弱者救済

2004.11.14

  震災や不幸な目にあわれる方が、増加する昨今のご時世もあってか、ネット上での弱者救済的な動きが活発です。弱者と言っても色々で、経済的、心身的など、様々な境遇の弱者が存在するのですが。

一時期、クリック募金も流行りましたが、今は広告収入が得られるAdsenseなどでも、該当するオファーが無い場合、例えばそこにユニセフ募金などが掲載されますので、貢献しているんだろうと思われます。

が、それは”思いやり”程度のものであって、本当に弱者を救うと言うのは、かなりタイヘンで。”弱者≒多少困ってる人”では無く、”本物の弱者≒どこからも誰からも支援される事無く、かなり切実に困ってる人(達)”ですから、そう言う人に最初に手を差し伸べる勇気や甲斐性と、自立できるような厳しさを持った優しさが必要な訳でして。

丁度、国民的な映画作品となった、ジブリの新作が話題ですが、そのジブリの最初の大ヒット作のナウシカに出てきたキツネリス(テト)に、わざと噛ませて仲良くなるシーンなどがありますが、本当はあんな事はありえません。(あれは、ナウシカが特殊な能力の持ち主であると言う点を示す象徴なだけなので) 普通の人ならば、指は噛み千切られ、下手したらそのまま頚動脈でも噛み切られて死にます。人を救うのも似たような面があります。

もう少し、現実的に言えば、例えば、今年はクマが多数出没していますが、あれも明かに”弱者”でしょう。でも、食べる物に困窮し困り果てた上で人里に降り、民家に押し入っていても、”本人”達は、弱者などとは思わず、当然、人間から施しを受けようなどと言う気持ちもさらさら無いでしょう。

人の弱者も同じで、『自分(達)は弱者です、助けて下さい』と懇願しない、手負い状態の弱者のほうが圧倒数なのではないかなと。それを助けると言うのは、正しく命がけになるんですよね。

そもそも、募金にしても、困ったらお互い様の”助け合い”ですが、助けて”あげる”とか、助けて”貰う”とかの気持ちのほうが増えているかのような気がする今日この頃だったりします。

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