格安キャプチャ GV-BCTV5/PCI 実装

2002.12.03

GV-BCTV5の紹介など

 GV-BCTV5/PCI(以下、GV-BCTV5)は、1万円ちょっとで購入( uWorksなどが格安です)できる、格安のキャプチャボードでありながら、CD-R/RW連動書き込み対応のMPEG2画質での、ビデオ録画や、タイムシフトモードでのリアルタイムでのTV番組の追っかけ再生機能に、インターネット上のTV番組表のダウンロードによる、週間番組予約が出来て、リモコンでも使えて、非常に人気の高い格安キャプチャボードです。

私も自分のパソコンでは無いのですが、丁度昨年の今頃に知人のパソコンを組み立てた時に、このGV-BCTV5を組み込み、初代GV-BCTVを使っていた私は、その高機能さと格安な価格設定から、購入したいと考えていました。その時利用したパソコンは格安のDuron-PCで、CD-RWドライブや17"モニターなど、色々込みで、当時は10万円掛からなかったように思います。(今なら、5〜6万円程度で買えますが・・・)

GV-BCTV5実装 〜アスロンPCでのトラブル

 このページを作成する気になったのが、VIAチップセットを利用した、アスロンマザーでの、GV-BCTV5のトラブルが、意外と多いと知ったからです。(※大半のトラブル対策に関しては、I・Oデータのサポートを見ればわかりますが、この例に関しては未だ掲載されて無い模様です)

●GV-BCTV5 実装した自作機のスペック

まづ、実装した自作パソコンのスペックの紹介です。こちらにも掲載

OS:Windwos98SE
CPU:AMD AthlonXP1600+ システムクロック138Mhzで使用 
MEM:DDR PC2100 CL2
M/B:GIGABYTE GA-7VTX
VGA:Nvida G-Force2Ti 
HDD:HDD Drive0 IBM:IC35L040 Drive1 Maxtor:MXT-6Y060L0
Drive1を区画設定し、40GB分をHDD録画専用に利用

GA-7VTXのチップセット
ノースブリッジ:VIA VT8366
サウスブリッジ:VIA VT8233
内臓音源:Creative CT-5880(AC97 codec)

実装のみは、いたって簡単です。PCIスロットに指し、音周りのケーブルを差し替え、TVとFMのアンテナ線を繋ぎ、起動後に、サポートソフトを挿入し、ドライバ、ソフト類をインストールすれば完了です。

●GV-BCTV5でのトラブル対策 録画ボタン、再生ボタンで固まる

 ここからが本題です。実装は簡単に済んだのですが、上記仕様での組み合わせの場合、動作がやや不安定な上に、録画ボタンなどを押すと、フリーズする。理由が不明なまま、I・Oデータのサポートなどで調べる。これらからわかった事は、

1:録画データの保存場所はルートではいけない。
2:IRQの共有が発生してはいけない

 と言う訳で、magicTV(GV-BCTV5のキャプチャソフト)の環境設定と、ボードの指す場所とBIOSを変更し、IRQ3に設定。

結果、不安定な動作が幾分か改善されたが、肝心のフリーズ現象が直らない。

そこで試した事。
1:ビデオカードをRADEONに交換
2:M/BのBIOSのバージョンアップ

(※Windows上から簡単に最新版のBIOSに自動アップデート可能。楽になったもんです)
3:IRQやスロットの位置の変更
以上、どれも殆ど変化無し。

改善されたのは、サウンドカードをオフ(デバイスマネージャ上で、”このハードウェアプロファイルで使用不可にするをマークして[OK]を押し、再起動)にした場合、全く異常が発生しませんでした。当然、音は鳴りませんが(^^;

そこで、 Creative CT-5880の最新ドライバをGIGABYTEよりダウンロードし、実行。全く改善されず。結局、内臓サウンド機能(AC97)をBIOSでオフにして殺し、転んでいた、ちょっと古めの安物サウンドカード(Aopen AW200 製造打ち切り)を指すと、全く何事も無かったかのように、正常に動作しました。

もし、同様な症状でお困りの方は、GV-BCTV5を売り飛ばす前に、どれでも良いと言う保障はありませんが、安物の格安サウンドカードなら、1000円以下でザラにありますので、一度お試しになる事をお勧めします。(1000円余計にアップしても、GV-BCTV5は格安で高性能なキャプチャボードだと思います。ハイ)

GV-BCTV5 使用感

 そう言う訳で、インストール(実装)してから、数日が経過した現在のGV-BCTV5の使用感を述べてみます。※上記仕様でのパソコンでの感想ですので、全てのパソコンには当てはまりません

1:意外と高画質録画のコマ落ちはしない。

ソフトウェアMPEGですので、高画質でのMPEG2録画だと、コマ落ちして使えない(冒頭で述べた、Duron機では高画質録画時は、画面すら出ませんでした)と言う事は良く耳にしていましたが、MPEG2 映像:FullD1(720X480) 8Mbps 音声:48Khz(サンプリングレート)でも、殆どコマ落ちせずに使えました。

2:タイムシフトモードで、音声より映像が遅れる

特に、色々”操作”をしながら、使うと、数秒〜数十秒遅れてしまいます。I/Oデータのサポートでは、PCのスペックが低いので、画質を下げると良いとされていますが、多分、自機の場合、サウンドドライバ辺りとの相性が悪いような気がします。(元から、なんだか不安定な安物サウンドカードでしたから(^^;テキトーに買ったサウンドカードです)

3:ウィンドウのスクロールが重い

これは、ビデオカードとの相性かも知れません。他のソフト使用時(ブラウザなど)スクロールが重くなります。RADEON使用時は、もう少し軽かったように思いますし、画面の表示サイズ(領域サイズ)を1600X1200X32bitに設定している事も理由の1つだと思います。(サイズを1024×768程度にすると、症状が現れなくなりました)

5:モード切替時や、録画、再生時に一拍待つ

0.5〜1秒程度の間隔で間が空きますが、馴れてしまえばどうって事は無いですが、クリックした瞬間に動作しないと我慢できない方には、使えないかも知れません。これは相性では無く、GV-BCTV5の仕様の模様です。

4:ともかく便利。

I/OデータのGV-BCTV5の紹介にあるように、TVをパソコンで観るなら、かなり便利です。番組表だけで無く、右サイドメニューに各チャンネルの番組内容がリアルタイムで出ますので、番組表の表示や番組内容を覚えて無くても、簡単にポンポンと切り替えられますし(私はキーボードのファンクションキーで番組を切り替えますが、付属リモコンのほうが遥かに便利です)、マルチチャンネルもいいですね。新聞の番組欄を観る必要も無いです(^^;

GV-BCVTV5 HDDレコーダーとしての活用

 GV-BCTV5をHDDレコーダーとして利用できるかどうか。HDDレコーダーは こちらの激安家電店でも、6万円程度します。その機能がこの格安キャプチャボードで実現できるか。もし、実現できれば、破格の激安HDDレコーダーとしてもパソコンが使える訳ですが・・・ 結論としては、何か作業をしながら、HDD録画をすると、どうしてもコマ落ちが目立ちます。(画質をMPEG2標準画質にすれば何ら問題はありません)この程度の文章作成をしながらの録画ならば、何ら問題無く録画できています。高速Pentium4+相性の良い高速ビデオカードで、OSはWindwosXPと言った環境ならば、高画質MPEG2録画時でも、スカスカ普通にパソコンを使いながら、HDDレコードも可能かも知れませんが、私のパソコンの環境では、高画質HDDレコードをする場合は、テキスト作成程度が関の山と言った感想です(^^; スカパーなどに加入していて、高画質で全くコマ落ち無しで保存したい映像ソースがあるなら、MPEG2チップ内臓のキャプチャカードのほうが良いかも知れません。 

GV-BCTV5 最後に

 GV-BCTV5は、発売後1年半近く経っており、その後もI・OデータからはMPEG2チップ内臓のキャプチャボードも発売されていますが、相変わらず人気の高い格安キャプチャボードだと思います。発売当時は、標準的なパソコンのスペックが悪く、とてもでは無いが、高画質録画が出来ない、MPEG2チップ内臓キャプチャボードで無いと駄目だと言う評価が一般的であったと思いますが、Athlon1700+マシンでも3万円台で買えるほどの、高速PCの激安化によって、ソフトウェアMPEG2のキャプチャボードの使用に耐えうる速いパソコンが普及したように思います。もし、当時の評価記事などを見て、全く使えないと思っていた方は、”そうでも無いんだ”と言う風に感じて頂ければと思います。

 気軽に格安でパソコンでTVを観たい人、録画したい人の為の入門用の格安キャプチャーボードとしては、最適ではないでしょうか。

また、最近は、USB接続で簡単でトラブルも少なく利用できるGV-BCTV/USBも人気が高いようです。チャットや掲示板投稿をしながらTVを観たりって利用も多いようですね。パソコンの液晶モニターが、まだまだ高価な液晶TVとしても使えるって言うのも魅力かもですね。


■備考:WindowsXPでのGV-BCTV5の利用

 冒頭でも述べましたが、上記の環境のパソコンで、OSをWindowsXPに乗せ替えた所、上記のような症状が全く現れなくなりました。

"アスロンPCでのトラブル"、"タイムシフトモードで、音声より映像が遅れる"、"ウィンドウのスクロールが重い"などの症状が一切現れなくなり、GV-BCTV5はカタログスペック通りの性能で、何の差し障りも無く使える模様です。

 WindowsXP環境への移行が難しくない環境で、GV-BCTV5の性能をフルに使いたいのでしたら、ぜひお勧めします。

※本文は、2003/04/07に一部追記されています

I・Oデータ GV-BCTV5/PCI

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