サンプロ 党首討論

2005.09.04

 どのチャンネル回しても、毎日のように党首討論の上に、日曜の朝から、もういい加減うんざりって人もいるんじゃないでしょうか。水掛け論的で堂々巡りで、有権者騙しと言う考えもありますが、各党の立場やイデオロギーが違うので正論が無いからそうなるんですよ。理屈をわかってる有権者ならば、政治家を見抜く事に勤めればいいんですよ。

それができないか、或いはそれも完全に見切ってるのでうんざりしてるかのどちらかでしょう。

しかしながら、ご高齢の年寄りだって、一皮めくれば親父の親父ですから、その兄弟なんかも同居してるような大家族では、頑固親父の集団で、こんな番組の比じゃなくって、一言口でも挟もうものなら、文句がある理屈のわからない女・子供は口を挟むな!出ていけ!って鬼の形相で怒鳴りつけられ、よってたかって、誰も助ける者が無く、折檻すらされかねなかったご時世で育ったような世代な訳ですが、様々な思惑などはあるでしょうが、国家の存亡をかけて献身される政党党首の方々を『ウザイ』などと、素直に口に出して思える世代とは、私は育った環境があまりにも違うのかも知れません。

有権者の義務として日本の明日を担う政治家を真剣に見ると言う事は、多少は、子供として親達の姿を真剣に見ると言う環境があってこそかも知れません。

さて、選挙期間中は特定の政党や代議士の名前を出して、云々言う事も(公職選挙法以前の倫理的問題として)好ましく無いので、全く批判的では無い事を書くにしても、敢えて政党名などは出しませんが、ここ何年かで政治が変わったと思うのは、政治の重要なポストに経済学者、或いは経済に極めて精通していて、実行力のある者がいる事は大きいだろう。で、このサンプロを観てあらためて思った事は、これからは複数の”学者”では無く、実績豊富な”商売人”が多数参加すると、もしかしたら、日本の危機を救えるのかも知れない。少なくとも、商売人のこせがれ(=私)でも、全く人気も無く、誰も見向きもしなかったような、ネット上の(無料)サービスの一部の分野も、人気コンテンツにし、ビジネス分野にまで押し上げる手助けもしている。無から有を生み出し、経済も動かしている。こんな愚人でもその程度の事はやっている。

官の既成概念には無いダイナミックな創出を促す人材は、日本には数多くいる筈だ。

テレビの党首討論とは別に、更に政治家の姿を見極めたいならば、選挙前の国会での発言内容をじっくり見るのも面白いでしょう。TVでは喧々囂々と党首討論をしていますが、各政党はその政策について本当に本気で考えているのか、見えてくるかも知れません。ネットなら、衆議院・参議院のネット動画配信のアーカイブでいつでも見れます。政党CMからもリンクしています。

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