衆議院選挙 大勢判明 当然の結果?

2005.09.11

 半世紀前は青年や娘さんだった方々と混じって投票前から並び、朝一で投票してきました。毎回選挙は早めに行ってますが、これだけ大人数なのは初めてなのでちょっとビックリです。

さて、夜8時。TVの出口調査や開票速報であっと言う間大勢が判明しかかってます。そもそもが、郵政解散選挙で、郵政民営化に賛成か反対か、と言う解釈の元で投票された方が多かった事と言う事なのでしょうね。また、浮動票がどこに流れるかに関して、他のマスコミ・報道的な要素で考えた場合も、各政党のCM、党首討論がどのように影響を与えるかを考察した場合、このような選挙結果に繋がるのではないか? などと、政治にど素人な私は考えていました。簡単に言えば、有権者である一般市民にどこまで近いか。そこに、”聞き心地の良い文言が入っているか”では無く、”同じ視点で世の中を見れているか”がわかり易く伝わる内容である事で、その政党・政治家への信頼、投票行動に近づいたのではないかなと考えています。(投票も締め切ってるので、もう少し書いてもいいと思いますが、”小泉を認めるのか認めないのか”、と言う方向に、反小泉勢力が、反小泉と連呼する事で、より一層、小泉総理への有権者の目を向けさせたと思われます。しかしながら、小泉総理の演説や政党CMは、強大な権力を持った総理と言うよりも、そこかしこにいるような中高齢者と同じスタイルでの、あたかも国民の一人として、これまで通り、改革の必要性を訴えるのみであり、これを有権者は、小市民の立場で、不必要であると、NOと言える有権者が果たしてどの程度いるかと言う図式が大きくなったのではないかと考えます。)

これで、有権者の2人に1人以上が投票したと言う事ですから、”みんな行かないんだから行かない派”の主に若い有権者は、今回の選挙、或いは次回の選挙から、考え方が変わる事でしょう。

選挙をちゃんと考えれば、政治家をちゃんと見るようになる。有権者がちゃんと見てれば、真面目で結果を残せる政治家しか生き残れなくなる。もちろん行財政改革も、より一層進む。もちろん国民の意識も変わる。

この国が本当に変わる必要があるのは、変わる事の無い意識を持った国民のほうだ。それも本当はみんなわかっている。

PS

もちろん、これとは別に、”どうして選挙になったか” 辺りからの、永田町の世界の推察なども考えてますが、もちろん、大人ですから、こんな所では書きません。そんな話は、身内程度で話すだけですよね(^^;)

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