南京大虐殺史実 南京大虐殺の動画・番組資料を見て。

2005.08.29

 無料翻訳のページの新規翻訳関連サイトを探して徘徊していたところ、トップに、”永不忘却”と大きく書かれた、neverforget.sina.com.cn と言うサイトを見つけた。サイト名称通り、南京大虐殺の史実をまとめたサイトだ。なんでも、1日のアクセス数が50万件を超えているらしい。高画質な動画も大量にあり、時間的に殆どゆとりが無いので、少しだけと思って見始めたのだが、無学故に中国語がちんぷんかんぷんでありながら、見入ってしまい、一部飛ばし見ではあるが、気がつけば大半の動画を見ていた。

資料映像を交えた中国人の南京大虐殺生存者の語りや中国の権威ある立場の方々の解説などが大半で構成された中国のTV番組の無料オンライン配信のようだが、一部では日本人も登場する。もちろん日本語なのでそこはわかる。先日もサンプロに出演していた、中国で人気の高い 女優 中野良子が南京大虐殺の写真パネルの説明を受けるシーン。南京大虐殺は事実であったとする秘蔵映像を扱った1991年の日本のMBSの報道番組の説明をするTV番組関係者。南京大虐殺と思われる写真が見つかった話について述べる名古屋大学の教授。南京大虐殺に参加し500名の捕虜を銃殺した戦友を知ると言う元軍人の証言。また、南京大虐殺は無かったとする本を出版した日本人へのインタビューや、南京大虐殺で亡くなられた方々の鎮魂の為に活躍される日本人へのインタビューなどもありました。

私は、歪曲された歴史教科書云々と言われる物で学んだ世代では無く、(確か)南京事件として教わったと記憶していますが、学校外で小さい時に聞いた話や、その当時に見た歴史写真などの資料(南京事件は大した事は無く、多くは日本兵が中国人によって極めて残虐に殺されていた写真です。)などや、大虐殺と言われるようになった経緯なども含めて考察しても、大虐殺というほどの数は疑問ですが、このサイトを見る随分前、子供の頃に昔の南京事件の資料を見た時より、殺戮らしき物はあったと思っていました。朝生の元帝国軍人の証言でも、どなたかが『あった』と述べられていた通りです。(ただ、その心理や原因及び実態について、詳細に調べ、理解する事も必要かも知れません。例えば、理解力がある大人ならば、”電脳日本の歴史研究会”などのサイトにある情報にも目を通しておくべきでしょう。)

さて、私はこのサイトの意義は大きいと感じています。映像では、日本人はこのような戦争を2度と起こさないように思っている姿を映し出し、広島の原爆記念館なども紹介され、トップにはろうそくが灯る事からもわかるように、鎮魂への参加と和平を重視したサイトであるからです。(もしかすれば政治的に利用される可能性は考えられますが、少なくとも、怒りを奮い起こさせるような目的で設置されたサイトには私には見えません。トップページからは、献花やお線香をあげる事もできます。また、歴史あるアジアの大国の中国人として高い志を求めているようにも思えました。)

 正確な数や実態を含めた、本当の歴史の事実と言うのは、中国の民主化が難なく進み、本当の意味で開放され、自由に考えられるようになれば、今後、日中の共同作業の元で明らかになるであろう物を素直に受け入れる土壌ができ、将来的には、当時の世界・アジア情勢や日本へも深い理解が得られるかも知れません。が、しかしながら、今は急速な変革・変化によって生じる国民の諸々のストレスや切迫したエネルギー問題に、日本以上に深刻な高齢化社会などの将来への不安に対する中国の政治的な影響が大きいのだろうと思われます。記憶に新しい反日暴動のような、日中関係に全く好ましく無いほど、行き過ぎた出来事は問題ですが、『正しいのはこれだ』と指し示しても受け入れられる国民性がどの程度あるのかが疑問で、反発が増えるだけで逆効果かも知れません。それよりも、一刻も早く、日本人に対する怒りを諌め、不幸にして亡くなられた中国の方々への鎮魂の気持ちを表し、僅かでも理解しあえる間柄になる事のほうが重要ではないかと思います。

このサイトは、残念ながら、昔の日本人(軍人)が悪役となってはいますが、より高い見地に立てば、アジア最大規模の反戦のサイトとして歓迎できうる面もあるのではないかと思います。また、中国の健全な民主化とアジアの平和の為に、アジアのリード役として、自虐的などではない、成熟した国家に求められる懐の深い器量が、日本に求められているのかも知れません。また、ネット上でも、草の根的に地道な日中の友好関係を築く努力を重ねている方々の存在や、若年層世代では、日本のアニメなどを中心に、親日派も多数いる事を添えておきたいと思います。

無料サイト集 Kooss (run)記

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