安全なネット利用の為には、フリーメールを使うのが基本です。

2009.05.08

 GWも終わっちゃいましたね。我が家では折角のGWなので、5日の早朝に墓参りに行った程度でしょうか。墓参りと言っても鵯越と車で1時間もかかりませんし、墓参りと言っても墓掃除なのですが、いいもんです。

で、昨日は奥様のノートパソコン(Vostro1000)の具合がよろしく無いようで、最悪再インストールか… とも思われましたが、なんとか復旧。6時間ほどかかってしまい。お陰でサイト更新もあまり出来ず終いでした(^^;)

 さて、本日、某無料レタルサービスで、個人情報が流出したとかで、当サイトにも投稿があった。投稿主は匿名でメルアドや連絡先の記載も皆無なので、本人も真剣には考えてはいないように思うけれども、簡単にコメントしておこうかなと思う。

今回のケースは、個人情報流出と言っても、不特定の第3者に知られるとまずいような、氏名・住所・電話番号・年齢・学歴・職歴・病歴・所得・家族構成・及び銀行などの口座番号や極めてプライベートな情報などの、よく問題にされる企業や公的機関、或いはWinnyなどからの情報流出では無く、メールアドレスのみが漏れた程度の模様なので、無料レンタルサービスの申し込みは、フリーメールを推奨している立場としては、具体的な被害などが起きるとは思えない。(更に言えば、私は偽名登録できないレンタルサービスは使わない事を基本にしている。)

そもそも、個人情報流出は、個人情報売買であって、社会的影響力の大きな大手プロバイダー(参考)や大手企業サイト・公的サイトの管理運営に従事する社員やバイト等から、名簿業者などが巧みに買い取ったり盗み出したりしているのが主体であったと認識している。これらは明らかに犯罪に結びつくような個人情報の漏洩だ。そのような無知蒙昧な体質は速やかに改善し、社員教育などを徹底する必要があった為、改善策などを公示するのが社会的責任が顕著である大手企業サイトを中心として一般的になってきていると認識している。

メールアドレスのみなら100万件程度まとまらないと(スパム業者に)売り物にならないんじゃないかなと思われるので、今回のようなフリーメールを多分に含むと思われる数百件程度のメールアドレスが一時的に漏洩しても、実害(と言っても迷惑メール程度でしょうが…)がある者は少ないと推測される。本件もネットを徘徊しても特に話題になっているようでも無い。一般ユーザーにも、その程度の事と了解されているのだろう。
このような事態を避ける為にも、日頃から、匿名で利用できる、或いは捨てアドとしても使える、フリーメールを利用しておくのが賢明ではないかと思われる。(因みに、メールアドレス収集作業や関連ソフトの販売などは、現在でも違法では無い模様。こちらのほうが遥かに問題と思うのだが、何故に未だに放置されてるんでしょうかね…)

論理的に冷静に考えれば、何が危険で何が安全かは、自然とわかる事で、フリーメールのメールアドレスのみから、自分に何らかの危険が及ぶ事は、まぁ無い。面倒な事があれば、そのアカウントを捨てるなりで済むだけの話だ。
詐欺などを行う者は、相手の冷静さを無くし、論理的に解釈できなくし、思考を停止させる事で、利益を上げる事ができる。オレオレ詐欺など同様な手口だろう。「オレオレ」口調だけを気をつけば大丈夫みたいな馬鹿な詐欺師は存在しない。電話の会話の中から得た相手の不安心理を巧妙に突く事で利益を上げている。我々は、無闇やたらと不安にならない事が、最も大事だ。

こう言った事に興味のある者は、一度、登録毎に、アドレス(別アカウント。当然スパムの餌食にならないような乱数的な長めの文字列を用いる)を取得して行うと良いだろう。これによって、どこ(の会社)が、個人情報売買を行ったか、大方の推測がつく。その時、ありえないような、一番安心できるような、お固い所から流出したと気づく者もいるかも知れない。

個人名と住所の登録が必要な物は、偽名を使うのも良いだろう。ただ、ポイントカードなどが作れる実店舗のショップなどで、この方法を用いたほうが、興味深い結果が得られるかも知れないが…

追記:

こう言う事は、名簿業者やスパム業者の立場になって考えればわかり易い話で、身元がしっかりした個人情報が大量にある所以外から、果たして、お金を出してまで買う業者がいるかの前提に立てば、日常生活でどう言う時に注意すべきかなども理解できるのではないかなと思われます。

無料サイト集 Kooss (run)記

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