Dell Vostro 1500 メモリー4GB換装

2009.06.01

  目下の所、冬場のコタツトップを主としてメインマシンになっている、私のデルのノートパソコン Vostro1500にメモリー4GBを搭載したので、簡単に経緯と手法などを掲載します。

IE8の影響などでメモリー2GBでは不安定になってきた。

デル Vostro1500 ここ半年ほどの間、WindowsXP SP3,IE8へのアップグレード後、どうも2GBでは動作が不安定になる事が増えてきたので、メモリー増設を検討した。
Vostro 1500の場合、裏面(Bスロット)は1スロットのみで、Aスロットはキーボードの下にある。簡単に済ませるならば、裏面(Bスロット)のみを2GBに換装すれば良くて楽だろう。そもそもWindwosXP 32bitではメモリー4GBフルには使えず、3GB+αが一般的だと思われる。
しかしながら、同一容量で無いと、デュアルチャンネル動作はせず、重くなる可能性もある。程度のほどはわからないが、容量が増えても体感速度が落ちては意味が無いと言う事で、メモリーは4GB増設する事にした。

増設メモリー I/Oデータ SDX667-2G/EC

・購入メモリー:アイ・オー・データ機器 SDX667-2G/EC PC2-5300(DDR2-667) x 2個
・購入店:NTTXストア
・金額:¥4160円 代引き送料込み¥4473円

 因みに”/EC”の型番は、I/Oデータの対応メモリー検索では Vostro 1500 は出ていないが、問題ないとの事の模様。
これに決めた理由は、国内メーカーで値段が安かったから。ほんの1〜2ヶ月前だったら2GBなら2000円以下でも結構あったと思うが、ここ1〜2週間は激安の最安値近辺でも2500円前後が相場と思われるので、I/Oデータのキャンペーン(?)と言う事もあり、4GB(2GBx2)で代引き手数料込みで4500円以下は、安く買えたのではないかなと思う。

Vostro 1500 メモリー増設

手順は以下の通り。簡単に紹介していきます。

1:電源とバッテリーを抜き、まず、背面のBスロットから換装。

2:キーボード上のパネル(?)の右端をドライバで軽く持ち上げ、丁寧に外す。

3:キーボードを止めてあるネジを外す。

4:キーボードを外し、下の”DIMM A”と書かれたAスロット上のプラスチックの小さい蓋を外す。

5:丁寧にメモリーを換装

6:逆の手順で元に戻す。

以上、多少馴れている者ならば、10分もかからない作業だろう。
因みに、後継モデルのVostro 1510では、両スロット共に裏面にあり、このような作業は不要の模様。最新のVostro 1520は不明。

裏面 Bスロットのメモリー交換
Vostro 1500のキーボードを外した状態  
表面 Aスロットのメモリー交換  

メモリー容量確認

BIOSメニューでメモリーが4GBに増設されているのが確認できる 起動し、F2キーでBIOSメニューへ行く。この時メモリーが増えている旨のメッセージが英文で出るかも知れないが無視してそのまま続ける。
BIOSメニューでメモリーが4GBに増設されているのを確認。
ExitでそのままWindowsXPを起動。この時も起動が異常に重いかも知れないが気にせず継続する。(もし起動しなかったら強制再起動すれば良いだろう)

メモリーが3GBを超えているのを確認できる。マイコンピューターのプロパティでメモリーが3GB以上に増えているのを確認。
Vostro1500を再起動させ、今度は通常通りの速さで、Windowsが起動する事を確認して完了。

 

Vostro 1000 メモリー増設

余ったVostro1500の2GBのメモリーの使い道は、Vostro1000のメモリーの増量と最初から決まっていたので、そのまま行う。
こちらは、どこにでもあるようなメモリー換装で、トラブルなどの発生する事も殆ど無いと思われるので、説明する必要も無いと思うが、一応記載しておく。

Vostro1000 メモリー交換1:電源とバッテリーを抜き、裏面のメモリースロットの蓋を開ける

2:メモリーを2個共換装する。

3:蓋を閉め、バッテリーを入れ、電源を入れる。

4:F2キーでBIOSメニュー上でメモリー容量が増えているのを確認する。

マイコンピュータでメモリーが増加したのが確認できる。5:Windowsのマイコンピューターのプロパティで、メモリー容量が増えているのを確認する。

 

 

最後に

 基本的に、このVostro1500はWindows7でも使い続ける予定である事や、同じくIE8以降不安定になる機会の増えたVostro1000に余ったメモリーを使う事が前提であったので、比較的良い投資になったと思う。

ノートパソコンに限った事では無いが、最近のパソコンの場合、CPUを高性能化するよりも、メモリー容量を増やしたほうが、遥かに快適さを感じる傾向が多いように思う。但し、今回のケースでは2GB⇒4GBの増設になる訳で、通常のライトな使用状態においては、2GBで重いと感じる事は無く、4GBにしたところで軽さには大差は無いが、2GBでは、複数の窓を長時間開いている状態では動作が不安定になり、場合によっては再起動を余儀なくされ、作業が中断せざるをえなくなる場合がある。今回のメモリー容量の増加で、そのようなケースは減るのではないかと推測している。

 尚、本文は4GB換装済みのVostro1500で既述している。全く動作には問題無い。

おまけ Vostro1500分解

以下は、Vostro1500を分解した様子。(正確には分解途中の様子の写真)ざっと検索したところ、ネット上にはこのようなVostro1500の分解写真が無かったので、簡単に縮小画像を載せておく事にする。

比較的簡単な メモリー換装とは変わって、分解のコツを知って無い者ならば、本体を破損する恐れがあるので、慎重にする必要があるだろう。ただ、強度は劣るが、数年〜10年前のの国内メーカーのノートパソコンからすれば、分解は楽だったような印象もある。シンプルで無駄が無く良く出来ていると感心する。
CPU換装などは、目下の所考えてはいないが、Vostro1500が引退&上位CPUを激安で購入したら、いずれ試して見るかも知れない。

Vostro 1500 分解写真
CPU周辺 比較的楽にCPU換装もできそうだ  

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