朝生見てます。

2004.11.06

  靖国問題。それに変わる公的な鎮魂の為の施設を作る事が必要、と言う事でずっと考えてますし、政府でもそう言った方向での意見が出されてたと思うんですが。小泉首相は遺族会との約束は守るでしょうから、靖国参拝は、多分やめないのでしょう。

戦後生まれの人間から見れば、たかが参拝問題。そんなに中国人民もが強い嫌悪感を感じるのならば、やめてもいいのじゃないかとも思うけれども、先の大戦の鎮魂、慰霊の象徴的行為の継続があって、故に今も生きていられる日本人もまだいるのだろうかなと。(幸運な事に私の家系には先の対戦で戦地に赴いた者はいないが、焼夷弾等で代々受け継いだ屋敷などは焼失したと聞いている。ジブリの火垂るの墓ほどでは無いけれども、よく似た話は少なく無かったんだろうなと、当時思いました)

そもそもは、経済危機、貧困の中、日本人の心が荒んで行く中で起きた戦争。当時の戦前・戦中教育を受けた純真な若者ならば、欧米列強の進出でアジア全体が植民地化されるのではと言う恐れを感じていたのだろうと。大東亜共栄圏、今もそう信じているご老輩も少なくは無いのでしょう。彼らの人生は変えようが無いのですから。

ともかく、戦争と言うのは、最も酷い物だ。震災の比などでは無い。日本の若者一人が首切りで惨殺されただけで、大騒ぎになるが、当時は戦地で日常的に大衆の目前で行われた行為。それ以上に残虐な行為が繰り広げられたらしい。日本人に対しても、ここでは書けないような酷い殺された方をしたと言う話は、子供の時から聞かされ、歴史資料で見てきた。(戦時中のニュース資料なども含み、捏造もあったかも知れないけれども) 広島・長崎の原爆や、各都市に投下された原爆級の大型爆弾による被害は言うまでも無い。

戦争を2度と起こさない為にも、日本人は日本人としてのプライド、”大和魂”を無くしたんだろうと思う。孤高のプライドを無くせば、人が1人でも死なずに済むならば、そちらを選ぶでしょう。世界にも受け入れられる、今の日本の文化等にしても、そう言った流れを汲む物が少なく無いのじゃないかな。などと、ふと思ったりします。

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