人権擁護法案

2005.06.14

 どうかと聞かれれば、反対はしない。ただし、大賛成もしないし、抜け道的な悪用される可能性などの問題点についても大きく同意します。最近、とかく問題視される被害者の人権、マスコミでの扱いに関しても、善い方向で利用されればそれに越した事は無い程度の賛成で、根本的に、閉塞的、閉鎖的な日本の民族性の土壌を改善せねばならない故に、このような法案が(改善された上で)通るならば、今後数十年から百年の日本の在り方を考える上で、仕方ない事ではないのかも知れないと考えています。

 前にも書いたように、中国、アジアの本質的な問題は、エネルギー問題であり、中国は日本以上に危機的な高齢化社会とエネルギー使用量の急激な増大が懸念される故に、”色々な事”が起きているんだろうと思っています。日本に関しても、エネルギー・少子・高齢化・環境問題などは非常に大きいですが、何度も書いていますが、夢幻エネルギー状態の現状で、無限エネルギー的な物が発明される事も無く、最も効率の良い安全なエネルギーとされる原子力の側面には、(アジア各国での)核としての利用に大きな懸念がされ、対策は急務であり、また地球温暖化などの問題もあり、日本はアジア各国からの移民の受け入れ態勢を整えねばなりません。その為の障壁としての、人種的差別・偏見などは取り払わねばなりませんが、国際化云々叫ばれながら、未だ日本人はとりわけ、黄色民族には差別・偏見を持ちがちです。人権擁護法案は、そう言った障壁を取り除き、日本人とアジア各国の人々が共に同じ土地で共存できるように助長させる役割を担える法案ではないのかな? と考えています。もちろん、著名人の皆様のザル法的な現在の法案のご指摘などには何ら反対はするものでは無いですが…

人権擁護法案

もっとも、このような法案無しで、草の根的な日本と多民族間の親善的な交流が盛んになり、共存するに何ら障壁が無いほどの状況になれば、それに越した事はありませんが。(そう言う意味で日本の独自文化(要はアニメやアイドル程度しか無い)が、より一層、世界に受け入れられる状況にしなくちゃ駄目なんですよね。IT関連でしこたま稼いだ影響力を持つ起業家の皆さんは、株主のほうばかり見ないで、たまには利益度外視で日本の将来に、より一層役に立つような事業をされてはいかがでしょうか。少なくとも、”食った”んじゃなくて、(実は)食わして貰って大きくなったような所は、少し考えたほうがいいです。)

PS

ガメラの新作、公式にアップされてましたが、夢とか勇気とかのテーマ性がありそうでイイですね。これはアジアでもヒットして欲しいなと。

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