新型インフルエンザ対策って、そんなにも必要な事なのか、よくわからない。

2009.05.12

 連日のように絶える事の無い、新型インフルエンザ関連の報道。本日の某NHK午後7時のニュースでも、新型インフルエンザの感染者は全世界で5274人。死者61人になった事を伝えていた。また、新型インフルエンザのワクチン開発が確定した旨の事も伝えていた。

しかしながら、今回の新型インフルエンザは弱毒性で、当初予想されていた人類の脅威となるような物では無く

・海外旅行でマスクしてるのは日本人だけ。
・連日のようにマスコミ報道を続けているのは日本だけ

などのGW期間中の諸外国の反応が示すように、気にしなくても良いものではないかと感じた。
米国の報道では、通常のインフルエンザの死者は毎年36000人もいるので、確かに気にするほどの物では無い水準なのだろう。因みに、普通のインフルエンザは全世界では毎年数十万人が死んでいる模様だ。米国が今回の新型インフルエンザを特別視しない事もうなづける。

その後も、国内のTV番組でも、気にしなくても良い旨を肯定する物が幾つかあった。
先日の国内初の感染者を伝えるNHKのニュースでの、新型インフルエンザ諮問委員会 防衛医科大学校川名明彦教授や、たかじんの委員会に出演し、今回の新型インフルエンザの予言的書籍パンデミックの著者 元小樽保健所長外岡立人氏の両氏によれば、「普通のインフルエンザの対処法で良い」と言うのが、今回の新型インフルエンザの本質なのではないだろうか。

因みに、外岡立人氏によれば、インフルエンザ対策に、マスクやうがいは効果は無いような見解を述べてた。ウィルスなのですから、当然の事なのでしょう。風邪菌による一般の風邪じゃないんですし。
うがいは粘膜に付着して10分以内にしないと効果が無いような事を述べていましたし、マスクにしても、テニスのネットにパチンコ玉がくぐり抜ける程度のもんなのでしょう。

私のような、全くのドロートの門外漢が専門的な事に口を出せるような問題では無いですが、一般のドシロートが理解できるような努力が殆どなされないまま、ただ連日のようにマスコミ主導で恐怖を与えるだけで、淡々と対策のみが推し進められていると言うのは、どうなんでしょうか。

地球温暖化問題については、エコ・省エネ重視である事は確かに重要で異論は無いが、本当に地球規模で温暖化しているのか、温暖化がそれほど危険な事なのか、温暖化対策は本当に有効なのかがわからない事と同じように、生命を危険な状況にする事は確かに良くは無いが、本当に今の新型インフルエンザは人類に重大な危機を及ぼすほどの存在か、今の段階で対策を急がせる必要があるのか、そしてそれは全国民に告知する事であるのかが、全くわからない。
一般的な健康的な生活をしている者ならば、寝てれば治る程度のもので、体力が極端に劣った乳幼児や寝たきり老人などは、致死率が高くなると言う、これまでの普通のインフルエンザ同様のものなのだから、これほどまでに特別扱いする理由が本当にあるのだろうか。

地球温暖化問題では、例えば、当初ツバルが海面上昇で沈んでると言う定説がありましたが、真実は環境破壊による地盤沈下が主たる要因である事が、ネットを中心に広く知れ渡っていると認識しています。地球上でツバルの周りだけが猛烈に海面上昇していると考えるのは非科学的です。にも関わらず、未だに、ツバルが地球温暖化で沈んでいるとするサイトが、検索すると大量に引っかかります。
「日本もツバルのように沈むのではないか」 当初、そのような恐怖と危機感が大々的にマスコミなどを中心に報道された事で、地球温暖化問題に対し、日本人が注目した面が少なからずあったのではないでしょうか。

新型インフルエンザ問題は、インフルエンザの流行が懸念される秋から冬にかけて再燃し、長期化し、毎年のように定常化するような気がします。
果たして効果があるのかわからないまま、学校や公的機関に属する者を中心に、うがいやマスクが半ば義務付けられ、様々なサービスや薬品等の購入を促され、それに従わない者は非国民扱いにされ、他方、風邪っぽい症状のある者は新型インフルエンザの疑いのある患者として、病院では受診拒否、社会では自宅待機・入店拒否・乗車拒否などが義務付けられ、人権の軽視にも及びかねない状況になりはしないでしょうか。新型インフルエンザ以上の恐怖が社会に蔓延しかねないように思います。

もちろん、ワクチンを用意したり、或る程度の注意を促す事に越した事は無いでしょうが、果たして、インフルエンザ発生率が大幅に減る夏にかけて日本がやるべき事なのだろうか? 諸外国で強毒性に変異、或いは何かしらの兆候が出てからでは遅いのだろうか?

これほど大騒ぎし、急ぐ理由は、別のところにあるのではないかと勘ぐってしまう。もしそれが既得権益絡みの事だとしたならば、私達には真実が全く見えなくなってくるかも知れない。納得の行く、わかる説明の無いまま、強引に推し進めるのは、経験からして、全く別の理由があるのではないかと勘ぐるのは、今の日本人の心情からして、何も不思議な事ではな無い筈だ。

今は「普通のインフルエンザ同様に、黙って寝てれば治る程度の病気」と言うのが、いつの間にか抹殺されていない事を、静かに祈る次第です。

既に、米国では新型インフルエンザ患者に対し、マスクや入院も強制させない事になっているそうだ。

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