長田区震災追悼行事”1.17KOBEに灯りをinながた” 2012年1月17日。

2012.01.21

1.17 ながた

 今年も阪神大震災が起きた1月17日に、JR新長田駅ピフレ前の新長田駅前広場で、”1.17KOBEに灯りをinながた”が実施された。
平日と言う事で仕事もあり、出かけたのが遅くなったので、太鼓のライブ演奏などのメインのイベントを見逃しましたが、一部を撮影してきましたので簡単にご紹介します。

因みに 上の”1.17 ながた”の文字は、カメラの露光を長め(30秒)に設定して撮影しているので動いている人が殆ど写っていません。実際は、以下の写真にあるように今回も夜遅くまで大勢の方々がいらっしゃいました。

1.17 ながた 実際は夜遅くまでこれだけの人がいた。

子供連れのボランティアの方突風を防ぐ壁のような物の無い広場に設置されているので、風で消えてしまった灯りを順番に灯篭(キャンドル)に火をつけて回るボランティアなどの方が今年も大勢 参加されていた。

昨年に続き、震災を知らない小さなお子さんにさせているお母さんと言うのをよく見かけました。震災の記憶が継がれる事はとても大事な事です。

灯篭はペットボトルを半分に切って中に水を入れた上にアルミホイルで作った反射型の受け皿を置き、その上に蝋燭を卵ケースの型に溶かして作ったキャンドルを乗せた構造になっています。

灯篭は手製で、ペットボトルを利用したコストがかからず安全で明るいもの。毎年、阪神大震災の日の朝にTV放送される中央区の三宮東遊園地では竹を加工した竹灯籠を使ってますが、長田では安いコストで 安全で効率の良い、いかにも長田らしい工夫をこらした灯篭となっています。近寄って見ないとよくわからないので、遠くからも明るい灯りの理由を不思議がって眺めている方もいました。

今回は阪神大震災で亡くなられた方への鎮魂や被災者の未来への希望と絆と言うだけで無く、東日本大震災で被災された方へも、阪神大震災からの17年目の今日もこのようなイベントが続けられていると言う事を知って頂き、希望を持って頂こうと言う趣旨もあるようです。

震災から17年目の新長田の夜景。ビル群が立ち並ぶ。震災から17年目の長田(新長田)の夜の街もビル群の明かりが目立つようになっています。箱物ではありますが街の復興は決して難しいものでは無い事は、東日本大震災で被災された方々にもわかるかなと思います。

ただ、一方で、震災で受けた傷がさほど癒される事も無く、人知れず抱え込んでいる方もまだまだおられるようです(PTSDなど)。 このようなイベントが毎年続くと言う事は、そう言った方々の傷が癒される事にも貢献しているのではないかと思うのです。また、 健常者ならば、亡くなった方々を偲ぶと共に、生き残った辛さでは無く、生かされている意味を考え、より強く生きていける機会にもなっているようにも思います。

灯篭に火をともすボランティアの方。本文では紹介していませんが、長田区内だけでも商店街や公園,広場など7箇所で、同じくペットボトルなどの”灯り”がともされています。これらは全て自治会や協議会などの住民とボランティアによるものです。

尚、本年、3.11の東日本大震災の日は、実物大鉄人28号前の広場で、同様なイベントを実施する模様です。



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