2004年を振り返って(1) 商用サイトは相変わらずも不勉強だったような

2004.12.06

 基本的に、昨年辺りで述べた予想のように、無料、有料のボーダーレス化の1つとも言えるかも知れませんが、商用サイトは、もっと勉強しないと生き残れないです。と言うか、業者に食われるだけ(有料のネットサービスに金を浪費するだけ)でしょうね。お金をかければ、有料のサービスを利用すれば、或いは一般的に、(公的な物を含めた)名の通った所やそこからの紹介などなら安心して信頼できる… と言う、(私から見れば)何の根拠も無い事を信じて、失敗している(もしくは、今後失敗した事に気づく)ような、そんな商用サイトが増えた気がします。

無料・有料のボーダーレス化で言えば、例えば、無料の情報を有料で売って、利益を上げるような新手のネットビジネスなども増加して、中身はなんの事は無い、当サイトで紹介している内容をそのまま有料で紹介しているだけのようなもんです。買うほうは、『金を出してるんだから』と思ってるでしょうけど、そんなモノで商売する人(達)ですから、中身はそんな程度です。

アクセスアップにしても同じで、(多分)アクセスアップ関連の業者の代行と思いますけど、ウチのサイトと、全く無関係なサイト情報の投稿の増加や、広告掲載の依頼の増加。業者の代理投稿(らしき物)も増えましたが、業者経由の物は基本的に全てパスしてます。どの程度の料金を払ってるのか知りませんが、直接掲載依頼をすれば、商用サイトでも、割引無料サンプル関連などは普通に無料で載せるんですけどね…(わかってる人、企業からは徹底的にスパムのように延々と毎日投稿されますが、独自基準・掲載条件をクリアしないページは掲載できませんので…)

ネットには、月間数万円程度の掲載料(初期費用は数十万円以上)を貰ってる所も少なく無く、意外と申し込んでる人(企業)も多いようですけど、(Alexaのデータを参照すると、多分)それらと同等か、それ以上の効果があっても、多くの零細企業のウェブ担当者は、きちんと勉強してないので、わからずに、ウチのような無料掲載には申し込んで来ないってところでしょうか。逆にCM動画などのページは、上場企業からの掲載依頼(多くは、専門のウェブ担当者か製作代行の業者と契約していて、その人からだと思いますが)もたまにきたりしてますが… あぁ、もちろん無料です。掲載料などは頂いてません。

ともかく、日本人は左脳人間が多いのか、型にはめて考える傾向があるようで、それ故にネットでは失敗(ネットは千変万化、昨日の常識は今日の非常識ですから)するのに、失敗を恐れる故に、より保守的になって、確実に失敗する事が約束される道へと歩みだす… そんな連鎖から抜け出せない零細企業が目だった年じゃ無かったかなぁと言う気がします。

ともかく、ネットでビジネスをするならば、お金は一切かけない位の気持ちで、まずは自力でやってみないと。

何度も書いてますが、お金をかければネットで儲かるなら、より資本を持った大手企業が大々的にビジネス展開をするでしょう。でも、やってない。大金をかけて大失敗なら、ここの後半を見るとわかります。逆に、今年は、ネット以外への投資チャンス(プロ野球)を求めた、日本の代表的なサイト、ヤフー(ソフトバンク)とインフォシーク(楽天)があった事を覚えておく必要があるかなと思います。

無料サイト集 Kooss (run)記

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