年賀状を無料で作成するなら、やはり今年も年賀状作成はお早めに。

　ご存知のように、YahooのYSTはGoogleと切り替わる事が確定しており、切り替えがゆっくりと進行中の模様だ.
そう言う訳で、今年の年の暮れの日本の恒例の行事”年賀状”は、その”年賀状”のキーワードで（多分当分は）不動の１位を占めるであろう日本郵便(JP)の郵便年賀に、GoogleからもYahooからも、かなりのアクセスが集中する事は、まず間違いないと思う。

年賀状素材,年賀状ソフトも無料で、ユニークな集客コンテンツも多彩で、有料のオンライン印刷サービスもすぐ利用できる、言わば総合年賀状サイトとなっていて、更なる知名度向上は確実だろう。
そしてアクセスした者は「ここだけ知ってれば、年賀状作りはバッチリ」と思ってしまうかも知れない。しかし、本当に郵便年賀だけで、誰もが無料済ませられるかと考えると、疑問符をぬぐい去る事が出来ない。

無料のパーツ素材が400点ちょっとしか無い。

　素材はまだ増える模様だが、現時点で400点ちょいと言うのは誰もが十分満足の行く素材が得られるレベルでは無いように思う。

例えば、郵便年賀の”年賀状素材クイックサーチ”で”干支”で検索しても、アニメのキャラクター風のウサギやバニーガール風の女性と言った、そこそこ需要のありそうなイラストも今のところ無い。またうさぎの写真のパーツ素材も無い。うさぎの写真を使ったテンプレートが7点あったのみだ。（中々かわいいうさぎだけにテンプレートだけと言うのは勿体無いところ）文字素材にしても検索に指定項目があっても存在しない物もある。例えば、元日に届く年賀状に書かれている”元旦”のみの文字素材は”0”だった。

以上のように、今のところ郵便年賀の無料素材だけでは、多分、納得のいく年賀状が作れない人も少なからず出てくると思うので、年賀状無料素材などで紹介している無料の年賀状素材配布サイトなどのイラストや写真素材も利用する必要があるだろう。

いずれにせよ、安穏とせず、早めに年賀状の完成状態を確認し、必要な素材をダウンロードして確保する事が必要だろう。暮れが近づけば、多分、前述のように郵便年賀のサイトに凄まじいアクセスが集中し、もまともには見れないと思われる。

年賀状デザインキットだけでは満足が行かない。

　年賀状デザインキット、もとい、はがきデザインキット2011は、動画でも見れるヘルプも充実し初心者でもわかり易く簡単な市販ソフトに匹敵するほどのツールだが、発表当初の2008年から2年経過した現在、以前に記載した、”ファイルを開くとパーツレイアウトがバラバラになる”などの不具合は修正されたものの、ツールとしての進化はさほど見受けられず、”年賀状をデザインする為のツール”としては多少、役不足の感が否めなくなってきたように思う。特に、当方の場合は以下の点で不自由さを感じた。

・素材をドラッグ＆ドロップや一括で取り込めず、ファイルを開くで１つづ読み込む必要がある。
・画像の色調補正や画像処理的な事が出来ず、背景画とイラストのしっくりとした合成がし難い。

もちろん、年賀状の無料ソフトに、レタッチソフトクラスの事は期待しないので、画像処理ツールや画像管理ソフトなどと連携して作成すれば済む事だが、そうなると、年賀状作成は便利で高機能な画像レタッチソフト(例：無料のGIMP2など)＋無料の宛名印刷ソフト(例：年賀状無料ソフト一覧)でも良いと言う選択肢も出てくるように思う。宛名印刷が不満と言う方もいるようなので、そう言う方には、この選択肢が良いかも知れない。いずれにせよ、無料で年賀状を作成するには、他にも色々な選択肢があり、郵便年賀の素材もダウンロードして他のツールで使えるので、これにこだわる必要は特に無い。

尚、素材はオンライン上の郵便年賀のサイトからダウンロードして作成するので、前述のように年末が近づきアクセスが集中すれば素材のダウンロードが極端に遅く作成できない可能性もある。

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思うに、郵便年賀は、無料で年賀状が作成できるサービスを提供するのが目的では無く、年賀状と言う郵便サービスを、より多くの人に利用して貰う為のサイトであって、その手法の１つが集客し易い無料サービスなだけで、オンラインの有料年賀状印刷サービスとも連携をしていますので、それら有料サービスを超えるレベルの無料サービスを提供しないのではないかと考えます。

　以上のように、「これで万事ＯＫ」などと、安穏としていて、年末が近づき、「いざそれでは年賀状作成」と言う段になって、かなり慌てる可能性があります。無料で年賀状作成を考えておられる方は、或る程度はきちんと準備しておいたほうが良さそうです。

やはり、今年も『年賀状はお早めに』となりそうです。

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