト”が多く面倒になってくるのもそうですが、内容の濃いサイトを探そうとすると、トラックバックやコメントをどこかしら意識したような文章であるページが多い点や、判で押したページ構成故に、1つの世界観の構築が成立しておらず、敬遠気味になるのは相変わらずそうなのですが… で、無料ホームページのリンク先のチェック中に、”魂消た”のトップページで、レンタルサイトが紹介されてて、”お金の問題”ってサイトがあったので、ちょっと立ち寄って、面白く読ませて頂きました。『兌換券では無い』と亡くなった明治の年寄りは紙切れなどとよく言っていました。騙されたような感覚だったんでしょうね。

お金を稼ぐって言うのは、知識を学ぶって言う事や、人との出会いって言う事と似ていて、新しい(奇妙な)事を学んだり、新しい(変わった)人と出会えたりするのは、楽しいもんですけど、その、どちらもが苦痛な人は、通帳の数字を眺めたり、物欲を満たす事で満足するなり、ゲーム感覚で楽しむしか無いでしょうね。

でね。天ぷら屋があるんですよ。コロッケも売ってます。1個50円。でも、種類はかなり少ない。人通りのあまり無い所にある店で、50〜60代の夫婦2人で経営してて、客が買ってる姿は今でも見た事が無いんですけど、夕方などに通ると多少は減ってますから、売れてるんでしょうね。で、その夫婦が元気なんですよね。よく働いてる。何をしてるのか、じっとは見て無いんですけど、店の中で黙々と仕事している。全然、暗さも感じないし、仕事も楽しそうで、ノルマも無いし、売れ残ったら自分達の食事になるんでしょう。もしかしたら、お金に値打ちを感じる豊かな生き方なのかも知れませんね。

実体無きお金を動かす経済を学ぶのも面白いでしょうが、実体のある実際のプリミティブなミクロ経済を学ぶ機会と言うのはどうなんでしょうか。世間は、そう言うのは興味無いんでしょうか。変化の激しい時代ですから、より小回りの利くスタイルと言う事で、全てコンビニライクになって来て、そこでも競争が激しいので、利便性の上に価格でも競争で、100均にも進出してますが、根本の経済学がどこかしら欠落してる気が少しします。最終的には、(滅多な事では店を閉めない)小売りが残りそうな気がしないでも無いんですけど。

国土も小さく資源も無いこの日本が経済大国にものし上がったのは、何事にも勤勉で生真面目で創意工夫を重ねる日本人故ですが、経済大国ですら無くなりかねない今後100年は、経済に人生を左右されない豊かでしっかりした生き方を確立できる日本人と言うのが必要なのかも知れないのかなぁと思った次第です。

無料サイト集 Kooss (run)記

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