新型インフルエンザ騒動、ほぼ終了の模様@神戸。

2009.05.25

 本日から神戸では学校も再開される事もあり、新型インフルエンザ騒動はほぼ終了へ向かうでしょう。

 先週末の土曜日、久々にハーバーランドに行った。最近のハーバーランドは不景気を反映してかいつも閑散気味だが、更に閑散としていた。
マスク着用者は3割前後だったろうか。店の人は殆どマスクを着用しているが、客や通行人のマスク着用者は明らかに少数派になっている。1階でお姉ちゃん2人がマスクどうですか?と声を出して売っていたが、売れてる様子は無く、ワゴン一杯にマスクがあった。
神戸はマスク在庫切れなどの報道のみが印象が強いかも知れないが、今は買う人がいないと言う状況だ。

変わって新長田商店街。マスク着用者は1〜2割程度だろうか。
通りに面した店の人のマスク着用者はいなかったかも知れない。
ネームバリューと単価のみで物を売るのでは無い、笑顔と声で商売をしているので、マスクは邪魔と言う事だろうか。実際、新型インフルエンザが流行していると言う割りには、客足は少なくは無い。

因みに、この新型インフルエンザ期間中、我が家は誰一人も1度もマスクをしていない。

私が、早い段階で新型インフルエンザらしき風邪にかかり、「なんだ、こんな程度のもん??」と言う俄かには信じ難いほど軽い症状だった事や、既に家族全員が感染している可能性が高かった事で、マスクの必要性を感じなかったのだろう。
ただ、TVの中の騒動を目にしてきた者が、目の前の現実(症状はかなり軽い)を受け入れるには、多少時間があった事は否めない。(因みに奥様は元看護婦と言う事もあり、インフルエンザの38度以上の発熱と言う症状が無く、数時間程度の微熱でしたので、これをインフルエンザと認知するのに時間がかかった模様です。)

既に多くのTVの報道番組等でも目にするようになったが、何度か紹介しているように、市販されているマスクは予防効果は殆ど無く、飛沫拡散防止にしか役立たない事が広まってきているように思う。(マスクをしないと死ぬんじゃないかとか、非国民だとか思わせるような報道を連日のようにしていたマスコミの、180度の変わりようは滑稽でもあるが。)

また、神戸の気温も徐々に上昇してきており、土曜日の昼間は、半袖でも汗をかきそうなほどの、やや夏日に近い暑さで、車の窓を開けているだけでは我慢できず、今年初めてエアコンを入れたほどだ。
こんな暑い日に、インフルエンザが伝染する事に怯えているような人は、そうはいない。

怖いのは、新型インフルエンザでは無く、後ろ指を注す者がいる、社会のほうだ。

下手をすると、マスコミやネットを介して全国的に名前が広まってしまう。もう人生終わりかのような記者会見をしている教師もいたが、自分や自分の家族がもし同じ立場ならと思うと、ぞっとした方もいるのではないだろうか。
だから、危険な物では無いと知っても、外出できずに、家でじっとしている人が多かったのだ。

先週末、WHOのフェーズ6の定義が、人類に重大な危機が迫っている時と言う条件が付け加えられた。これによって新型インフルエンザがフェーズ6になる可能性は現在無くなり、フェーズ6の危機は去ったと思われる。
日本が新型インフルエンザにあまりにも過剰に反応した事で、WHOも定義を改めざるをえなかったと言う事だろうが、これによって日本でも、「新型インフルエンザはもはや脅威では無い」「中には自覚症状も無く仕事に差しさわりの無い者もいる」と言う認識が広まるのも早いのかも知れない。

先週から自作PC組んでます。新たにパーツを購入したのが12cmファンのみで、一部は加工・修理したり(AM2リテンションのツメとか)なので、自作PCと言うよりも、自作再生PCって感じですけど(^^;) この類の記事は少なく、一部の方には情報の価値もあるかと思いますので、気が向いたら書いておきます。

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